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愉快な家族 Sitting Pretty (1948)

完璧主義の天才が、わんぱく三兄弟のベビーシッターに!?
クリフトン・ウェッブの気品あふれる毒舌が、平凡な一家を爆笑と感動の渦に巻き込むホームコメディの傑作。
監督ウォルター・ラング、主演ロバート・ヤングモーリーン・オハラクリフトン・ウェッブ他共演のコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト
監督:ウォルター・ラング

製作:サミュエル・G・エンゲル
原作:グウェン・ダヴェンポート”Belvedere”
脚本:F・ヒュー・ハーバート

撮影:ノーバート・ブロダイン
編集
ノエル・L・スコット(クレジットなし)
J・ワトソン・ウェッブJr.(クレジットなし)
音楽:アルフレッド・ニューマン

出演
ハリー・キング:ロバート・ヤング / 弁護士

テイシー・キング(旧姓アシュクロフト):モーリーン・オハラ / ハリーの妻
リン・ベルヴィディア:クリフトン・ウェッブ / キング家の子守
クラレンス・アップルトン:リチャード・ヘイドン / キング家の隣人
エドナ・フィルビー:ルイーズ・オールブリットン / テイシーの友人であるビルの妻
ペギー:ランディ・スチュアート / ハモンドの秘書
ホレイショ・J・ハモンド:エド・ベグリー / ハリーの上司
ラリー・キング:ラリー・オルセン / ハリーとテイシーの息子
ビル・フィルビー:ジョン・ラッセル / ハリーの同僚

ジンジャー:ベティ・アン・リン /ハリーに惹かれる知人の少女
アシュクロフト:ウィラード・ロバートソン / テイシーの父親

(クレジットなし)
トニー・キング:アンソニー・サイデス
ロディ・キング:ロディ・マッカスキル
テイラー:チャールズ・アーント

マクファーソン:ケン・クリスティ
デラ:メアリー・フィールド
アップルトン夫人:グレース・ハンプトン
秘書:マリオン・マーシャル
フィリップス夫人:ミラ・マッキニー
郵便配達員:デイヴ・モリス
メイベル・フィリップス:ジェーン・ナイ
フリスビー夫人:イザベル・ランドルフ
タクシー運転手:シド・セイラー
アシュクロフト夫人:アン・シューメーカー
ニュース映画監督:チャールズ・タネン
メイポール夫人:ミネルヴァ・ウレカル
ハモンド夫人:ジョセフィン・ウィッテル
秘書:カーラ・ウィリアムズ

アメリカ 映画
配給 20世紀FOX

1948年製作 83分
公開
北米:1948年3月10日
日本:1949年12月13日
製作費 $1,300,000


アカデミー賞
第21回アカデミー賞

・ノミネート
主演男優賞(クリフトン・ウェッブ


ストーリー
【 ハミングバード・ヒル 】
弁護士のハリー・キング(ロバート・ヤング)と妻テイシー(モーリーン・オハラ)は、愛犬ヘンリーとイタズラばかりする息子のラリー(ラリー・オルセン)とトニー(アンソニー・サイデス)、そして幼いロディ(ロディ・マッカスキル)の世話に苦労していた。
子供たちとヘンリーに呆れてメイドが辞めたことを知ったハリーは、事務所の上司ホレイショ・J・ハモンド(エド・ベグリー)からテイシーと共に夕食の招待を受けたために、知人の少女ジンジャー(ベティ・アン・リン)を子守に雇う。
ハリーは、自分に惹かれるジンジャーに子供たちのことを任せて、テイシーと共にハモンド家に向かい、同僚で友人のビル・フィルビー(ジョン・ラッセル)と妻エドナ(ルイーズ・オールブリットン)と共に楽しい時間を過ごす。
そこに、ハモンドに用がある隣人のクラレンス・アップルトン(リチャード・ヘイドン)が現れ、ハリーとテイシーは、家でパーティーが開かれているようだと知り驚き、ジンジャーが友人を呼んでいると考える。
その後テイシーは、新聞広告で住み込みのメイドを募集し、手紙で応募してきた”リン・ベルヴィディア”という”女性”を雇うことにする。
ところが、訪ねて来たベルヴィディア(クリフトン・ウェッブ)は男性で、彼を迎えたテイシーは驚く。
自らを天才と言うベルヴィディアは謎めいた人物であり、しかも子供嫌いだということだった。
翌朝、ハリーはベルヴィディアを追い出そうとするが、テイシーと話し合い、仕事に自信があと言う彼が、ロディをしつけたために気に入り雇うことにする。
ベルヴィディアは、たちまち子供たちの心を掴み、おとなしく指示に従うため、テイシーは喜び、帰宅したハリーにそれを伝えるのだが・・・。


解説 評価 感想
“A sophisticated riot of a comedy that introduced the world to the unflappable Mr. Belvedere. Clifton Webb is a revelation as the self-proclaimed genius who masters everything from childcare to social etiquette with a sharp tongue and a hidden heart. It’s a timeless reminder that sometimes, the best medicine for a chaotic home is a dose of pure arrogance.”
(揺るぎないベルヴェデール氏を世界に知らしめた、洗練された爆笑コメディ。自称・天才として、鋭い毒舌と秘めた慈愛を武器に、育児から社交術まであらゆる事柄を完璧にこなすクリフトン・ウェッブの姿は驚異的だ。混沌とした家庭にとって、最良の薬は時に『純粋な傲慢さ』であることを、時代を超えて教えてくれる。)

グウェン・ダヴェンポートの小説”Belvedere”を基に製作された作品。

センチメンタル・ジャーニー」(1946)などのウォルター・ラングが監督し、主演はロバート・ヤングモーリーン・オハラクリフトン・ウェッブ他共演のコメディ。

本作及びクリフトン・ウェッブの演技は絶賛され、2作の続編が製作された。

参考:
・「愉快な家族」(1948)
・「我輩は新入生」(1949)
・「ベルヴィディア氏、鐘を鳴らす」(1951)

自らを天才と呼ぶ、風変わりで偏屈そして気高い子守を怪演するクリフトン・ウェッブは、クレジットでは3番目ながら、第21回アカデミー賞で主演男優賞(クリフトン・ウェッブ)にノミネートされた。

その主人公である子守を中心に、夫婦の危機や家族の絆、多くのキャラクターが入り乱れる人間関係を、皮肉を込めて巧みに描いたウォルター・ラングの演出も冴える。

主人公に翻弄される弁護士役のロバート・ヤングとその妻モーリーン・オハラは、、危機を乗り越えて愛を深める夫婦を好演している。


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