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スクリーム4 Scream 4 (2011)

ヒット・ホラー映画「スクリーム」シリーズ第3作。
怪奇惨殺事件から10年後に再び起きる連続殺人の恐怖を描く、製作、監督ウェス・クレイヴン、主演ネーブ・キャンベルデヴィッド・アークエットコートニー・コックスエマ・ロバーツマーリー・シェルトンヘイデン・パネッティーア他共演のホラー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


スリラー/ホラー


スタッフ キャスト
監督:ウェス・クレイヴン
製作
ウェス・クレイヴン
ケヴィン・ウィリアムソン
イヤ・ラブンカ
製作総指揮
マリアンヌ・マッダレーナ
ボブ・ワインスタイン
ハーヴェイ・ワインスタイン
ロン・シュミット
アーレン・クルーガー
マシュー・スタイン
キャシー・コンラッド
脚本:ケヴィン・ウィリアムソン
撮影:ピーター・デミング
編集:ピーター・マクナルティ
音楽:マルコ・ベルトラミ

出演
シドニー・プレスコット:ネーブ・キャンベル
ドュワイト”デューイ”ライリー:デヴィッド・アークエット
ゲイル・ライリー:コートニー・コックス
ジュディ・ヒックス:マーリー・シェルトン
ジル・ロバーツ:エマ・ロバーツ
カービィ・リード:ヘイデン・パネッティーア
オリヴィア・モリス:マリエル・ジャフィ
トレヴァー・シェルドン:ニコ・トルトレッラ
チャーリー・ウォーカー:ロリー・カルキン
ロビー・マーサー:エリック・ナドセン
レベッカ・ウォルターズ:アリソン・ブリー
アンソニー・パーキンス:アンソニー・アンダーソン
ロス・ホス:アダム・ブロディ
ケイト・ロバーツ:メアリー・マクドネル
ジェニー・ランドール:エイミー・ティーガーデン
マーニー・クーパー:ブリタニー・ロバートソン
シャーリー:ルーシー・ヘイル
トルーディ:シェネイ・グライムス
クロエ:クリスティン・ベル
レイチェル:アンナ・パキン
TVの司会者:ナンシー・オデール
犯人の声:ロジャー・L・ジャクソン

アメリカ 映画
配給 ディメンション・フィルムズ
2011年製作 103分
公開
北米:2011年4月15日
日本:2011年10月29日
製作費 $40,000,000
北米興行収入 $38,180,930
世界 $97,138,690


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
電話に出たシャーリー(ルーシー・ヘイル)は、相手の男(ロジャー・L・ジャクソン)が誰か分からず、間違い電話だと思い切ってしまう。

友人のトルーディ(シェネイ・グライムス)と過ごしていたシャーリーは、再びかかってきた電話の男から、切ったら首を切り裂くと言われ脅される。

電話を代わったトルーディは誰なのか確認し、生きている君が最後に会う相手だと言われる。

電話を切ったトルーディは、シャーリーに戸締りを確認し、再び電話がかかってきたためにシャーリーが切ってしまう。

その瞬間に、トルーディの携帯電話に”電話に出ろ”というメールが入り、シャーリーから友人のイタズラだと言われる。

玄関のベルが鳴り、警戒するトルーディに”ドアを開けろ”というメールが入り、シャーリーが外に出るものの誰もいなかった。
...全てを見る(結末あり)

”外ではなく真横にいる”というメールを確認したトルーディは、現れたゴーストフェイスに襲われてナイフで刺される。

驚くシャーリーも、ゴーストフェイスに首を切り裂かれる。

”スタブ6”の殺人シーンに興味を示さないレイチェル(アンナ・パキン)は、テレビを消してしまう。

友人のクロエ(クリスティン・ベル)は怖いと言って満足するが、レイチェルは納得しない。

そんなレイチェルの腹部をナイフで刺したクロエは、黙って映画を観るべきだと言ってテレビを点ける・・・。

”スタブ7”を5回も見たと言うジェニー・ランドール(エイミー・ティーガーデン)は、友人のマーニー・クーパー(ブリタニー・ロバートソン)から、その感覚が分からないと言われる。

適当な作り話だから興味が湧かないと言うマーニーに、ウッズボロー出身なのに観ていないとジェニーのことを不思議に思う。

ウッズボローで起きた実話が基になったのは”スタブ3”までで、当事者のシドニー・プレスコット(ネーブ・キャンベル)がそれを嫌ったため、その後は創作ストーリーになったとジェニー話す。

物音に気づき二階に向かったジェニーは、電話が鳴ったためにマーニーに出るよう指示する。

男から”誰だ?”と訊かれたマーニーは名前を名乗り、相手が誰かを尋ね、”生きている君が最後に会う相手”だと言われる。

それがジェニーのイタズラだと知ったマーニーは、彼女を非難した直後に叫び声をあげる。

一階に戻ったジェニーは、落ちていた受話器を拾いマーニーを捜し、かかってきた電話の相手が、トレヴァー・シェルドン(ニコ・トルトレッラ)のいたずらだと思う。

役をちゃんと演じろと言われたジェニーは、マーニーの死体が窓から放り込まれたために驚き、現れたゴーストフェイスに襲われる。

二階に逃げるものの背中を刺されたジェニーは階段を転げ落ち、ガレージのシャッターを開ける。

這って逃げようとしたジェニーだったが、ゴーストフェイスに引き戻されて刺殺される。

連続殺人事件から10年が経ち、ウッズボローの町は、事件の日を殺人記念日にして盛り上げようとする者達もいた。

そんなことを気にするシドニーは、広報担当のレベッカ・ウォルターズ(アリソン・ブリー)と共に、新著の出版記念行事に向かう。

保安官のドュワイト”デューイ”ライリー(デヴィッド・アークエット)は、妻のゲイル(コートニー・コックス)をベッドに残して出勤する。

高校生のカービィ・リード(ヘイデン・パネッティーア)は、親友のジル・ロバーツ(エマ・ロバーツ)とオリヴィア・モリス(マリエル・ジャフィ)を乗せて高校に向かう。

いとこのシドニーが自宅に滞在することになったジルは、オリヴィアから、シドニーの行くところで必ず殺人事件が起きると言われる。

ジェニーからの電話に出たジルは、男だった相手から好きなホラー映画を訊かれ、それをカービィとオリヴィアに聴かせて切ってしまう。

オリヴィアは、今朝、同じ電話がマーニーから来たことを伝え、驚いたカービィは、一旦停止に気づかずに車と衝突しそうになる。

お祭り騒ぎの町に飾られたゴーストフェイスのマスクなどを片付けるよう指示した保安官補のジュディ・ヒックス(マーリー・シェルトン)は、現れたデューイから、悲劇も時が経てば笑いのネタだと言われる。

事件当時は協力できなかったジュディは、一緒に捜査できればよかったとデューイに伝え、作ってきたレモンケーキを渡す。

ランドール家の事件を知ったデューイとジュディは、現場に急行する。

シドニーが成功したことを気にしながら、執筆を始めようとしたゲイルだったが、アイデアが何も浮かばない。

ウッズボロー高校。
シネマ・クラブのロビー・マーサー(エリック・ナドセン)とチャーリー・ウォーカー(ロリー・カルキン)は、好きなホラー映画をジルらに尋ねるものの相手にされない。

別れたトレヴァーから話しかけられたジルだったが、彼の話を聞こうとしない。

書店に向かったゲイルはシドニーとの再会を喜び、そこに現れたデューイは、事件現場にあるはずの携帯電話を追跡して、ここにあることを突き止めたとゲイルに伝える。

話をしたデューイは、携帯電話がシドニーが借りた車のトランクにあることを知り、それを開ける。

その中には、携帯電話と血痕が付いたナイフが置かれていた。

授業中に全員の携帯電話にメールが入り、ジルらはジェニーとマーニーが殺されたことを知る。

その後、町にはマスコミが殺到して騒動になる。

警察署に向かったゲイルは、シドニーと話しているデューイの元に向かおうとするものの、ジュディに止められたために不満を訴える。

出て来たデューイはデリケートな問題だとゲイルに伝えるが、既にネットで話題になっていると言われる。

過去にも協力したゲイルは手伝うつもりだったが、デューイがそれを認めないために、独自で解決して見せると伝えてその場を去る。

部下のアンソニー・パーキンス(アンソニー・アンダーソン)から、今朝、ジルとオリヴィアに被害者から電話があったと報告されたデューイは、シドニーと共に二人から話を聞く。

ジルとオリヴィアは、被害者の電話を使った男から、好きな映画を訊かれたと答え、話に加わったカービィは電話を受けなかったため、二人より先に殺されるという予告ではないかとデューイに伝える。

違うと思うと言うデューイは、参考人であるシドニーに町から出ないようにと指示する。

デューイから24時間体制で監視がつくと言われたシドニーは、仕方なく納得する。

レベッカから声をかけられたゲイルは、興味本位で質問してくる彼女を追い払う。

その夜、シドニーの叔母であるジルの母親ケイト(メアリー・マクドネル)は、心に傷を持つ姪のことを心配する。

デューイと話したシドニーは、平凡な町で保安官の妻であることにゲイルが満足していないようだと言われる。

帰ろうとするデューイは、シドニーから、いろいろ乗り越えて来たと言われ、今回もそうしたいと伝えてその場を去る。

部屋にトレヴァーがいたので驚いたジルは、自分がいれば大丈夫だと言う彼に迫られる。

シドニーが入ってきたためにトレヴァーは窓から去り、ジルは、自分を見ているようだとシドニーから言われる。

部屋を出たシドニーは、その場にいた保安官補のジュディから声をかけられ、高校時代、同じ演劇部だったと言われるが、覚えていないと伝える。

保安官補のアンソニーと同僚のロス・ホス(アダム・ブロディ)は、ジルと隣のオリヴィアの家をパトカーから監視する。

オリヴィアに電話をかけたジルは、一緒にいたカービィにトレヴァーから電話があったために、彼のことを迷惑に思う。

トレヴァーが犯人を装うイタズラをしていると思うカービィは、観ていた映画を”ショーン・オブ・ザ・デッド”だと知っていたために驚く。

クローゼットの中にいると言われたと言われたカービィは、そこに誰もいないことを確認する。

別のクローゼットだと言われた瞬間、オリヴィアの部屋のクローゼットに隠れていたゴーストフェイスは彼女に襲い掛かる。

ジルとカービィは、その様子を見ても何もすることができず、それに気づいたシドニーがオリヴィアの家に向かうものの手遅れだった。

オリヴィアは惨殺され、かかってきた彼女の電話に出たシドニーは、犯人だった相手から、”町に戻ってきた自分を歓迎する、殺すのを待っていろ”と言われる。

電話を切り、現れたジルに部屋を見せないようにしたシドニーは、ゴーストフェイスに襲われる。

ジルは腕を切られ、ゴーストフェイスと格闘になり蹴り倒したシドニーは、現れたアンソニーとロスに犯人のことを伝えるものの、その姿はなかった。

駆け付けたデューイは、アンソニーとロスから状況を聞く。

チャーリーとロビーに声をかけたゲイルは、シネマ・クラブの部長と副部長の二人に協力を求め、一緒に犯人を捜そうとする。

高校のホラー・マニアの情報が欲しいと言うゲイルは、チャーリーとロビーに、有名人である自分に会えることが得点だと伝える。

ゲイルは、スターであるシドニーにも皆が会いたがると言われる。

三冊もの執筆とテレビ出演の依頼が来たことをレベッカから知らされたシドニーは、自分の著書を読んでもいない彼女に、宣伝は終わりにすると伝えて解雇する。

駐車場に向かったレベッカは電話を受け、相手からシドニーに変われと言われ、場所を知られて脅される。

車に乗りエンジンをかけたレベッカはゴーストフェイスに襲われ、その場から逃げるものの、ナイフで刺殺される。

記者会見を開いたデューイは、事件解決も近いと記者達に伝えるものの、レベッカの死体が駐車場からテレビの中継車に落下し、その場は混乱する。

手掛かりをつかんだと言うゲイルは、手を組んだ方がいいとデューイに伝える。

シネマ・クラブにシドニーを招いたチャーリーとロビーは、逮捕前に犯行の画像をネット公開する考えを皆に伝える。

シドニーから犯人は誰だと思うかと訊かれたチャーリーとロビーは、”スタブ”の信者だと答え、今夜の”スタブ・シリーズ”を一気に観る”スタブラソン”で、映画の通りに殺人が起きるとゲイルとシドニーの話す。

ゲイルは、それが開かれる場所を二人に訊くが、秘密だということだった。

その夜、今回の件を親友を殺されたジルと話し合うシドニーは、大切な人のことを考えていれば乗り切れると助言する。

”スタブラソン”の会場に着いたカービィは、何かあったら連絡すると電話でジルに伝える。

その場に向かったゲイルはゴーストフェイスのマスクを被り、数か所にカメラを設置する。

ステージに上がったチャーリーとロビーは、第三回”スタブラソン”の開催を宣言して上映は始まる。

車に戻り、設置したカメラの映像をチェックしたゲイルは、それが消えてゴーストフェイスが画面に映ったために、デューイに連絡する。

デューイがそれを信じないために、ゲイルは電話を切ってしまう。

ゲイルは会場に戻り、その場に着いたデューイは、彼女の車のカメラ映像を確認する。

ゴーストフェイスに襲われるゲイルの姿を見て叫んだデューイは、会場に向かう。

デューイに発砲されたゴーストフェイスは、ゲイルの右肩を刺してその場から逃げる。

ゲイルの無事を確認したデューイは、犯人がウェブカメラで犯行を撮影していることを知らされる。

シドニーの家を監視していたアンソニーとロスは、ゴーストフェイスに殺される。

ケイトが帰ってきた直後に犯人から電話があり、シドニーはテレビを観ろと言われる。

ゲイルが刺されて重傷を負ったというニュースを観たシドニーは、犯人から家族は救えないと言われる。

ジルの部屋に向かったシドニーは、カービィからのメールを確認して、彼女が”スタブラソン”の会場に行ったことを知る。

犯人が自分の家族を殺すと言っていたことをケイトに伝えたシドニーだったが、二人はゴーストフェイスに襲われる。

入り口から押し入ろうとするゴーストフェイスに抵抗したシドニーだったが、ケイトが郵便受けからナイフで刺されてしまう。

ケイトは息を引き取り、駆け付けたジュディにそれを伝えたシドニーは、車で走り去ってしまう。

病院に運ばれたゲイルに寄り添うデューイは、犯人を必ず捕まえるようにと言われる。

カービィの家に向かったジルは、チャーリーとロビーと共に二次会を楽しもうとする。

そこにトレヴァーが現れ、こんな状況の中で鍵もかけずに呑気だと言われる。

トレヴァーから、自分のメールで招待されたと言われたジルは、カービィの車に携帯電話を忘れたことに気づき、メールなどしてないと伝えて電話を取りに行く。

ケイトが殺されて、シドニーが姿を消したとデューイに電話で知らせたジュディは、ジルもいないと言って、アンソニーとロスも車で殺されたことを伝える。

そちらに向かうとジュディに伝えたデューイは、現場に急行する。

酔ったロビーは外に出て、”スタブ6”を観ていたチャーリーはカービィといい雰囲気になる。

ジルがいなくなったとチャーリーとカービィに伝えたトレヴァーは、カービィからジルは二階にいると言われる。

散歩をして戻ったロビーは、ゴーストフェイスに襲われてナイフで刺される。

携帯電話を持って下りて来たジルは、トレヴァーにはメールしていないとカービィに伝え、二階に向かった彼に会わなかったか訊かれる。

そこにシドニーが現れるが、瀕死のロビーが目の前で血だらけで倒れ、彼女らはゴーストフェイスに襲われる。

二階に逃げたシドニーは、ベッドの下に隠れているようにとジルに指示し、彼女から電話を借りてデューイを呼ぶ。

バルコニーから出て屋根の上を逃げたシドニーは、ゴーストフェイスに襲われて落ちそうになる。

ジュディに署員を緊急招集するよう指示したデューイは、カービィの家に向かう。

地面に下りたシドニーは家の中に戻り、電話線が切れていることをカービィから知らされる。

手を血だらけにしながら外から助けを求めるチャーリーを信じられないカービィは、ドアを開けることができず、彼はゴーストフェイスに襲われる。

外の椅子に拘束されたチャーリーの携帯電話からカービィに電話した犯人は、全てシドニーのせいだと伝える。

シドニーはジルの様子を見に行き、犯人から映画の質問をされたカービィは、それにパスしたと考えてチャーリーに近づく。

チャーリーを解放したカービィだったが、犯人だった彼から、4年間、自分を無視していたと言われ、ナイフで視察される。

ジルを捜すシドニーは、チャーリーに襲われるもののそれを逃れる。

ゴーストフェイスに刺されたシドニーは、マスクを外した犯人だったジルから、犯行を撮影していたと言われてカメラを見せられる。

ジルとチャーリーは、拘束していたトレヴァーに罪を着せる計画をシドニーに伝える。

トレヴァーの股間を銃撃したジルは彼を射殺し、いとこがスターである立場が大変だったことをシドニーに伝え、計画通りチャーリーを傷つけようとする。

肩を刺される予定だったチャーリーは心臓を一突きされ、マスコミが求めるのは唯一の生き残りだと言うジルは、トレヴァーの共犯にしようとしてチャーリーに止めを刺す。

自分が有名になるためには母親も殺すと言うジルは、シドニーを再び刺す。

シドニーは倒れこみ、ジルは、疑われないようにするために肩を刺して自分を痛めつけ、トレヴァーを犯人に見せかけて被害者を装う。

駆け付けたデューイは、現場の惨状に驚き救急車を呼び、生き残ったジルは、マスコミに囲まれながら病院に運ばれる。

手当てを受けたジルは、デューイからもう心配いらないと言われ、トレヴァーとチャーリーがケイトを殺したことを知らされる。

ロビーやカービィも犠牲になったことで動揺するジルは、デューイから、ゆっくり休むようにと言われ、ゲイルの容態を訊く。

順調に回復していると言われたジルは、同じ場所を傷つけられたので、いつか一緒に小説を書きたいとデューイに伝える。

ICUで治療中のシドニーが助かりそうだと言われたジルは、デューイが去った後で彼女の病室に向かう。

ゲイルの様子を見に行ったデューイは、同じ傷を負った同士で小説を書きたいとジルが希望していたと伝え、なぜ自分の肩の怪我のことを知っているのかとゲイルから言われる。

ジルが犯人だと気づいたデューイは、シドニーの病室に向かう。

シドニーに襲い掛かったジルは格闘になり、彼女を痛めつける。

ジュディに連絡したデューイはシドニーの病室に向かい、隠れていたジルに殴られて意識を失う。

デューイの銃を奪ったジルは、現れたゲイルに銃を向ける。

ジュディがゲイルに飛び掛かって発砲した弾丸を逃れ、ジルから、銃を捨てなければデューイを殺すと言われる。

銃を捨てたジュディを撃ったジルはゲイルにも銃を向けるが、シドニーが電気ショックを与えてジルは意識を失う。

意識が戻ったジルはガラスの破片を握って立ち上がるが、シドニーに射殺される。

防弾チョッキを着ていたジュディは助かり、デューイは状況と容疑者確保を署に伝え、二人は意識を失い、ゲイルが医師を呼ぶ。

シドニーは、ジルを見つめながら”おかげで楽になれた”と呟く。

マスコミは、唯一の生き残りであるジルのコメントを待ち、彼女をスター扱いして、ヒロインの誕生を伝える。


解説 評価 感想

参考:
・「スクリーム」(1996)
・「スクリーム2」(1997)
・「スクリーム3」(2000)
・「スクリーム4」(2011)
・「スクリーム」(2022)
・「スクリーム6」(2023)

*(簡略ストー リー)
ウッズボロー。
惨劇から10年が経ち、”殺人記念日”にまでして事件をネタに騒ぎを起こす者まで現れる中、事件の重要人物であり有名人となったシドニー・プレスコットが町に戻ってくる。
そんな時、高校生が以前と同じくゴーストフェイスに殺害される事件が起き、いとこのジルの家に滞在することになったシドニーは、再び起きた悲劇に動揺しながら、保安官のデューイらと共に警戒する。
デューイの妻ゲイルは、夫に協力しようとするもののそれを拒まれたため、独自に犯人を見つけようとするのだが・・・。
__________

大ヒット・ホラー・シリーズ11年ぶりの第4作であり、主要登場人物がそのまま出演するファン待望の作品。

惨劇から10年が経ち、それが忘れ去られ、記念日にまでして浮かれる高校生などが再び襲われる恐怖を描く作品。

パターン化された殺人事件に工夫を凝らし、ユーモアも交えながら緊迫感溢れる恐怖を描く、ウェス・クレイヴンのシャープな演出が見どころの作品。

美女が多い登場人物が容赦なく殺害されるホラーシーンは健在であり、期待は外れてやや興行的には振るわなかったものの、ファンには十分楽しめる作品に仕上がっている。

北米興行収入 $38,180,930
世界 $97,138,690

有名人となるものの、心に傷を負いながら再び事件に関わることになるネーブ・キャンベル、保安官として事件解決のために奔走するデヴィッド・アークエット、その妻で、独自に犯人を追うコートニー・コックス、保安官補のマーリー・シェルトン、有名になるために事件を起こす犯人の高校生エマ・ロバーツ、その母親メアリー・マクドネル、犠牲になる高校生ヘイデン・パネッティーアマリエル・ジャフィニコ・トルトレッラ、犯人だったシネマ・クラブの部長ロリー・カルキン、副部長のエリック・ナドセン、シドニー(ネーブ・キャンベル)の広報担当のアリソン・ブリー、犠牲になる保安官補のアンソニー・アンダーソンアダム・ブロディ、最初の犠牲者ブリタニー・ロバートソン、その親友である犠牲者エイミー・ティーガーデン、”スタブ6”の女優ルーシー・ヘイルシェネイ・グライムス、”スタブ7”の女優クリスティン・ベルアンナ・パキン、TV司会者ナンシー・オデール、犯人の声ロジャー・L・ジャクソンなどが共演している。


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