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プリティ・ブライド Runaway Bride (1999)

結婚式当日に花婿を捨てて逃げ出す女性と彼女を記事にして批判され職を失った記者の恋の行方を描く、監督ゲイリー・マーシャル、主演ジュリア・ロバーツリチャード・ギアジョーン・キューザック他共演によるロマンチック・コメディの快作。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:ゲイリー・マーシャル

製作
テッド・フィールド

トム・ローゼンバーグ
スコット・クルーフ
ロバート・W・コート
製作総指揮
テッド・タネンバウム

デイヴィッド・マデン
ゲイリー・ルチェシ
脚本
サラ・パリオット

ジョーサン・マクギボン
撮影:スチュアート・ドライバーグ
編集:ブルース・グリーン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード

出演
マギー・カーペンター:ジュリア・ロバーツ

ホーマー・アイゼンハワー”アイク”グラハム:リチャード・ギア
ペギー・フレミング:ジョーン・キューザック
フィッシャー:ヘクター・エリゾンド
エリー・グラハム:リタ・ウィルソン
ウォルター・カーペンター:ポール・ドゥーリイ
マギーの祖母:ジーン・シェトラー
ボブ・ケリー:クリストファー・メローニ
ジョージ・スウィリング:レッグ・ロジャース
プレスマン夫人:ジェーン・モリス
ベティ・トラウト:ローリー・メトカーフ
ブライアン・ノリス:ドナル・ローグ
ギル・チャベス:ユル・ヴァスケス
バーの女性:セーラ・ウォード
ソフトボールの一塁手:ゲイリー・マーシャル
エレイン:リサ・ロバーツ・ギラン

アメリカ 映画
配給
パラマウント・ピクチャーズ(北米)
ブエナビスタ(世界)
1999年製作 116分
公開
北米:1999年7月30日
日本:1999年10月23日
製作費 $70,000,000
北米興行収入 $152,149,590
世界 $309,457,510


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
ニューヨーク
コラムニストのホーマー・アイゼンハワー”アイク”グラハム(リチャード・ギア)は、婚約をしては結婚式当日に逃げてしまう”ラナウェイ・ブライド”の話を、バーにいた客ジョージ・スウィリング(レッグ・ロジャース)から聞く。

アイクは早速それを記事にして、コラムは新聞に掲載され話題になる。

メリーランド州、ヘイル。
実家の金物店を手伝っているその当人マギー・カーペンター(ジュリア・ロバーツ)は、全国紙の記事となったことの重大さを、親友の美容師ペギー・フレミング(ジョーン・キューザック)やプレスマン夫人(ジェーン・モリス)から知らされ卒倒する。

憤慨したマギーは新聞社に抗議文を送り、社が訴えられる危機に、アイクの元妻で編集長のエリー(リタ・ウィルソン)は、彼を解雇してしまう。

新聞社は謝罪文を掲載し、アイクが解雇されたことを知ったマギーは喜ぶ。

失意のアイクだったが、エリーの夫フィッシャー(ヘクター・エリゾンド)に、方向性は間違っていなかったと励まされ、マギーを徹底取材して名誉を挽回しようとする。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

*(簡略ストー リー)
ニューヨーク
人気コラムニストのアイク・グラハムは、結婚式を逃げ出す花嫁の話をバーで聞き記事にする。
コラムは反響を呼ぶが、それを知った当事者のマギー・カーペンターは、憤慨して新聞社に抗議し、アイクは解雇されてしまう。
名誉挽回を考えるアイクは、男を食い物にするマギーの本性を探ろうとして、メリーランドの田舎町ヘイルに向かう。
マギーは当然アイクに敵意を示し、探りを入れてくる彼の行動を迷惑に思う。
教師のボブと4度目の結婚式を控えるマギーは、アイクが自分の家族や元婚約者に接する行為が気になるのだが・・・。
__________

言うまでもなく、大ヒット作「プリティ・ウーマン」(1990)のゲイリー・マーシャル、それによってブレイクしたジュリア・ロバーツと、その共演者リチャード・ギアが組んだ痛快コメディということで大いに話題になった作品。

それにあやかる必要があるのか・・・?このような邦題を付けることが理解できない。
”ラナウェイ・ブライド”というタイトルでなければ、作品に意味がないことは明らかで、本作の製作者は承知しているのか疑問でならない。

作品自体は単純なコメディなのだが、”スクリューボール・コメディ”風のどことなく古風な仕上りや、ゲイリー・マーシャルの軽快な演出は観る者を大いに楽しませてくれる。

批評家の評価は低かったものの、7000万ドルの製作費をかけた大作コメディの北米興行収入は1億5200万ドル、全世界では3億ドルを超すヒットとなった。

理解できない行動も憎めないジュリア・ロバーツの素朴な演技、50歳目前のリチャード・ギアも実に魅力的だ。

ヒロインの友人役ジョーン・キューザック、編集長(リタ・ウィルソン)の夫ヘクター・エリゾンド、ヒロインの父親ポール・ドゥーリイ、婚約者クリストファー・メローニ、祖母ジーン・シェトラー、元婚約者レッグ・ロジャースドナル・ローグユル・ヴァスケス、町の住人ジェーン・モリス、編集長の秘書でジュリア・ロバーツの実姉のリサ・ロバーツ・ギラン、バーの女性セーラ・ウォード、そして、ゲイリー・マーシャルがソフトボールの一塁手役で登場する。


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