大ヒットしたアクション・アドベンチャー大作「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズの4作目。 イギリス、スペイン、そして永遠の命を求める最恐の海賊黒ひげによる”生命の泉”をめぐる争いに巻き込まれた海賊ジャック・スパロウの活躍を描く、監督ロブ・マーシャル、主演ジョニー・デップ、ペネロペ・クルス、イアン・マクシェーン、ジェフリー・ラッシュ他共演。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ロブ・マーシャル
製作総指揮
マイク・ステンソン
チャド・オーマン
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
ジョン・デルッカ
バリー・H・ウォルドマン
製作:ジェリー・ブラッカイマー
キャラクター原案
スチュアート・ビーティー
ジェイ・ウォルパート
脚本
テッド・エリオット
テリー・ロッシオ
撮影:ダリウス・ウォルスキー
編集:デヴィッド・ブレナー
音楽
ハンス・ジマー
ロドリーゴ・イ・ガブリエーラ
出演
キャプテン・ジャック・スパロウ:ジョニー・デップ
キャプテン・ヘクター・バルボッサ:ジェフリー・ラッシュ
アンジェリカ・ティーチ:ペネロペ・クルス
エドワード”黒ひげ”ティーチ:イアン・マクシェーン
ジョシャミー・ギブス航海士:ケヴィン・マクナリー
フィリップ・スウィフト:サム・クラフリン
シレーナ/人魚:アストリッド・ベルジュ=フリスベ
セオドア・グローヴス:グレッグ・エリス
スクラム:スティーヴン・グレアム
スパニアード:オスカー・ジャネーダ
タマラ/人魚:ジェマ・ワード
ジョージ2世:リチャード・グリフィス
フェルナンド6世:セバスチャン・アルメストロ
ジョン・カータレット卿:アントン・レッサー
ヘンリー・ペラム:ロジャー・アラム
サラマン:ポール・ベイズリー
エゼキエル:クリストファー・フェアバンク
ガーヘン:松崎悠希
キャプテン・ティーグ:キース・リチャーズ
高貴な婦人:ジュディ・デンチ
アメリカ 映画
配給 ウォルト・ディズニー・ピクチャーズ
2011年製作 136分
公開
北米:2011年5月20日
日本:2011年5月20日
製作費 $250,000,000
北米興行収入 $241,071,800
世界 $1,043,871,800
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
スペイン、カディス。
海から引き揚げられた男が、国王フェルナンド6世(セバスチャン・アルメストロ)の元に連れて行かれる。
永遠の生命をもたらすという”生命の泉”の手掛かりを手に入れた国王は、直ちに出航準備を始めさせる。
ロンドン。
拘束されていた相棒のジョシャミー・ギブス(ケヴィン・マクナリー)を救い出したキャプテン・ジャック・スパロウ(ジョニー・デップ)は、その後、捕らえられてしまい、国王ジョージ2世(リチャード・グリフィス)の前に連行される。
スペインが、”生命の泉”を見つけたという情報を掴んだ国王は、ジャックに、その場所を示す地図を渡すよう強要する。
...全てを見る(結末あり)
参考:
・「パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち」(2003)
・「パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト」(2006)
・「パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド」(2007)
・「パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉」(2011)
*(簡略ストー リー)
永遠の生命をもたらすという、”生命の泉”の手掛かりを探るスペイン国王フェルナンド6世の動きを察知したイギリス国王ジョージ2世は、その秘密を知るジャック・スパロウを捕らえて対抗策を練る。
国王はジャックの宿敵バルボッサの指揮下でスペインを出し抜こうとするが、それに協力を強要されたジャックは逃亡してしまう。
その後ジャックは、かつて愛し合った女海賊アンジェリカに再会する。
アンジェリカは、ジャックを騙してある船旅に同行させるが、実は、海賊エドワード”黒ひげ”ティーチの娘だった彼女は、予言により死が近い父が、永遠の命を求め”泉”を探そうとしていることを伝える。
ジャックは泉への案内役を強要され、その地図を持っていたジャックの相棒ギブスは、それを頭に叩き込み燃やしてしまい、バルボッサに捕らえられて目的地に向かう。
そして、その両者をスペインが追い、それぞれは、凶暴な人魚が生息すると言われる、ホワイトキャップ湾を目指すのだが・・・。
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前三作のゴア・ヴァービンスキーから、監督がロブ・マーシャルに代わり、ド派手な映像が売りの作風が、どことなく、なめらかな描写に変貌したように感じられる作品。
登場人物も主人公ジャック・スパロウ、その宿敵バルボッサ、航海士ギブス以外は一新し、新キャラクターで女海賊アンジェリカと、その父エドワード”黒ひげ”ティーチが登場するが、ややスケール・ダウンした雰囲気は否めない。
製作費も、前作より5000万ドルも減って2億5000万ドル、北米興行収入はシリーズ最悪の約2億4100万ドルに留まった。
しかし、評価も低い中、全世界では10億ドルを超す大ヒットとなった。
主演のジョニー・デップは今回も楽しい演技を見せてくれるが、宿敵バルボッサ役を怪演するジェフリー・ラッシュや、新キャラクターの黒ひげ役イアン・マクシェーンの存在を邪魔することのない、相変わらず、ワンマン作品にならないような役柄に徹している。
期待のペネロペ・クルスなのだが、前作までのヒロイン、キーラ・ナイトレイの、変幻自在の個性、演技に比べるとややインパクトに欠ける気もする。
主人公の相棒ケヴィン・マクナリー、宣教師のサム・クラフリン、彼と恋に落ちる人魚アストリッド・ベルジュ=フリスベ、イギリス海軍士官のグレッグ・エリス、船員スティーヴン・グレアム、フェルナンド6世(セバスチャン・アルメストロ)の側近オスカー・ジャネーダ、人魚役のスーパーモデル、ジェマ・ワード、ジョージ2世のリチャード・グリフィス、ジョン・カータレット卿のアントン・レッサー、ヘンリー・ペラムのロジャー・アラム、主人公の父キース・リチャーズ、高貴な婦人役でジュディ・デンチ、船員ポール・ベイズリー、リストファー・フェアバンク、松崎悠希などが共演している。