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桃色の馬に乗れ Ride the Pink Horse (1947)

友人を殺した者に復讐しようとする男の行動を描く、監督、主演ロバート・モンゴメリートーマス・ゴメス他共演のフィルム・ノワール

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ(サスペンス/犯罪)


スタッフ キャスト
監督:ロバート・モンゴメリー
製作:ジョーン・ハリソン
原作:ドロシー・B・ヒューズRide the Pink Horse
脚本
ベン・ヘクト
チャールズ・レデラー
撮影:ラッセル・メティ
編集:ラルフ・ドーソン
音楽:フランク・スキナー

出演
ゲイギン:ロバート・モンゴメリー
パンチョ:トーマス・ゴメス
ピラ:ワンダ・ヘンドリックス
フランク・ヒューゴ:フレッド・クラーク
ジョナサン:リチャード・ゲインズ
マージョリー:アンドレア・キング
ビル・レッツ:アート・スミス
バーテンダー:マーティン・ガララガ
ロック:エドワード・アール
レッド:ハロルド・グッドウィン
エレベーターガール:マリア・コルテス
カーラ:リタ・コンデ
マリア:アイリス・フローレス
エジソン:グランドン・ローズ
ベルボーイ:ティト・レバルド

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1947年製作 101分
公開
北米:1947年10月8日
日本:未公開
北米興行収入 $2,000,000


アカデミー賞
第20回アカデミー賞
・ノミネート
助演男優賞(トーマス・ゴメス


ストーリー
ニューメキシコ州、サンパブロ。
バスで旅をしたゲイギン(ロバート・モンゴメリー)は、祭の準備で賑わう町に到着する。
拳銃を所持するゲイギンは、亡くなった親友ショーティの小切手をコインロッカーに預ける。
ゲイギンはガムを買ってかみ、その鍵を地図の額の裏に貼り付けて隠す。
ホテルに向かおうとしたゲイギンは、自分のことを気にする少女ピラ(ワンダ・ヘンドリックス)にその場に案内され、彼女から、祖母からもらったお守り”イシュタム”を受け取る。
ゲイギンは、ホテルのフロントで、フランク・ヒューゴ(フレッド・クラーク)の部屋を知る。
その場に向ったゲイギンは、対応したヒューゴの秘書ジョナサン(リチャード・ゲインズ)から本人はいないと言われるが、強引に押し入り、抵抗する彼を殴り倒す。
そこにマージョリー(アンドレア・キング)が現れ、その場の様子に驚く彼女は、ゲイギンからヒューゴのことを訊かれて、食事の約束をしているので直ぐに来ると答える。
ヒューゴからかかってきた電話に出たゲイギンは、ベルボーイに扮して話し、彼が戻らないこないことを知る。
ゲイギンは、自分がショーティの友人だとヒューゴに伝えるよう、マージョリーに指示してその場を去る。
ロビーに向かったゲイギンは、自分とヒューゴのことを知るビル・レッツ(アート・スミス)と言う男に話しかけられ、食事をすることになる。
ヒューゴを追っているFBI捜査官だったレッツは、ショーティの恨みを晴らそうとするゲイギンと話し、ヒューゴへの復讐をやめさせようとするのだが・・・。


解説 評価 感想
1946年に発表された、ドロシー・B・ヒューズの小説”Ride the Pink Horse”を基に製作された作品。
同年「湖中の女」で監督デビューした、俳優でもあるロバート・モンゴメリーが主演を兼ねて監督し、トーマス・ゴメスワンダ・ヘンドリックスなどが共演した作品。

友人を殺した者に復讐しようとする男の行動を描くフィルム・ノワール

第20回アカデミー賞では、助演男優賞(トーマス・ゴメス)にノミネートされた。

様々な登場人物の個性を生かした、ロバート・モンゴメリーの巧みな演出が見どころの作品。

自分につきまとう田舎娘を見下す主人公が、彼女の協力で危機を脱し、立場が逆転するラストの演出も素晴らしい。

主演のロバート・モンゴメリーは、友人を殺した男に復讐しようとする男を好演している。

主人公と親しくなり協力する気のいい男を演ずるトーマス・ゴメス、主人公につきまとい彼に協力する少女を好演するワンダ・ヘンドリックス、主人公が追う男フレッド・クラーク、その秘書リチャード・ゲインズ、ヒューゴの知人女性アンドレア・キング、同じくエドワード・アール、主人公に関わるFBI捜査官をいい味で演ずるアート・スミス、バーテンダーのマーティン・ガララガ、ベルボーイのティト・レバルド、エレベーターガールのマリア・コルテス、他ハロルド・グッドウィンなどが共演している。


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