結婚に迷う女性の揺れ動く女心を描く、監督ロブ・ライナー、製作総指揮ジョージ・クルーニー、スティーブン・ソダーバーグ、主演ジェニファー・アニストン、ケビン・コスナー、シャーリー・マクレーン、マーク・ラファロ、リチャード・ジェンキンス他共演のロマンチック・コメディ。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:ロブ・ライナー
製作
ポーラ・ワインスタイン
ベン・コスグローヴ
製作総指揮
ジョージ・クルーニー
スティーブン・ソダーバーグ
ジェニファー・フォックス
マイケル・ラクミル
レン・アマート
ロバート・カービー
ブルース・バーマン
脚本:テッド・グリフィン
撮影:ピーター・デミング
編集:ロバート・レイトン
音楽:マーク・シェイマン
出演
サラ・ハッティンジャー:ジェニファー・アニストン
ボー・バローズ:ケビン・コスナー
キャサリン・リシュリュー:シャーリー・マクレーン
ジェフ・デイリー:マーク・ラファロ
アール・ハッティンジャー:リチャード・ジェンキンス
アニー・ハッティンジャー:ミーナ・スヴァーリ
ロジャー・マクマナス:クリストファー・マクドナルド
スコット:スティーヴ・サンドヴォス
ブレイク・バローズ:マイク・ヴォーゲル
ミツィー:キャシー・ベイツ
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2005年製作 96分
公開
北米:2005年12月25日
日本:2006年5月27日
製作費 $70,000,000
北米興行収入 $43,000,260
世界 $88,933,560
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1997年。
”ニューヨーク・タイムズ”の記者サラ・ハッティンジャー(ジェニファー・アニストン)と恋人で弁護士のジェフ・デイリー(マーク・ラファロ)は、彼女の妹アニー(ミーナ・スヴァーリ)の結婚式のためにカリフォルニアのパサデナに向かう。
サラは、空港に迎えに来てくれた父アール(リチャード・ジェンキンス)にジェフを紹介し、三人は自宅に向かう。
アニーに婚約者スコット(スティーヴ・サンドヴォス)を紹介されたサラは、自分達の結婚のことを聞かれ、式後に発表するつもりだと言って戸惑う。
夜のパーティーで、祖母キャサリン・リシュリュー(シャーリー・マクレーン)に結婚することを話したサラは、迷いがあることを伝える。
結婚前に不安になるのは当然で、亡くなったサラの母親も、式の前に失踪したとキャサリンは話す。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
1997年。
結婚は決めたものの迷いがある”ニューヨーク・タイムズ”の記者サラ・ハッティンジャーは、恋人で弁護士のジェフと共に妹アニーの結婚式出席のためカリフォルニアのパサデナに向かう。
父アールらに歓迎されたサラは、式前夜のパーティーで、祖母のキャサリンに結婚に迷いがあることを伝える。
キャサリンから、母親が結婚式の前に失踪した話を聞き気になったサラは、自分が生まれた日と両親の結婚時期が合わないことをジェフに指摘される。
おばミッツィーに会ったサラは、母親とボー・バローズの関係の話になり、彼の親友だった”チャールズ・ウェブ”の名前も出る。
”チャールズ・ウェブ”が、映画「卒業」の原作者だと気づいたサラは、自分が、その物語のモデルと言われるボーの娘ではないかと考え、彼に会うためにサンフランシスコに向かうのだが・・・。
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ロブ・ライナーの軽快な演出と豪華キャスティング、ヒューマニズムも絡めた、ユーモアと家族愛を描くドラマとして楽しめる作品で、ジョージ・クルーニー、スティーブン・ソダーバーグが製作に参加しているところも注目だ。
冒頭で説明される、映画「卒業」(1967)の誕生秘話(事実ではない)のモデルになった家族という設定が面白い。
その物語で”ミセス・ロビンソン”であったといシャーリー・マクレーンの雰囲気のある演技と、と”ベンジャミン・ブラドック”のケビン・コスナーの役柄を、映画「卒業」と比較して考えながら観ているとまた実に楽しい。
純粋なコメディのように始まる内容だが、終盤は、揺れ動く女心や、それを見守る家族、恋人の考えを繊細に描く深い内容となっている。
人生の岐路と言っていい激動の数日間を過ごす主人公を好演するジェニファー・アニストン、彼女と祖母、母親とも関係してしまう実業家ケビン・コスナー、主人公の祖母シャーリー・マクレーン、主人公の恋人マーク・ラファロ、主人公の父親リチャード・ジェンキンス、その娘ミーナ・スヴァーリ、その夫スティーヴ・サンドヴォス、ボー(ケビン・コスナー)のビジネス・パートナーのクリストファー・マクドナルド、ボーの息子マイク・ヴォーゲル、主人公のおばキャシー・ベイツなどが共演している。