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ホビット 竜に奪われた王国 The Hobbit: The Desolation of Smaug (2013)

1937年に発表された、J・R・R・トールキンの3部作からなる”ホビットの冒険”を基に製作された作品。
ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの物語から60年前に戻った3部作の第2作。
ドワーフの滅びた王国を奪還する旅に出たホビットや魔法使いの冒険と戦いを描く、製作、監督、脚本ピーター・ジャクソン、脚本ギレルモ・デル・トロ、主演マーティン・フリーマンイアン・マッケランリチャード・アーミティッジオーランド・ブルームエヴァンジェリン・リリールーク・エヴァンズ他共演のファンタジー・アドベンチャー・ドラマの大作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ファンタジー

ベネディクト・カンバーバッチ / Benedict Cumberbatch 作品一覧


スタッフ キャスト
監督:ピーター・ジャクソン

製作
ピーター・ジャクソン
キャロリン・カニンガム
ゼイン・ワイナー
フラン・ウォルシュ
製作総指揮
アラン・ホルン
トビー・エメリッヒ
ケン・カミンズ
キャロリン・ブラックウッド
原作:J・R・R・トールキンホビットの冒険
脚本
ピーター・ジャクソン
フラン・ウォルシュ
フィリッパ・ボウエン
ギレルモ・デル・トロ
撮影:アンドリュー・レスニー
編集:ジャベス・オルセン
音楽:ハワード・ショア

出演
ビルボ・バギンズ:マーティン・フリーマン
ガンダルフ:イアン・マッケラン
トーリン・オーケンシールド:リチャード・アーミティッジ
スマウグ:ベネディクト・カンバーバッチ
ドル・グルドゥアのネクロマンサー:ベネディクト・カンバーバッチ
レゴラス:オーランド・ブルーム
タウリエル:エヴァンジェリン・リリー
バルド:ルーク・エヴァンズ
スランドゥイル:リー・ペイス
湖の町の統領:スティーヴン・フライ
ドワーリン:グレアム・マクタヴィッシュ
バーリン:ケン・ストット
キーリ:エイダン・ターナー
フィーリ:ディーン・オゴーマン
ドーリ:マーク・ハドロウ
ノーリ:ジェド・ブロフィー
オーリ:アダム・ブラウン
オイン:ジョン・カレン
グローイン:ピーター・ハンブルトン
ビフール:ウィリアム・キルシャー
ボフール:ジェームズ・ネスビット
ボンブール:スティーヴン・ハンター
ガラドリエル:ケイト・ブランシェット
ビヨルン:ミカエル・パーシュブラント
ラダガスト:シルヴェスター・マッコイ
ガリオン:クレイグ・ホール
アルフリド:ライアン・ゲイジ
バイン:ジョン・ベル
ブラガ:マーク・ミッチンソン
アゾグ:マヌー・ベネット
ボルグ:ローレンス・マコール
ナルザグ:ベンジャミン・ミッチェル
スライン:アントニー・シャー

アメリカ/ニュージーランド 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2013年製作 161分(特別編186分)
公開
ニュージーランド:2013年12月12日
北米:2013年12月13日
日本:2014年2月28日
製作費 $225,000,000
北米興行収入 $258,366,860
世界 $958,366,855


アカデミー賞
第86回アカデミー賞

・ノミネート
音響編集・録音・視覚効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
ブリー村、シャイア/ホビット庄の境。
”ダンシング・ポニー”で食事をしていたドワーフのトーリン・オーケンシールド(リチャード・アーミティッジ)は、怪しげな男達を警戒する。

そこに現れた魔法使いガンダルフ(イアン・マッケラン)は、この場にいる理由をトーリンに尋ねる。

消息を絶った父王スライン(アントニー・シャー)がいた噂を聞いたものの確認できなかったと答えるトーリンは、尚も生きていることを信じていた。

スレインに会っていたガンダルフは、”エレボール/はなれ山”に兵を進め、スマウグ/大竜を倒してその場を取り戻すようにと言われたことをトーリンに伝える。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想

参考:
・「ロード・オブ・ザ・リング」旅の仲間(2001)
・「ロード・オブ・ザ・リング/二つの塔」(2002)
・「ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還」(2003)

・「ホビット 思いがけない冒険」(2012)
・「ホビット 竜に奪われた王国」(2013)
・「ホビット 決戦のゆくえ」(2014)

*(簡略ストー リー)
ドワーフの滅びた王国を奪還するため、ホビットのビルボ・バギンズは、魔法使いのガンダルフや王の後継者であるトーリンら13人のドワーフと共に”エレボール/はなれ山”を目指す。
ガンダルフと別れ闇の森に入ったビルボらは、クモに襲われるものの、エルフのレゴラスとタウリエルに救われる。
エルフの王スランドゥイルから、自分達の財宝を取り戻すよう言われたトーリンはそれを拒み、その場から脱出して、オークに追われながら湖に向かう。
その後、湖の町湖の町の住人バルドに出会ったトーリンらは、彼に報酬を払い湖を渡り、スマウグ/大竜に奪われたエレボールを目指すのだが・・・。
__________

ひ弱なホビットビルボ・バギンズが、かつて栄えたドワーフの王国を奪ったスマウグ/大竜から奪還しようとする旅を描くという、壮大な物語の第二作。

ロード・オブ・ザ・リング」シリーズの登場人物が活躍する物語ではあるが、その60年前の物語ということもあり、前者と微妙に雰囲気を変えているところに注目したい。

戦いの迫力やスケールも前シリーズとは比較にならないほど小ぢんまりしている感じだが、トリック的なアクションや映像の繊細さなどを重視している。

第86回アカデミー賞では、音響編集、録音、視覚効果賞にノミネートされた。

製作費は2億2500万ドルと大幅に増え、北米興行収入は約2億5800万ドル、全世界では約9億5800万ドルの大ヒットとなったが、前作を下回る結果となった。
*「ホビット 思いがけない冒険」(2012)
製作費 $180,000,000

北米興行収入 $303,003,568
世界 $1,017,003,568

王国奪還の鍵を握るホビットのビルボ・バギンズを、目立ち過ぎずにサポート的な役柄として演ずるマーティン・フリーマン、彼らの協力する魔法使いガンダルフのイアン・マッケラン、ドワーフの王族の末裔であるリチャード・アーミティッジ、スマウグとネクロマンサー(声)のベネディクト・カンバーバッチ、エルフの王子オーランド・ブルーム、その部下を凛々しく演ずるエヴァンジェリン・リリー、エルフの王リー・ペイス、湖の住人であり、デイルの領主ギリオンの子孫ルーク・エヴァンズ、湖の町の統領スティーヴン・フライ、ドワーフの仲間達グレアム・マクタヴィッシュケン・ストットエイダン・ターナーアダム・ブラウンマーク・ハドロウディーン・オゴーマンジェド・ブロフィーピーター・ハンブルトンジョン・カレンウィリアム・キルシャージェームズ・ネスビットスティーヴン・ハンター、エルフのケイト・ブランシェット、巨大グマに姿を変えられる獣人ミカエル・パーシュブラント、魔法使いシルヴェスター・マッコイ、エルフの王の給仕頭クレイグ・ホール、湖の町の統領の補佐兼使用人ライアン・ゲイジ、バルド(ルーク・エヴァンズ)の息子ジョン・ベル、湖の町の統領の部下マーク・ミッチンソン、オークの首領マヌー・ベネット、その息子ローレンス・マコール、エルフに捕えられたオークのベンジャミン・ミッチェル、エレボールの王アントニー・シャーなどが共演している。


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