2007年に発表された、レイチェル・コーンとデヴィッド・レヴィサンの著書”Nick & Norah’s Infinite Playlist”を基に製作された作品。 別れた恋人にCDの曲を贈り続けていた青年と捨てられたCDを聴いた少女の出会いと一夜の出来事を描く、製作クリス・ワイツ、監督ピーター・ソレット、主演マイケル・セラ、カット・デニン、アレクシス・ジーナ、アリ・グレイナー、アーロン・ヨー、ジェイ・バルシェル他共演のロマンチック・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ピーター・ソレット
製作
ケリー・コハンスキー
クリス・ワイツ
ポール・ワイツ
アンドリュー・ミアノ
アダム・ブライトマン
製作総指揮
ジョセフ・ドレイク
ネイサン・カヘイン
原作
”Nick & Norah’s Infinite Playlist”
レイチェル・コーン
デヴィッド・レヴィサン
脚本:ローリーン・スカファリア
撮影:トム・リッチモンド
編集:マイロン・I・カースタイン
音楽:マーク・マザースボウ
出演
ニック・オレアリー:マイケル・セラ
ノラ・シルヴァーバーグ:カット・デニングス
トリス:アレクシス・ジーナ
キャロライン:アリ・グレイナー
トム:アーロン・ヨー
タル:ジェイ・バルシェル
デーヴ:ラフィ・ガヴロン
レサリオ:ジョナサン・B・ライト
ゲイリー:ザカリー・ブース
ハイプ・マン:ジョン・チョー
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
2008年製作 90分
公開
北米:2008年10月3日
日本:未公開
製作費 $10,000,000
北米興行収入 $31,487,290
世界 $33,506,140
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニュージャージー州、ホーボーケン。
”オール・ゲイ・バンド”のベーシストであるニック・オレアリー(マイケル・セラ)は、別れて間もない恋人トリス(アレクシス・ジーナ)への想いが断ち切れなかった。
トリスに伝えるメッセージを録音したニックは、”ミックスCD”を何枚も贈り気持ちを伝えたが、それも終りにすると語るが、結局はその録音を消去してしまう。
高校生のトリスは、ニックから受け取ったCDを、友人ノラ・シルヴァーバーグ(カット・デニングス)とキャロライン(アリ・グレイナー)に見せてゴミ箱に捨ててしまう。
そのCDを拾って聴いていたノラは、誰の曲か知らないまま、それが気に入っていることをキャロラインに伝える。
現れたバンド仲間のトム(アーロン・ヨー)とデーヴ(ラフィ・ガヴロン)にライブに誘われたニックだったが、ニックはそれを断る。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ニュージャージー州、ホーボーケン。
バンドのベーシスト、ニック・オレアリーは、別れたばかりの恋人トリスへの想いが断ち切れない。
曲を入れたミックスCDを贈り続けたニックだったが、トリスはそれをゴミ箱に捨ててしまう。
CDを拾っていたトリスの友人ノラは、誰の曲かも知らないままそれが気に入っていた。
そんな時、ニューヨークのどこかで憧れのインディーズ・バンド”ウェアー・イズ・フラフィ”のライブがあることが分かり、ニックはバンド仲間のトムとデーヴと共にマンハッタンに向かうことになる。
クラブに来ていたノラと親友のキャロラインは、ニックのバンドの演奏を聴き、トリスに気づいたニックは動揺する。
トリスにからかわれたノラは、ニックがトリスと付き合っていたことも知らずに、彼と親しげにするところを見せつけてしまう。
気分を害し憤慨したトリスは、ニックの気を引こうとするのだが・・・。
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奔放で自由な考えの若者達が体験する一夜の出来事が、眠らない街ニューヨークを舞台に爽やかに描かれている。
共通の知人との関係もぎくしゃくしながら、ふとしたことで出会った若い男女の甘い愛が淡々と描かれ、柔らかなタッチで進行するドラマは、終始、心地よい雰囲気で展開する。
音楽をテーマにした作品だけあり、それを生かしたピーター・ソレットの軽快な演出も見所の作品。
恋人と別れたばかりで失意の日々を送りながらバンド活動を続ける青年を、物静かに自然に演ずるマイケル・セラ、音楽プロデューサーの娘でもあり、初めて体験する本当の恋を楽しむカット・デニングス、彼女のライバルとなる友人で主人公の元恋人アレクシス・ジーナ、ヒロインの親友で、殆どのシーンで酔っているアリ・グレイナー、主人公のバンド仲間アーロン・ヨーとラフィ・ガヴロン、その友人ジョナサン・B・ライト、ヒロインの男友達ジェイ・バルシェル、トリス(アレクシス・ジーナ)に付き合う大学生ザカリー・ブース、ハイプ・マンのジョン・チョーなどが共演している。