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誤った証言で終身刑となった男の苦悩を描く、監督ルイス・セイラー、主演ハンフリー・ボガート、アイリーン・マニング他共演のフィルム・ノワール。 |
・ハンフリー・ボガート / Humphrey Bogart / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督：ルイス・セイラー
製作：ウォルター・マクイーウェン
脚本
バートラム・ミルハウザー
アベム・フィンケル
ダニエル・フックス
撮影：シド・ヒコックス
編集：ジャック・キリファー
音楽：アドルフ・ドイチュ
出演
ジョセフ”デューク”バーン：ハンフリー・ボガート
ローナ・フレミング：アイリーン・マニング
ジョージ・アンダーソン：リチャード・トラヴィス
ルース・カーター：スーザン・ピーターズ
マーティン・T・フレミング：スタンリー・リッジス
ジョージ・ブース刑務所長：マイナー・ワトソン
フランク”ダンサー”スミス：チック・チャンドラー
フレンチー：ジョー・ダウニング
サンダー：ハワード・ダ・シルヴァ
クイント：マレイ・アルパー
キャット：ケン・クリスティ
フェイ：ローランド・ドリュー
ティム：ジョン・リッジリー
トゥーイ検事：ジョー・キング
判事：ジョン・ハミルトン
ブース夫人：ヴァージニア・ブリサック
サルト：ウィリアム・エドマンズ
ミッグス夫人：ヴァージニア・セール
ラスティ：ウォレス・スコット
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1942年製作 82分
公開
北米：1942年6月13日
日本：未公開
製作費 $417,000
■ ストーリー ■
刑務所の病棟で死にかけているジョセフ”デューク”バーン（ハンフリー・ボガート）は、面会に来た悪党仲間のジョージ・アンダーソン（リチャード・トラヴィス）と恋人ルース・カーター（スーザン・ピーターズ）と話をする。
ジョージとルースに感謝されたデュークは、結婚して幸せに暮らすようにと伝えて、3度服役して出所し、次は終身刑だろうと思いながら過ごしていた日々を振り返る。
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デュークは、出所して堅気になることも考えるが、ギャングを裏で操る弁護士マーティン・T・フレミング（スタンリー・リッジス）の使いで現れたサンダー（ハワード・ダ・シルヴァ）とフレンチー（ジョー・ダウニング）から、ある仕事に誘われる。
それを断ったデュークだったが、気が変わりフレミングのオフィスに向かう。
デュークは、その場に、かつての恋人ローナ（アイリーン・マニング）がいたために驚く。
ローナがフレミングの妻だと知ったデュークは、サンダーから聞いた話をして、フレミングが15万ドルの取り分を要求する仕事があることを知る。
デュークは、フレミングと結婚したローナを非難してその場を去る。
その後デュークは、サンダーらと共に、現金輸送車を襲う計画を考える。
アパートに戻ったデュークは、訪ねて来たローナから、5年以上も一人で暮らし、生活に困り仕方なくフレミングと結婚したという話を聞く。
ローナが苦労したことを知ったデュークは、彼女の気持ちを理解する。
デュークは強盗計画を実行しようとするが、それをやめさせようとするローナに銃を向けられる。
サンダーらはデューク抜きで現金輸送車を襲うものの、警官が駆け付けて失敗に終わる。
事件の目撃者ミッグス夫人（ヴァージニア・セール）は警察で証言を求められ、混乱していたために、デュークを犯人と特定してしまう。
翌日の新聞報道でそれを知ったデュークは、ローナに電話をして、フレミングに会い無実を証明しようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
サイレント時代から活躍したルイス・セイラーが監督し、主演はハンフリー・ボガート、アイリーン・マニングなどが共演した作品。
誤った証言で終身刑となった男の苦悩を描くフィルム・ノワール。
前年公開のワーナー・ブラザーズによる「ハイ・シエラ」（1941）の成功により、ハンフリー・ボガート主演で製作されたと言われている作品。
主演のハンフリー・ボガートは、誤った証言により4度服役し、罪をかぶせた悪党に復讐しようとする男を熱演している。
主人公に協力する元恋人アイリーン・マニング、主人公の仲間リチャード・トラヴィス、その恋人スーザン・ピーターズ、主人公に強盗計画を実行させる悪党である弁護士スタンリー・リッジス、刑務所長のマイナー・ワトソン、主人公と脱獄する囚人のチック・チャンドラー、囚人のマレイ・アルパー、ケン・クリスティ、主人公を強盗に誘うギャングのジョー・ダウニングとハワード・ダ・シルヴァ、ギャングのローランド・ドリュー、ジョン・リッジリー、検事のジョー・キング、判事のジョン・ハミルトン、刑務所長の妻ヴァージニア・ブリサック、食堂の主人ウィリアム・エドマンズ、犯人の目撃者ヴァージニア・セールなどが共演している。
