スランプに陥った若き天才作家と現実に現れた夢で見た女性との恋を描くロマンチック・コメディ。 主演ポール・ダノ、ゾーイ・カザン(製作、脚本)、アネット・ベニング、アントニオ・バンデラス、エリオット・グールド他共演、監督ジョナサン・デイトン、ヴァレリー・ファリス。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督
ジョナサン・デイトン
ヴァレリー・ファリス
製作
アルバート・バーガー
ロン・イェルザ
製作総指揮
ロバート・グラフ
ゾーイ・カザン
ポール・ダノ
脚本:ゾーイ・カザン
撮影:マシュー・リバティーク
編集:パメラ・マーティン
音楽:ニック・ウラタ
出演
カルヴィン・ウイア=フィールズ:ポール・ダノ
ルビー・ティファニー・スパークス:ゾーイ・カザン
ガートルード・ウイア=フィールズ:アネット・ベニング
モート:アントニオ・バンデラス
ラングドン・サープ:スティーヴ・クーガン
ローゼンタール博士:エリオット・グールド
ハリー・ウイア=フィールズ:クリス・メッシーナ
ライラ:デボラ・アン・ウォール
メーベル:アリア・ショウカット
スージー・フィールズ:トニ・トラックス
サイラス・モディ:アーシフ・マンドヴィ
アメリカ 映画
配給 フォックス・サーチライト・ピクチャーズ
2012年製作 104分
公開
北米:2012年7月25日
日本:2012年12月15日
北米興行収入 $2,540,110
世界 $9,128,260
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
10代で天才作家としてデビューし成功したカルヴィン・ウイア=フィールズ(ポール・ダノ)は、その後は新作を発表できず、愛犬スコッティと過ごすだけの日々を送っていた。
ある日、カルヴィンは女性が現れる夢を見て、それを兄のハリー(クリス・メッシーナ)に話す。
カルヴィンは、ローゼンタール博士(エリオット・グールド)のセラピーを受けて悩みを打ち明け、好きな人についてのレポートを書くよう勧められる。
そんなカルヴィンは、ルビー・ティファニー・スパークス(ゾーイ・カザン)が現れる夢を再び見て目覚め、閃きを感じて一心不乱に書き始める。
カルヴィンは、それを興奮しながらローゼンタールに話す。
ハリーと妻のスージー(トニ・トラックス)が訪れた日に、カルヴィンは、家の中に女性の下着などがあることに気づく。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
10代で天才作家としてデビューし成功したカルヴィン・ウイア=フィールズは、新作が書けずにスランプに陥っていた。
そんなカルヴィンは、夢に登場する”ルビー・スパークス”という女性が気になりる。
ローゼンタール博士のセラピーを受けていたカルヴィンは、好きな人についてを書くように提案される。
夢に出たルビーに閃きを感じ、一心不乱に書き始めたカルヴィンだったが、何と彼女が現実に現れて驚いてしまう。
それを兄ハリーに話しても信じてもらえないカルヴィンは、ルビーとの愛を確かめ満ち足りた時を過ごすのだが・・・。
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エリア・カザンの孫で、脚本家の両親の才能を受け継いだとも言える若手スター、ゾーイ・カザンが、製作、脚本、出演を兼ねた意欲作。
話題作「リトル・ミス・サンシャイン」(2006)で高い評価を得たジョナサン・デイトンとヴァレリー・ファリスが演出、その出演者のポール・ダノと、私生活での交際相手ゾーイ・カザン共演が注目の作品。
ゾーイ・カザンは、恋人ポール・ダノをイメージしながら脚本を書くと共に熱演、それに応えた彼も深い演技を見せる。
コメディ・タッチで進む物語は、終盤で、揺れ動く主人公の心を描くシリアス・ドラマのような展開となるところが興味深い。
更にはファンタジーの要素も取り入れ、主演の若手二人をはじめ、脇を固める個性豊かな豪華共演陣もファンには嬉しい。
主人公の母親アネット・ベニング、その恋人役で、彼女との共演を切望したと言うアントニオ・バンデラス、人気作家のスティーヴ・クーガン、セラピストのエリオット・グールド、主人公の兄クリス・メッシーナ、その妻トニ・トラックス、主人公の元恋人役デボラ・アン・ウォール、ファンの女性アリア・ショウカット、主人公のマネージャー、アーシフ・マンドヴィなどが共演している。