連続殺人を犯しながら捜査線上に浮かばない犯人を追うFBI捜査官の苦悩と必死の捜査を描く、製作トム・クルーズ、主演アーロン・エッカート、ベン・キングズレー、キャリー=アン・モス、監督E・エリアス・マーヒッジによるサスペンス・スリラー。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:E・エリアス・マーヒッジ
製作
ゲイ・ヒルシュ
E・エリアス・マーヒッジ
ポーラ・ワグナー
トム・クルーズ
製作総指揮
モリッツ・ボーマン
ガイ・イースト
ゲイリー・ルチェッシ
トム・ローゼンバーグ他
原案:ザック・ペン
脚本
ザック・ペン
ビリー・レイ
撮影:マイケル・チャップマン
編集
ジョン・ギルロイ
ロバート・K・ランバート
音楽:クリント・マンセル
出演
トム・マッケルウェイ:アーロン・エッカート
ベンジャミン・オライアン:ベン・キングズレー
フラン・クーロック:キャリー=アン・モス
リッチ・チャールトン:ハリー・レニックス
ハロルド・スペック:ケヴィン・チャンバーリン
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
2004年製作 99分
公開
北米:2004年8月27日
日本:2005年2月11日
製作費 $27,000,000
北米興行収入 $8,725,810
世界 $11,416,080
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
あるダイナーで食事をしていたセールスマンのハロルド・スペック(ケヴィン・チャンバーリン)は、突然、現れて目の前に座った男(ベン・キングズレー)に話しかけられる。
男から、何枚かのおぞましい絵を見せられたハロルドは、動揺しながら店を出る。
その後ハロルドは、車内に男がいることに気づき、車を止めるよう指示され襲われる。
ニューメキシコ州、アルバカーキ、連邦ビル。
FBI捜査官のトム・マッケルウェイ(アーロン・エッカート)は、連続殺人犯スターキーの不当逮捕で左遷され、ダラスからこの地に赴任してきた。
行方不明者などのFAXを受け取ったマッケルウェイは、上司リッチ・チャールトン(ハリー・レニックス)と共に州境で起きた事件現場に向かう。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ニューメキシコ州、アルバカーキ。
FBI捜査官トム・マッケルウェイは、連続殺人犯の不当逮捕で左遷され、この地に赴任する。
早速起きた殺人現場を調べたマッケルウェイは、円に斜線が描かれた絵が残され、被害者が瞼を切り落とされていることを知る。
元同僚で、かつて恋愛関係にあった捜査官のクーロックが捜査に加わり、マッケルウェイは、次に殺された教師にも円と斜線が残されていたことを知る。
被害者の車の持ち主の経営する精神施設を調べたマッケルウェイは、FBI捜査官だというオライアンの部屋を調べ、彼が自分を調べていることを知る。
次に起きた事件は、自分が左遷される原因となった殺人犯の殺害であった。
マッケルウェイは、不気味なスケッチと行方不明者のFAXを受け取りながら、被害者を調べ、驚くべき共通点を見つけるのだが・・・。
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捜査線上に浮かばない殺人犯を追う捜査官と、単なる殺人鬼ではない、ある国家計画に参加した異常者とも言える男、両者の苦悩や葛藤を描く異色のサスペンス。
それを演ずる人気スターのアーロン・エッカートと実力派のベン・キングズレーの演技は注目で、立場の違う二人の共通点などもあり、終盤は一つの事件解決に向かい協力する形となる、思わぬ展開となる。
二人の演技は見応えあり飽きることはないのだが、猟奇殺人事件を扱う作品は多くあるために、その事件自体にそれほど新鮮味はなく、物語は淡々と進行していく。
魅力的なキャストなのだが、それほどの盛り上がりもない作品は興行的には不調であり評価もよくなかった。
自分に挑戦するような怪事件を捜査する、FBI捜査官を熱演するアーロン・エッカート、演技派らしくドラマを引き締める好演を見せる、殺人犯を遠隔透視で追い詰めるベン・キングズレー、主人公をサポートする同僚キャリー=アン・モス、主人公の上司ハリー・レニックス、殺人犯でもあった被害者ケヴィン・チャンバーリンなどが共演している。