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キラー・インサイド・ミー The Killer Inside Me (2010)

1952年に発表された、ジム・トンプスンの傑作ノワール小説内なる殺人者”を基に製作された作品。
人望もある温厚な青年保安官補があることをきっかけに目覚めた殺人願望を実行していく姿を描く、主演ケイシー・アフレックケイト・ハドソンジェシカ・アルバビル・プルマンネッド・ビーティイライアス・コティーズサイモン・ベイカー共演、監督マイケル・ウィンターボトムによる戦慄の犯罪ドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト ■
監督:マイケル・ウィンターボトム

製作総指揮
リリー・ブライト

チャド・バリス
ジョーダン・ガートナー
ランディ・メンデルソーン
フェルナンド・サリシン
製作
アンドリュー・イートン

クリス・ハンレイ
ブラッドフォード・シュレイ
原作:ジム・トンプスン内なる殺人者
脚本:ジョン・カラン

撮影:マルセル・ザイスキンド
編集:マグス・アーノルド
音楽
メリッサ・パーメンター

ジョエル・キャドバリー

出演
ルー・フォード:ケイシー・アフレック

エイミー・スタントン:ケイト・ハドソン
ジョイス・レイクランド:ジェシカ・アルバ
ビリー・ボーイ・ウォーカー:ビル・プルマン
チェスター・コンウェイ:ネッド・ビーティ
ジョー・ロスマン:イライアス・コティーズ
ボブ・マプルズ:トム・バウアー
ハワード・ヘンドリックス:サイモン・ベイカー
たかり屋/旅人/訪問者:ブレント・ブリスコー
ジェフ・プラマー:マシュー・マー
ジョニー・パパス:リアム・エイケン
エルマー・コンウェイ:ジェイ・R・ファーガソン

アメリカ 映画
配給 IFC Films

2000年製作 109分
公開
北米:2010年6月18日
日本:2011年4月16日
製作費 $13,000,000
北米興行収入 $217,280
世界 $3,977,190


ストーリー ■
1950年代、テキサス西部。
人当たりのよい保安官補のルー・フォード(ケイシー・アフレック)は、保安官マプルズ(トム・バウアー)から、娼婦ジョイス(ジェシカ・アルバ)に対する市民から苦情の処理を命ぜられる。
ジョイスの家を訪れ、事務的に事を済ませようとしたルーだったが、罵声を浴びせられて彼女を痛めつけ、その後、2人は愛し合ってしまう。
ジョイスの虜になってしまったルーは、翌日から彼女の家に通い続けながら、恋人エイミー(ケイト・ハドソン)との交際も順調だった。
そんな時ジョイスは、自分に付きまとう、町の有力者チェスター(ネッド・ビーティ)の息子、エルマー(ジェイ・R・ファーガソン)を騙す計画をルーに話す。
ルーを呼び出したチェスターは、エルマーがジョイスに会わないよう、手切れ金の1万ドルを彼に渡し、この件を解決させようとする。
しかし、エルマーとは同級生でもあるルーは、彼がジョイスと駆け落ちする気があることを知り、ある計画を実行しようとする・・・。


解説 評価 感想 ■
今でこそ、ノワール小説の巨匠と言われるようになったジム・トンプスンだが、その名が知られるようになったのは、比較的最近だというのが興味深い。

温厚で平凡な青年に隠された体験が、あることがきっかけで、殺人鬼に変貌させるという、人間の持つ恐ろしい一面を、見事に描写したマイケル・ウィンターボトムの演出も注目だ。

北米では公開されたとは言えない、最高でわずか14館での上映に終わった。
内容的に刺激が強過ぎたせいか、魅力的なキャスティングにも拘らず、その後も拡大公開はされなかった。

製作費 $13,000,000
北米興行収入 $217,280
0世界 $3,977,190

好青年から一転、得体の知れない不気味な男に変貌する保安官補ケイシー・アフレック、その恋人で、いつもとはイメージの違う、体を張った演技のケイト・ハドソン、お馴染みであるラジー賞を受賞してしまった娼婦役ジェシカ・アルバ、ラスト10分でようやく登場する風変わりな弁護士のビル・プルマン、町の有力者ネッド・ビーティ、彼と対立する労働組合長役イライアス・コティーズ、保安官トム・バウアー、郡検事サイモン・ベイカー、主人公に侮辱され、後に脅迫する男ブレント・ブリスコー、保安官補マシュー・マー、容疑者となる不良少年リアム・エイケン、主人公に殺される有力者の息子役ジェイ・R・ファーガソンなどが共演している。


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