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メイフラワー号で新大陸に向かった入植者たちの苦難の航海を描く、監督クラレンス・ブラウン、主演スペンサー・トレイシー、ジーン・ティアニー、ヴァン・ジョンソン、レオ・ゲン他共演の歴史ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:クラレンス・ブラウン
製作:ドア・シャリー
原作:アーネスト・ゲブラー”プリマス・アドベンチャー”
脚本:ヘレン・ドイチュ
撮影:ウィリアム・H・ダニエルズ
編集:ロバート・J・カーン
音楽:ミクロス・ローザ
出演
クリストファー・ジョーンズ:スペンサー・トレイシー
ドロシー・ブラッドフォード:ジーン・ティアニー
ジョン・オールデン:ヴァン・ジョンソン
ウィリアム・ブラッドフォード:レオ・ゲン
ウィリアム・ブリュースター:バリー・ジョーンズ
プリシラ・マリンズ:ドーン・アダムス
コピン一等航海士:ロイド・ブリッジス
マイルズ・スタンディッシュ:ノエル・ドレイトン
ギルバート・ウィンスロー:ジョン・デナー
ウィリアム・バッテン:トミー・アイヴォ
エドワード・ウィンスロー:ローウェル・ギルモア
ジョン・カーヴァー総督:ポール・キャヴァナー(クレジットなし)
スティーヴン・ホプキンス:ドン・ディラウェイ(クレジットなし)
ローズ・スタンディッシュ:エリザベス・フラウノイ(クレジットなし)
アリス・マリンズ:アイヴィス・ゴールディング(クレジットなし)
オーシャナス・ホプキンス:ハーヴェイ・M・グジック(クレジットなし)
エリザベス・ホプキンス:エリザベス・ハロワー(クレジットなし)
メアリー・ブリュースター:キャスリーン・ロックハート(クレジットなし)
クリストファー・マーティン:マレー・マシスン(クレジットなし)
ウィリアム・マリンズ:マット・ムーア(クレジットなし)
サミュエル・フラー:ヒュー・プライン(クレジットなし)
ジョン・ビリントン:ジョン・シャーマン(クレジットなし)
トーマス・ウェストン:リス・ウィリアムズ(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 MGM
1952年製作 105分
公開
北米:1952年11月14日
日本:未公開
製作費 $3,185,000
■ アカデミー賞 ■
第25回アカデミー賞
・受賞
特殊効果賞
■ ストーリー ■
1620年、イングランド、サウサンプトン。
新大陸アメリカに向かうメイフラワー号の船長クリストファー・ジョーンズ(スペンサー・トレイシー)は、ウィリアム・ブラッドフォード(レオ・ゲン)と妻ドロシー(ジーン・ティアニー)ら入植者を乗せて出航する準備を始める。
ジョーンズは、美しいドロシーが気になる。
酒場に向かったジョーンズは、入植者と契約を交わした代理人でロンドンの商人トーマス・ウェストン(リス・ウィリアムズ)と話す。
ジョーンズは、危険を冒す入植者の気持ちが理解できないと言いながら、ウェストンから現金を受け取り、目的地をバージニアからケープコッドにすることを承諾する。
そこに現れた大工のジョン・オールデン(ヴァン・ジョンソン)は、何とか乗船することを許可され船に向かう。
乗船したジョンは、一等航海士のコピン(ロイド・ブリッジス)と揉め事を起こす。
ジョンは、船に乗ることを勧めてくれたギルバート・ウィンスロー(ジョン・デナー)から、彼の兄エドワード・ウィンスロー(ローウェル・ギルモア)を紹介され、美しいプリシラ・マリンズ(ドーン・アダムス)に惹かれる。
寝場所を見つけたジョンは、その場に居たピューリタンのウィリアム・ブリュースター(バリー・ジョーンズ)と話し、自分が国教徒であることを伝える。
ブリュースターは、この船に乗れば巡礼者だと言って、ジョンを納得させる。
甲板では、ウェストンが、入植した後の契約について皆に話すが、入植者たちは納得しない。
ウェストンは憤慨して契約書を破ってしまうが、入港先を変えて約束の地に向かわせないために、わざと揉め事を起こし、今回の件で破綻する、契約したニューイングランド会社を乗っ取るための策略だった。
それをコピンに話したジョーンズは、翌朝、出航することを入植者たちに伝えるのだが…。
■ 解説 評価 感想 ■
1950年に発表された、アーネスト・ゲブラーの小説”プリマス・アドベンチャー”を基に製作された作品。
多くの作品を手掛けたクラレンス・ブラウンにとっては最後の監督作品となった。
主演はスペンサー・トレイシー、ジーン・ティアニー、ヴァン・ジョンソン、レオ・ゲンなどが共演した作品。
メイフラワー号で新大陸に向かった入植者たちの苦難の航海を描く描く歴史ドラマ。
魅力的なキャスティングに加え、問題が多発しながら新天地を目指す、入植者たちの苦難の日々が切実に描かれた内容は興味深い。
特に、嵐の中で航行するシーンの迫力映像は必見で、第25回アカデミー賞では、特殊効果賞を受賞した。
主演のスペンサー・トレイシーは、歴史に名を残す新大陸への航海を指揮した、メイフラワー号の船長クリストファー・ジョーンズを熱演している。
主人公が惹かれる、新大陸に向かう入植者ドロシー・ブラッドフォードのジーン・ティアニー、その夫で非国教徒のウィリアム・ブラッドフォード役レオ・ゲン、大工として船に乗船するジョン・オールデンのヴァン・ジョンソン、彼が惹かれるプリシラ・マリンズのドーン・アダムス、非国教徒のウィリアム・ブリュースター役バリー・ジョーンズ、主人公の副官である一等航海士ロイド・ブリッジス、入植地の軍事顧問となるマイルズ・スタンディッシュ役ノエル・ドレイトン、その妻ローズ・スタンディッシュのエリザベス・フラウノイ、入植者のギルバート・ウィンスロー役ジョン・デナー、教会の指導者である入植者ウィリアム・バッテン役トミー・アイヴォ、非国教徒のエドワード・ウィンスロー役ローウェル・ギルモア、入植地で総督となるジョン・カーヴァーのポール・キャヴァナー、入植者スティーヴン・ホプキンスのドン・ディラウェイ、その息子で船内で生まれるオーシャナス・ホプキンス役ハーヴェイ・M・グジック、プリシラ・マリンズの母親アリス・マリンズ役アイヴィス・ゴールディング、その夫ウィリアム・マリンズ役マット・ムーア、舞台女優エリザベス・ホプキンスのエリザベス・ハロワー、ウィリアム・ブリュースターの妻メアリー・ブリュースター役キャスリーン・ロックハート、入植者で後に総督になるクリストファー・マーティンのマレー・マシスン、入植地で医師となるサミュエル・フラーのヒュー・プライン、入植地で殺人を犯し処刑された最初の人物ジョン・ビリントンのジョン・シャーマン、入植者と契約をする代理人の商人トーマス・ウェストン役リス・ウィリアムズなどが共演している。











