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蜘蛛の巣を払う女 The Girl in the Spider’s Web (2018)

2015年に発表された、ダヴィド・ラーゲルクランツの小説”The Girl in the Spider’s Web”を基に製作された作品。
スティーグ・ラーソンによる”ミレニアム”シリーズであり、デヴィッド・フィンチャーの「ドラゴン・タトゥーの女」(2011)のソフトリブート/続編。
悪に制裁を加えるハッカーと幼いころに別れ犯罪組織を率いる妹との対決を描く、監督フェデ・アルバレス、主演クレア・フォイスヴェリル・グドナソンラキース・スタンフィールドシルヴィア・フークススティーヴン・マーチャント他共演のサスペンス。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:フェデ・アルバレス
製作
スコット・ルーディン
オーレ・ソンドベルイ
ソーレン・スタルモス
ベルナ・レヴィン
エイミー・パスカル
エリザベス・カンティロン
イーライ・ブッシュ
製作総指揮
ロバート・J・ドーマン
リーネ・ヴィンテル・スクイユム・フンク
ヨハンネス・イェンセン
アンニ・ファウルビー・フェルナンデス
デヴィッド・フィンチャー
原作
ダヴィド・ラーゲルクランツThe Girl in the Spider’s Web
スティーグ・ラーソン(キャラクター)
脚本
ジェイ・バス
フェデ・アルバレス
スティーヴン・ナイト
撮影:ペドロ・ルケ・ブリオッツォ
編集:タティアナ・S・リーゲル
音楽:ロケ・バニョス

出演
リスベット・サランデル:クレア・フォイ
リスベット・サランデル(少女期):ボー・ガズドン
ミカエル・ブルムクヴィスト:スヴェリル・グドナソン
エドウィン・ニーダム:ラキース・スタンフィールド
カミラ・サランデル:シルヴィア・フークス
カミラ・サランデル(少女期):カルロッタ・フォン・ファルケンハイン
フランス・バルデル:スティーヴン・マーチャント
エリカ・ベルジェ:ヴィッキー・クリープス
ヤン・ホルツェル:クレス・バング
アウグスト・バルデル:クリストファー・コンベリー
ガブリエラ・グラーネ:シヌーヴ・マコディ・ルンド
プレイグ:キャメロン・ブリットン
ソフィア:アンドレア・ペジック
アレクサンダー・ザラチェンコ:ミカエル・パーシュブラント
ピーター・アールグレン:フォルカー・ブルッフ

アメリカ/スウェーデン/イギリス/カナダ/ドイツ 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2018年製作 117分
公開
イギリス:2018年11月21日
北米:2018年11月9日
日本:2019年1月11日
製作費 $43,000,000
北米興行収入 $14,841,340
世界 $35,164,900


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
スウェーデン
チェスをしていたリスベット・サランデル(ボー・ガズドン)と妹のカミラ(カルロッタ・フォン・ファルケンハイン)は、ロシアの犯罪組織のボスである父アレクサンダー・ザラチェンコ(ミカエル・パーシュブラント)に呼ばれる。

カミラを呼び寄せ、虐待のための窒息装置を使おうとしたザラチェンコを警戒するリスベットは、カミラを連れてその場から逃げる。

部屋から出ようとしたリスベットは飛び降りるしかなく、逃げようとしないカミラを置いて落下し、雪の崖を滑り降りて走り去る。
__________

スウェーデンストックホルム
女を傷つける男に制裁を加える自警行為を続けるハッカーのリスベット(クレア・フォイ)は、娼婦2人に暴行した会社経営者ピーター・アールグレン(フォルカー・ブルッフ)のアパートに侵入し、妻リンダにも暴行を加えた彼を拘束して逆さ吊りにする。
...全てを見る(結末あり)

アールグレンの口座にアクセスしたリスベットは、預金の20%を被害者2人に、残りを妻リンダに送金しようとする。

アールグレンに殴られたリンダは、リスベットに口座番号を教えて、子供と共に逃げるよう指示される。

リスベットは、長年、会社に融資してくれている、チェンの妻との浮気現場の映像をアールグレンに見せて、リンダの身に何かあれば映像を送ると言って脅し、スタンガンで痛めつける。

雑誌”ミレニアム”の記者ミカエル・ブルムクヴィスト(スヴェリル・グドナソン)は、既婚者である編集長のエリカ・ベルジェ(ヴィッキー・クリープス)と付き合っていた。

恋人のソフィア(アンドレア・ペジック)と一夜を過ごしたリスベットは、カミラの写真を手にした彼女に、妹は3年前に自殺したことを伝える。

コンピューターのエキスパートである仲間のプレイグ(キャメロン・ブリットン)からの電話を受けたリスベットは、仕事の依頼があることを知り、内容をメールで送らせる。

カミラと父は異常者で、2人が死んで嬉しいとソフィアに伝えたリスベットは、仕事をすると言って彼女に帰ってもらう。

リスベットは、プレイグから届いたメールを確認する。

暗号考案者であるフランス・バルデル(スティーヴン・マーチャント)は、アメリカの”NSA/国家安全保障局”の核防衛システム分析に従事し、世界の核暗号にアクセスできるソフトウェア”ファイアフォール”を開発したものの、契約を解除された。

バルデルに会ったリスベットは、ファイアフォールを回収することを依頼される。

2人の会話の様子は何者かに監視されていた。

ワシントンD.C.NSA
セキュリティ担当エドウィン・ニーダム(ラキース・スタンフィールド)は、不明なログインに気づき、既にファイルが移動中だということを知る。

焦ったニーダムは、ファイルの移動が完了してしまったため、アクセスした場所を調べ、ストックホルムであることを確認する。

入手したファイアフォールのロックを解除できないリスベットは、侵入者に襲われ、部屋を爆破される。

リスベットは、炎から逃れるために浴槽に飛び込む。

バルデルは、息子のアウグスト(クリストファー・コンベリー)と共に待ち合わせ場所でリスベットを待つが、彼女が現れないために焦る。

難を逃れたリスベットは、監視カメラに映っていたマスクを被った男を調べるものの、該当者は見つからず、警察が駆け付けたために、その場からバイクで走り去り追跡を逃れる。

スウェーデン公安警察本部。
バルデルはリスベットがファイアフォールを持ち去ったと考え、副局長ガブリエラ・グラーネ(シヌーヴ・マコディ・ルンド)にその件を話し、リスベットを信用したことを後悔する。

向かいのビルのエレベーターにいる元恋人のリスベットに気づいたブルムクヴィストは、彼女が隠してあった携帯電話を見つける。

ブルムクヴィストに奪われたファイアフォールのことを話したリスベットは、それを取り戻すために、侵入者を捜すための協力を求める。

現地に到着したニーダムは、グラーネの元に連行され、警戒する彼女に休暇で来たことを伝える。

行動を監視すると言われて解放されたニーダムは、銃を携帯する。

プレイグの元に向かったリスベットは、ペットのトカゲを彼に預け、機材を借りようとする。

背中の傷の手当てをしたリスベットは、バルデルが公安警察と接触したことをプレイグから知らされる。

自分がファイルを奪ったと思っていると言われたリスベットは、バルデルは安全な場所にいるはずだと考える。

爆破されたリスベットのアパートに侵入したニーダムは、手がかりを見つけようとする。

バルデルを監視する部屋を借りたリスベットは、アパートの監視カメラに映る男(ニーダム)を携帯電話で確認する。

プレイグからの連絡でバルデルの居場所を知ったリスベットは、その場に向かい、窓の外を眺めていたアウグストに気づき、父には内緒にするようにと合図する。

母親の元に戻りたいとバルデルに伝えたアウグストは、すべて終わったらサンフランシスコに戻り一緒に暮らせると言われて納得する。

バーでブルムクヴィストに会ったグラーネは、リスベットではなく侵入者の男を追えと言われ、写真を見せられる。

アメリカに対するサイバー攻撃を行ったリスベットだけを責めるなと言うブルムクヴィストは、グラーネが、男も含めて捜査するつもりだということを確認する。

ブルムクヴィストは、グラスの底で拡大された写真の男の蜘蛛のタトゥーに気づき、その件を調べる。

同じタトゥーをするストリート・カジノの店員ミロシュに会ったブルムクヴィストは、タトゥーの男は危険で悪質な組織の人間だということを知る。

ミロシュは、メイクで隠していた、組織の者にそぎ落とされた鼻と口の傷をブルムクヴィストに見せる。

その組織”スパイダーズ”の恐ろしさと、男が”毒殺者”と言われていることを知ったブルムクヴィストは、顔を守りたければ探るのはやめろと、ミロシュに警告される。

アパートに戻ったブルムクヴィストは、スパイダーズの名前をリスベットにメールで知らせる。

エリカと過ごしていたブルムクヴィストは、今回はリスベットと関係しているのか彼女に訊かれる。

ブルムクヴィストに電話をしたリスベットは、スパイダーズは知らないと伝えて、危険な組織だと話す彼が、エリカと一緒にいることをウェブカメラで確認する。

クラブでソフィアと話したニーダムは、リスベットと連絡がとれる携帯電話を手に入れる。

それを使いリスベットの居場所を突き止めたニーダムだったが、気づいていた彼女に別の場所に誘導されてしまう。

ブルムクヴィストは、帰ろうとするエリカから、男の写真に書かれている文字はロシア語で”毒殺者”だと言われ、かつて自分が書いたリスベットの記事の内容をチェックし、彼女の父ザラチェンコがロシアの犯罪組織の黒幕だったことを確認する。

ブルムクヴィストは、ザラチェンコと写る男ヤン・ホルツェル(クレス・バング)が、リスベットを襲った男だと確信する。

バルデルの監視をする局員が殺されたことを知ったリスベットは、彼の部屋に向かう。

ホルツェルに襲われたリスベットは、格闘になり抵抗するものの、薬物を打たれて動けなくなる。

リスベットに銃を握らせたホルツェルはバルデルを射殺し、アウグストを連れ去る。

バルデルが服用していた”アンフェタミン”を砕き吸い込んだリスベットは、何とか動けるようになり、公安局員の車に向かう。

撮影してあったホルツェルの車のナンバーを確認したリスベットは、それを追跡する。

リスベットは、ホルツェルの車のヘッドレストモニターにアクセスし、アウグストにシートベルトをするよう指示し、エアバッグを作動させて昇開橋の上で急停車させる。

助手席で死んでいる局員の銃を奪ったリスベットは、アウグストを救い出して車に乗せて移動し、ホルツェルらに銃撃されながら、彼らのいる部分を上昇させる。

リズベットは、こちらを見つめる赤いコートの女がカミラ(シルヴィア・フークス)だと気づく。

駐車場で車を奪ったリスベットは、山中の隠れ家に向かい、母の元に戻りたいと言うアウグストから、ファイアフォールのアクセス暗号を聞き出そうとする。

ザラチェンコと自殺した娘のことを調べていたブルムクヴィストは、バルデルを殺し息子を誘拐した容疑者がリスベットだというニュースを見る。

そこに、リスベットから居場所を知らせる連絡が入る。

バルデルの隠れ家の付近に設置していたカメラを確認したニーダムは、グラーネに見つかり逮捕され、帰国させられることになる。

到着したブルムクヴィストを紹介されたアウグストは、リスベットに暗号の数字を教える。

ブルムクヴィストは、バルデルを殺したホルツェルがザラチェンコの手下で、すべてがカミラに行きつく調査から、彼女が組織スパイダーズを受け継いだことをリスベットに伝える。

ブルムクヴィスに傷の手当てを手伝ってもらったリスベットは、ファイアフォールの起動に必要なアウグストを国外に連れ出し、カミラから遠ざける必要があることを伝える。

リスベットは、サンフランシスコにいる母親の元にアウグストを安全に向かわせることができるのはニーダムだと考える。

ストックホルム・アーランダ空港

忘れもののスーツケースの中に入れてあった携帯電話で、監視制御システムをハッキングしたリスベットは、わざと顔認証させて警備を混乱させる。

リスベットは、強制送還されるニーダムが拘束されていた場所のロックを解除し彼を逃がす。

隠されたいた携帯電話を見つけてリスベットと話したニーダムは、アウグストを安全にアメリカに送り返すように指示され、ファイアフォールはバルデルが破壊することを望んでいた言う彼女の指示に従うしかなかった。

リスベットを警備員から救ったニーダムは、迎えに来たプレイグのワゴンに乗りその場から逃れる。

寂しい思いをするアウグストは、バルデルの携帯電話からの着信に気づき、それに出たために居場所を知られてしまう。

隠れ家に戻ったリスベットは、その場にカミラがいることに気づき、ブルムクヴィスが痛めつけらえていることも知る。

リスベットとブルムクヴィスは、隙を見てその場から脱出するものの、アウグストは連れ去られる。

ブルムクヴィスと共にプレイグの元に向かったリスベットは、発信機を持たせていたアウグストが、幼少期にカミラと共に暮らした自分の家に連れて行かれると考える。

グラーネの元に向かったブルムクヴィストは、スパイダーのことなどを話し、彼女らに同行する。

プレイグのバンで現地に着き、単独で家に向かったリスベットは、地下の洞窟から建物に侵入する。

監視の男をスタンガンで痛めつけたリスベットは、山中で待機するプレイグに家のシステムの信号を送る。

スパイダーズにバルデルの居場所がバレた理由を考えるブルムクヴィストは、グラーネとバーで会った際に、彼女の後に店を出た女がカミラだったことに気づく。

スパイダーズと組んでいたグラーネは、個人が核兵器のシステムにアクセスできるプログラムを、アメリカに渡すわけにはいかないとブルムクヴィストに伝える。

プレイグに指示されアウグストを捜すリスベットは、噴出したガスを吸い込み襲われる。

男を叩きのめしマスクを奪ったリスベットは、別の男たちに襲われて拘束される。

リスベットは、アウグストにプログラムを起動させるようカミラに指示され、ホルツェルは、ブルムクヴィストに投与する薬物のことを知らせて彼女を脅す。

リスベットはそれに従い、アウグストは数字を教えて、ファイアフォールは起動する。

カミラはスタンガンでリスベットを気絶させ、直ちに送金すると言うグラーネを殺す。

自分を残して飛び降り逃げたことをリスベットに話すカミラは、16年間、父の拷問や性的虐待に耐えたと言って彼女を恨む。

建物の構造のデータを完璧に入手したプレイグは、狙撃準備をしていたニーダムに敵がいる正確な位置を知らせる。

ニーダムは、銃弾”50BMG”を使い、スナイパー・ライフルでカミラの手下を次々と射殺する。

何とか拘束を逃れたリスベットは、ホルツェルに薬物を打つ。

ブルムクヴィストは、アウグストを見つけて救い出そうとする。

視力を失ったホルツェルは、その場から逃げる。

ブルムクヴィストとアウグストが無事だと知ったリスベットは、プレイグの指示で車で逃走するカミラを追う。

カミラが乗る車は、街道に立っていたホルツェルを轢いて事故を起こす。

リスベットは、車にカミラがいないことを確認して、森に向かう彼女を追う。

傷ついたカミラを崖に追い詰めたリスベットは、あの日の自分を恨むのは筋違いだと伝える。

1日だけでなかったと言うカミラは、悪を正し、女を傷つける男を罰する者だったはずだとリスベットに伝えて、自分を助けに来なった理由を尋ねる。

動揺しながら自分は戻れなかったと答えたリスベットは、あなたが父を選んだとカミラに伝える。

大量出血するカミラは、その場にパソコンを投げ捨て、崖から飛び降りる。

ブルムクヴィストとアウグストは、駆け付けた警官に保護される。

崖に放置されていたパソコンをチェックしたニーダムは、データを消去したリスベットが残した、”バルデルが望んだことだ”というメッセージを確認する。

その後、ブルムクヴィストは、”The Girl in the Spider’s Web”というタイトルで、リスベットは無実だという内容の記事を書く。

リスベットは、サンフランシスコから迎えに来た母親と抱き合うアウグストの姿を見つめる。

ブルムクヴィストは、記事の文字を消去してしまう。

家に戻ったリスベットは、その場に火を放ち破壊しバイクで走り去る。


解説 評価 感想

参考:
・「ドラゴン・タトゥーの女」(2011)
・「蜘蛛の巣を払う女」(2018)

*(簡略ストーリー)
スウェーデンストックホルム
悪に制裁を加えていたハッカーのリスベット・サランデルは、アメリカの”NSA/国家安全保障局”で、世界の核暗号にアクセスできるソフトウェア”ファイアフォール”を開発したバルデルから仕事を依頼される。
NSAに契約を解除されたバルデルから、ファイアフォールの回収を依頼されたリスベットは、難なくハッキングしてプログラムを入手するものの、ロックを解除できなかった。
何者かに襲われたリスベットはプログラムを奪われてしまい、バルデルは彼女に裏切られたと思う。
リスベットは、元恋人である雑誌”ミレニアム”の記者ブルムクヴィストに協力を求め、アパートに侵入した男を追うのだが・・・。
__________

ミレニアム”シリーズであり、デヴィッド・フィンチャーの「ドラゴン・タトゥーの女」(2011)のソフトリブート/続編。

悪に制裁を加えるハッカーと、幼いころに別れ犯罪組織を率いる妹との対決を描くサスペンス。

前作が、デヴィッド・フィンチャーの演出による、ダニエル・クレイグルーニー・マーラ他、豪華競演の超大作ということで注目された作品だったために、全体的に小ぢんまりした雰囲気に感じてしまう。

ロケの多くはドイツで行われ、激寒のストックホルムでの撮影は緊張感を漂わせる。

ストイックな主人公リスベット・サランデルを熱演した、クレア・フォイの演技は称賛されるものの、作品自体の評価は低く、前作の興行的な成功にも遠く及ばない結果に終わった。
製作費 $43,000,000
北米興行収入 $14,841,340
世界 $35,164,900
・「ドラゴン・タトゥーの女
製作費 $90,000,000
北米興行収入 $102,515,790
世界 $232,617,400

リスベット・サランデルの少女期ボー・ガズドン、彼女の元恋人で、事件に協力するミレニアムの記者ミカエル・ブルムクヴィストのスヴェリル・グドナソン、ファイアフォールを取り戻そうとするNSA局員ラキース・スタンフィールド、リスベットを恨み対決する妹ミカエル役シルヴィア・フークス、その少女期カルロッタ・フォン・ファルケンハイン、ファイアフォールの開発者スティーヴン・マーチャント、その息子で、プログラムのロックを解除できるクリストファー・コンベリー、ミレニアムの編集長でブルムクヴィストと関係するヴィッキー・クリープス、犯罪組織の一員であるカミラの部下クレス・バングスウェーデン公安警察の副局長シヌーヴ・マコディ・ルンド、リスベットに協力するハッカーのキャメロン・ブリットン、リスベットの恋人アンドレア・ペジック、リスベットとカミラの幼少期に拷問、性的虐待を加える父親で、犯罪組織を率いるアレクサンダー・ザラチェンコのミカエル・パーシュブラント、リスベットの制裁の標的フォルカー・ブルッフなどが共演している。


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