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苦労して正看護師となった女性が危険な目に遭いながら職務を果たそうとする姿を描く、監督ウィリアム・A・ウェルマン、主演バーバラ・スタンウィック、ベン・ライオン、ジョーン・ブロンデル、クラーク・ゲーブル他共演のドラマ。 |
・ドラマ
・クラーク・ゲーブル / Clark Gable / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:ウィリアム・A・ウェルマン
原作:ドラ・メイシー”Night Nurse”
脚本
オリヴァー・H・P・ギャレット
チャールズ・ケニオン
撮影:バーニー・マギル
編集:エドワード・M・マクダーモット
音楽:レオ・F・フォルブスタイン
出演
ローラ・ハート:バーバラ・スタンウィック
モーティ:ベン・ライオン
B・マロニー:ジョーン・ブロンデル
ニック:クラーク・ゲーブル
マクスウェル夫人:ブランシュ・フレデリシ
リッチー夫人:シャーロット・メリアム
アーサー・ベル医師:チャールズ・ウィニンガー
イーガン:エドワード・J・ニュージェント 研修医
ミス・ディロン:ヴェラ・ルイス 看護師長
ミルトン・レンジャー医師:ラルフ・ハロルド
マック:ウォルター・マクグレイル
インターン:アラン・レーン(クレジットなし)
病院患者:ウィリー・フォン(クレジットなし)
警官:ジム・ファーリー(クレジットなし)
ナニー・リッチー:マーシャ・メイ・ジョーンズ(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1931年製作 72分
公開
北米:1931年8月8日
日本:1932年2月日
製作費 $260,000
■ ストーリー ■
ローラ・ハート(バーバラ・スタンウィック)は、看護研修生に応募するが、看護師長のディロン(ヴェラ・ルイス)から、高校を中退していることを指摘され不採用となる。
苛立ちながらその場を去ろうとしたローラは、病院の外科医であるアーサー・ベル医師(チャールズ・ウィニンガー)に出会い気に入られる。
ベルにローラの世話を頼まれたディロンは、態度を一変させて彼女を採用する。
ローラは、同僚のB・マロニー(ジョーン・ブロンデル)とルームメイトになり、研修医イーガン(エドワード・J・ニュージェント)にからかわれるながら、マロニーと共に産科病棟に配属される。
ある夜、門限を破りトラブルを起こしてディロンに注意されたローラとマロニーは、救急の夜勤を命ぜられる。
ローラは、傷を負って現れた酒の密売人モーティ(ベン・ライオン)の治療をして、傷が弾痕だと気づく。
警察に報告する義務があったローラは、銃が暴発したと言うモーティに、この件は黙っていてほしいと説得される。
ローラは、現れたマロニーに、モーティは友達だということにして、警察には通報しないことにする。
治療を終えたモーティは、ローラに感謝してその場を去る。
その後ローラは、マロニーと共にベル医師の手術の助手を務める。
手術は失敗に終わり患者は死亡するが、ローラとマロニーは、研修に合格して正式に看護師となる。
ローラに惹かれたモーティは、彼女に頻繁に贈りものを届けた。
夜勤看護師となったローラは、富豪の未亡人リッチー夫人(シャーロット・メリアム)の幼い娘で、衰弱するデズニーとナニー(マーシャ・メイ・ジョーンズ)姉妹の専属看護になる。
ローラは、容態が改善しない姉妹が、運転手のニック(クラーク・ゲーブル)を恐れていることが気になる・・・。
1930年に発表された、ドラ・メイシーの小説”Night Nurse”を基に製作された作品。
「つばさ」(1927)、「民衆の敵」(1931)などのウィリアム・A・ウェルマンが監督し、主演はバーバラ・スタンウィック、ベン・ライオン、ジョーン・ブロンデル、クラーク・ゲーブルなどが共演した作品。
苦労して正看護師となった女性が危険な目に遭いながら職務を果たそうとする姿を描くドラマ。
バーバラ・スタンウィックとジョーン・ブロンデルが下着姿になり、女性が痛めつけられるシーンなどが何度か登場し、当時としては話題になった。
また、クラーク・ゲーブルの初期の作品であり、圧倒的な存在感で、冷酷な運転手を印象的に演じている。
主演のバーバラ・スタンウィックは、危険な目に遭いながらも、看護師としての職務を果たそうとする主人公を好演している。
主人公に惹かれる酒の密売人ベン・ライオン、主人公と親しくなる同僚のジョーン・ブロンデル、犯罪に関わるリッチー家の運転手クラーク・ゲーブル、彼に惹かれる雇い主の未亡人シャーロット・メリアム、その使用人ブランシュ・フレデリシ、主人公を気に入る外科医のチャールズ・ウィニンガー、主人公をからかう研修医エドワード・J・ニュージェント、看護師長のヴェラ・ルイス、リッチー家の主治医で犯罪に絡むラルフ・ハロルド、リッチー夫人(シャーロット・メリアム)の男友達ウォルター・マクグレイル、研修医のアラン・レーン、病院の患者ウィリー・フォン、警官のジム・ファーリー、ニック(クラーク・ゲーブル)に命を狙われる衰弱する少女マーシャ・メイ・ジョーンズなどが共演している。