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富豪一家のスキャンダルを取材する記者が巻き起こす騒動と恋を描く、製作ハリー・コーン、製作、監督フランク・キャプラ、主演ロレッタ・ヤング、ロバート・ウィリアムズ、ジーン・ハーロウ他共演のロマンティック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：フランク・キャプラ
製作
ハリー・コーン
フランク・キャプラ（クレジットなし）
原作
ハリー・チャンドラー
ダグラス・Ｗ・チャーチル
脚本
ドロシー・ハウエル
ロバート・リスキン
ジョー・スワーリング
撮影：ジョセフ・ウォーカー
編集：ジーン・ミルフォード
出演
ギャラガー：ロレッタ・ヤング
スチュアート”スチュー”スミス：ロバート・ウィリアムズ
アン・スカイラー：ジーン・ハーロウ
スマイス：ハリウェル・ホッブズ
グレイソン：レジナルド・オーウェン
コンロ：エドマンド・ブリーズ
マイケル・スカイラー：ドン・ディラウェイ
ビンジー：ウォルター・キャトレット
ドーソン：クロード・アリスター
スカイラー夫人：ルイーズ・クロッサー・ヘイル
密造酒場のオーナー：リチャード・クレイマー（クレジットなし）
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1931年製作 89分
公開
北米：1931年10月31日
日本：1933年12月7日
■ ストーリー ■
ポスト紙のコラムニスト、ギャラガー（ロレッタ・ヤング）とゲームで遊んでいた記者のスチュアート”スチュー”スミス（ロバート・ウィリアムズ）は、編集長のコンロ（エドマンド・ブリーズ）に呼ばれる。
コンロは、プレイボーイの富豪マイケル・スカイラー（ドン・ディラウェイ）とコーラスガールのグロリア・ゴールデンによるスキャンダルの取材をスチューに任せる。
マイケルの母親（ルイーズ・クロッサー・ヘイル）は、弁護士グレイソン（レジナルド・オーウェン）と共にスキャンダルをもみ消そうとする。
マイケルの妹アン（ジーン・ハーロウ）は、今回の事件を母親ほど心配していなかった。
スカイラー家の書斎でスチューは、ライバル社の記者ビンジー（ウォルター・キャトレット）と待機していた。
先に呼ばれたビンジーは、グレイソンから50ドルを受け取り、何も取材せずにその場を去る。
次に呼ばれたスチュー、グロリアが1万ドルを受け取っていたことを知り、特ダネを手に入れたことを喜ぶ。
グレイソンは、スチューに50ドルを渡そうとするものの、それを拒まれる。
帰ろうとしたスチューはアンに呼び止められ、スキャンダルを記事にしないようにと説得される。
納得したスチューだったが、編集長に電話し、スキャンダルは真実で、グロリアがマイケルに1万ドル以上を要求していると伝えて、アンらを驚かせる。
アンに非難されたスチューは、何食わぬ顔をしてその場を去り、社に向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
製作ハリー・コーン、フランク・キャプラが製作を兼ねて監督し、主演はロレッタ・ヤング、ロバート・ウィリアムズ、ジーン・ハーロウなどが共演した作品。
富豪一家のスキャンダルを取材する記者が巻き起こす騒動と恋を描くロマンティック・コメディ。
ファーストクレジットは、撮影当時まだ18歳であり、新聞社のコラムにストを魅力的に演ずるロレッタ・ヤングだが、登場シーンは少なく、物語の主人公は、風変わりな新聞記者を好演するロバート・ウィリアムズで、彼は、本作の公開3日後に急死している。
フランク・キャプラ作品らしい、軽快で愉快な演出は十分に楽しめる内容であり、黄金期を迎える彼の才能が窺える。
主人公と恋が芽生え結婚する富豪スカイラー家の令嬢のジーン・ハーロウ、彼女の屋敷の執事ハリウェル・ホッブズ、スカイラー家の弁護士レジナルド・オーウェン、新聞社の編集長エドマンド・ブリーズ、スキャンダルでトラブル富豪の御曹司ドン・ディラウェイ、スカイラー家に買収される記者のウォルター・キャトレット、スカイラー家に雇われる主人公専属の使用人クロード・アリスター、スカイラー夫人のルイーズ・クロッサー・ヘイル、密造酒場のオーナー、リチャード・クレイマーなどが共演している。
