衝動的に結婚をした若い男女の苦悩と成長を描く、製作、監督、脚本ジョン・ヒューズ、主演ケヴィン・ベーコン、エリザベス・マクガヴァン、アレック・ボールドウィン他競演による夫婦愛のドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・ヒューズ
製作:ジョン・ヒューズ
脚本:ジョン・ヒューズ
撮影:ドン・ピーターマン
編集:アラン・ヘイム
音楽:スチュワート・コープランド
出演
ジェファーソン”ジェイク”エドワード・ブリッグス:ケヴィン・ベーコン
クリステン”クリスティ”ブリッグス:エリザベス・マクガヴァン
デイヴィス・マクドナルド:アレック・ボールドウィン
サラ・ブリッグス:ホランド・テイラー
ジム・ブリッグス:ジェームズ・レイ
ラス・ベインブリッジ:ウィリアム・ウィンダム
ゲイル・ベインブリッジ:キャスリン・デイモン
ケン:ジョン・アシュトン
ビル:デニス・デューガン
ハワード:ポール・グリーソン
エリン:ヴァレリー・ブレイマン
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1988年製作 106分
公開
北米:1988年2月5日
日本:1989年2月
北米興行収入 $16,031,710
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
お互いに一目惚れして付き合い始めた、ジェファーソン”ジェイク”エドワード・ブリッグス(ケヴィン・ベーコン)と、クリステン”クリスティ”ベインブリッジ(エリザベス・マクガヴァン)は、ついに結婚式の日を迎える。
その当日、結婚を焦るなと友人デイヴィス・マクドナルド(アレック・ボールドウィン)に忠告されたジェイクは、誓いの言葉で動揺してしまう。
一応、誓いを立てたジェイクは、無事に結婚式を済ませ、ニュー・メキシコを目指す。
新居での生活を始めた二人だったが、作家志望だったジェイクは、大学の修士課程に意味のないことを感じ、それを諦めて就職を考え、クリスティも仕事を始める。
クリスティの父親ラス(ウィリアム・ウィンダム)と母ゲイル(キャスリン・デイモン)から、食事の招待を受けたジェイクは、稼ぎの少ないことを義父に責められる。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
大学の修士課程を前にしたジェファーソン”ジェイク”エドワード・ブリッグスと恋人クリスティは結婚を決意する。
友人デイヴィスに、先走るなと忠告されながらも結婚したジェイクは、クリスティと共に新居に移る。
やがて、大学院に意味を感じられなくなったジェイクは、作家を目指しながら就職するのだが、収入の少ないことを義父に責められる。
その後、ジェイクは転職して、郊外の家をローンで買うものの、彼とクリスティは新しい家庭そして生活に満足を得られない。
数年が過ぎ、双方の両親から子供について問われたジェイクは、それを鬱陶しく思う。
ジェイクは、子供については心の準備が出来ないでいたが、やがてクリスティは妊娠を願うようになる・・・。
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わがままにしか聞こえない両親の助言と小言、煩わしい人間関係など、若年結婚者の体験する典型的な苦悩とトラブルを、ジョン・ヒューズらしくコミカルなタッチで描くものの、全体的にはシリアスなドラマとして仕上げられている。
大人に成り切れない時期との決別によって、人間として大きく成長するという、古典的なテーマの作品でもある。
1980年代に、青春映画で活躍した”ブラット・パック”の一員としても考えられている主演ケヴィン・ベーコンは、頼り甲斐のある雰囲気でもない普通の青年を熱演し、母になることで、女性としての強さも感じさせる妻役のエリザベス・マクガヴァンもまずまず好演ている。
主人公の友人役アレック・ボールドウィン、夫の両親役ジェームズ・レイとホランド・テイラー、妻の親ウィリアム・ウィンダムとキャスリン・デイモン、主人公の隣人役でジョン・アシュトン、主人公の同僚デニス・デューガンとポール・グリーソン、意味不明な言動であるモデル役のヴァレリー・ブレイマンなどが共演している。
また、ビル・マーレイやダン・エイクロイドなど、錚々たる顔ぶれのスター達が登場するエンド・クレジットもお見逃しなく!