スコットランドの英雄ロブ・ロイ・マクレガーの名誉をかけた戦いを描く、製作総指揮ウォルト・ディズニー、監督ハロルド・フレンチ、主演リチャード・トッド、グリニス・ジョンズ、ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス、マイケル・ガフ他共演の歴史劇。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ハロルド・フレンチ
製作:パース・ピアース
製作総指揮:ウォルト・ディズニー
原作:ウォルター・スコット
脚本:ローレンス・E・ワトキン
撮影:ガイ・グリーン
編集:ジェフリー・フット
音楽:セドリック・ソープ・デイヴィ
出演
ロブ・ロイ・マクレガー:リチャード・トッド
ヘレン・メアリー・マクファーソン・マクレガー:グリニス・ジョンズ
ジョン・キャンベル(第2代アーガイル公爵):ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス
モントローズ公爵:マイケル・ガフ
ハミッシュ・マクファーソン:フィンレイ・カリー
グレンガイルのレディ・マーガレット・キャンベル・マグレガー:ジーン・テイラー・スミス
キルレーン:ジェフリー・キーン
デュガル・マクレガー:アーチー・ダンカン
ヒュー・マクレガー:ラッセル・ウォーターズ
マギー・マクファーソン:マージョリー・フィールディング
ジョージ1世:エリック・ポールマン
フォン・パーレン伯爵夫人:イナ・デ・ラ・ヘイ
ロバート・ウォルポール卿:マイケル・グッドリフ
カドガン将軍:マーティン・ボディ
ワイトマン少将:ユウェン・ソロン
カラム・マクレガー:イアン・マクノートン
ダグラス・マクレガー:テッド・フォローズ
バラッド・ホーカー:メイ・ハラット
砦の司令官:ハミルトン・キーン
トマス・パーカー (初代マクルズフィールド伯爵):ヘンリー・ヒューイット
マールバラ公爵:マルコム・キーン
アーガイルの召使:デイヴィッド・キール
イギリス/アメリカ 映画
配給 RKO
1953年製作 81分
公開
イギリス:1953年10月26日
北米:1954年2月27日
日本:1955年7月6日
製作費 $1,800,000
■ ストーリー ■
18世紀初頭、スコットランド、ハイランド地方。
氏族のロブ・ロイ・マクレガー(リチャード・トッド)率いる一族が、ジョン・キャンベル/第2代アーガイル公爵(ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス)が指揮する、国王ジョージ1世(エリック・ポールマン)の軍と戦う。
ロブ・ロイを捕えたアーガイル公は、地域の秩序を確立しようとする考えの一方で、反乱軍を有能な者たちだと称える。
ロブ・ロイが捕虜となったことを知った母親レディ・マーガレット(ジーン・テイラー・スミス)は、独りで息子の元に向かう。
アーガイル公は、モントローズ公爵(マイケル・ガフ)から、戦いには勝ったものの、反乱軍より死者が多いことについて説明を求められ、ロブ・ロイをロンドンで裁くことに反対する。
そこにマーガレットが現れ、アーガイル公は、同じキャンベルの一族である彼女に、ロブ・ロイが裁かれるのは避けられないと伝える。
マーガレットは、ロブ・ロイが移送される際に救出することを考える。
モントローズ公と共にロンドンに向かうロブ・ロイは、羊飼いに扮した仲間に救出される。
マーガレットの元に戻ったロブ・ロイは、母がアーガイル公に会ったことを知り憤慨する。
ロブ・ロイは、アーガイル公も故郷を思う気持ちは自分たちと同じだと言うマーガレットに、戦いを終わらせて平和の道を選び、ヘレン・メアリー・マクファーソン(グリニス・ジョンズ)との結婚を勧められるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
製作総指揮ウォルト・ディズニー、1930年代まで俳優としても活躍したハロルド・フレンチが監督し、主演はリチャード・トッド、グリニス・ジョンズ、ジェームズ・ロバートソン・ジャスティス、マイケル・ガフなどが共演した作品。
スコットランドの英雄ロブ・ロイ・マクレガーの名誉をかけた戦いを描く歴史劇。
ウォルト・ディズニー・ピクチャーズのイギリスプロダクションとRKOが組んだ最後の作品。
スコットランドのハイランド地方の各氏族が、名誉を守るために勇敢に戦う姿と貴族の陰謀が、歴史ドラマとして、迫力ある映像と共に見応えある内容で描かれている。
ロブ・ロイ・マクレガーを演ずる主演のリチャード・トッドは、氏族の名誉のために陰謀に敢然と立ち向かう勇ましい男を熱演している。
主人公と結婚して夫を献身的に支えるグリニス・ジョンズ、反乱軍である主人公の勇気ある行動を称え擁護する貴族ジョン・キャンベル(第2代アーガイル公爵)のジェームズ・ロバートソン・ジャスティス、主人公と敵対する貴族モントローズ公爵のマイケル・ガフ、その部下ジェフリー・キーン、ヘレン(グリニス・ジョンズ)の父親フィンレイ・カリー、主人公の母親ジーン・テイラー・スミス、マクレガー一族のアーチー・ダンカン、ラッセル・ウォーターズ、イアン・マクノートン、テッド・フォローズ、ヘレンの母親マージョリー・フィールディング、国王ジョージ1世のエリック・ポールマン、国王に仕える伯爵夫人のイナ・デ・ラ・ヘイ、政治家ロバート・ウォルポール卿のマイケル・グッドリフ、傭兵を率いる司令官マーティン・ボディ、ユウェン・ソロン、イングランドの政治家トマス・パーカー (初代マクルズフィールド伯爵)のヘンリー・ヒューイット、貴族マールバラ公爵のマルコム・キーン、アーガイル公の召使いデイヴィッド・キール、砦の司令官ハミルトン・キーン、他メイ・ハラットなどが共演している。