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マルホランド・ドライブ Mulholland Drive (2001)

女優志願の女性と記憶を失った女性が体験する奇妙な出来事を描く、監督、脚本デヴィッド・リンチ、主演ナオミ・ワッツジャスティン・セローローラ・ハリングアン・ミラーロバート・フォスター他共演のミステリー。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:デヴィッド・リンチ
製作
ニール・エデルスタイン
トニー・クランツ
マイケル・ポレール
アラン・サルド
メアリー・スウィーニー
製作総指揮:ピエール・エデルマン
脚本:デヴィッド・リンチ
撮影:ピーター・デミング
編集:メアリー・スウィーニー
音楽:アンジェロ・バダラメンティ

出演
ベティ・エルムス/ダイアン・セルウィン:ナオミ・ワッツ
リタ/カミーラ・ローズ:ローラ・ハリング
アダム・ケシャー:ジャスティン・セロー
ココ:アン・ミラー
ヴィンチェンゾ・カスティリアーニ:ダン・ヘダヤ
ジョー:マーク・ペレグリノ
ドムガード刑事:ブレント・ブリスコー
ハリー・マックナイト刑事:ロバート・フォスター
ルイージ・カスティリアーニ:アンジェロ・バダラメンティ
ローク:マイケル・J・アンダーソン
バム:ボニー・アーロンズ
カウボーイ:モンティ・モンゴメリー
ルイーズ・ボナー:リー・グラント
ウォーリー・ブラウン:ジェームズ・カレン
ジミー・カッツ:チャド・エヴェレット
マジシャンの:リチャード・グリーン
本人:レベッカ・デル・リオ
カミーラ・ローズ:メリッサ・ジョージ
クッキー/司会者:ジェノ・シルヴァ
ジーン:ビリー・レイ・サイラス
ロレイン・ケシャー:ロリ・ヒューリング
アイリーン:ジャンヌ・ベイツ
ダン:パトリック・フィッシュラー
ハーブ:マイケル・クーク

アメリカ/フランス 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1996年製作 146分
公開
北米:2001年10月19日
日本:2002年2月16日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $7,220,240
世界 $20,289,990


アカデミー賞
第74回アカデミー賞
・ノミネート
監督賞


ストーリー
マルホランド・ドライブ
車に乗っていた女性(ローラ・ハリング)が運転手に銃を向けられて降りるよう指示されるが、暴走車に衝突される。
運転手は死亡し、助かった女性は車を降り、呆然としながら歩き続け、サンセット大通りのあるアパートの木陰で眠ってしまう。
事故現場に駆けつけたドムガード刑事(ブレント・ブリスコー)とハリー・マックナイト刑事(ロバート・フォスター)は、この場を離れた者がいることに気づく。
翌朝、女性は、住人が立ち去ったアパートに忍び込む。
サンセット大通りのダイナー”ウィンキーズ”で、ダン(パトリック・フィッシュラー)は、裏の路地に恐ろしい人物が隠れているという悪夢を繰り返し見ていることを、ハーブ(マイケル・クーク)に話す。
店を出たダンは、現れた人物を見てショックで倒れてしまう。
カナダオンタリオ州ディープ・リバー出身で女優志望のベティ・エルムズ(ナオミ・ワッツ)は、おばルースから借りたアパートに到着する。
ベティは、管理人のココ(アン・ミラー)に挨拶して、部屋に案内される。
ベティは、床に落ちていた女性の服に気づき、シャワーを浴びていた彼女に話しかけて、同居人がいると思う。
ベティに名前を訊かれた女性は、記憶を失っていたために、貼られていた”ギルダ”のポスターを見てリタと答える。
ベティは、気分が悪そうなリタが怪我をしていることを知り、ベッドで眠った彼女を気遣う。
映画監督アダム・ケシャー(ジャスティン・セロー)は、次回作の主演女優にカミラ・ローズ(メリッサ・ジョージ/写真)を起用することを、マフィアのルイージ・カスティリアーニ(アンジェロ・バダラメンティ)と弟ヴィンチェンゾ(ダン・ヘダヤ)に強要される。
それを断ったアダムはその場を去り、カスティリアーニ兄弟のリムジンをゴルフのアイアンで傷つけてその場を去る。
カミーラを出演させることに関わるローク(マイケル・J・アンダーソン)は、アダムが使わないと言っているために、製作は中止した方がいいという報告を受ける。
殺し屋のジョー(マーク・ペレグリノ)は、電話帳を奪うために男を殺すが、関係のない2人も殺してしまう。
ルースに電話をしたベティは、リタが同居人ではないことを知り、その件をリタと話す。
ベティは、泣き出したリタが記憶を失っていることを知る。
リタは、ベティから自分のハンドバッグを渡され、中に入っていた大金と青い鍵を確認する。
ベティは、それを手掛かりにして、リタの記憶を取り戻すために協力しようとするのだが・・・。


解説 評価 感想
デヴィッド・リンチが脚本と兼ねて監督し、主演はナオミ・ワッツジャスティン・セローローラ・ハリングアン・ミラーロバート・フォスターなどが共演した作品。

女優志願の女性と記憶を失った女性が体験する奇妙な出来事を描くミステリー。

テレビシリーズとして構想されたものの、テレビ局に却下されたデヴィッド・リンチが、長編映画として変更を加えた神秘的な内容は、彼の目指すところの頂点に達したとも評価、絶賛された、最高傑作とも言われる作品。

また、ナオミ・ワッツハリウッドでの地位を確立した作品で、ミュージカル映画の黄金期を支えたアン・ミラーの遺作でもある。

第74回アカデミー賞では、監督賞にノミネートされた。

主演のナオミ・ワッツは、女優になるためにロサンゼルスに着くものの、不可思議な事件に巻き込まれる女性を魅力的に演じている。

主人公に協力してもらい失った記憶を取り戻そうとする女優ローラ・ハリング、彼女の起用を拒んだためにトラブルに巻き込まれる映画監督ジャスティン・セロー、主人公のアパートの管理人アン・ミラー、アダムを脅すマフィアのダン・ヘダヤと兄アンジェロ・バダラメンティ、ドジな殺し屋マーク・ペレグリノ、自動車事故現場に駆けつける刑事のロバート・フォスターブレント・ブリスコー、カミーラ(ローラ・ハリング)を映画に出演させることに関わる男マイケル・J・アンダーソンモンティ・モンゴメリー、レストランの路地の恐ろしい人物ボニー・アーロンズ、主人公の隣人リー・グラント、主人公のキャスティング・エージェント、ジェームズ・カレン、主人公のオーディションの相手の役者チャド・エヴェレット、マジシャンのリチャード・グリーン、ステージで歌う歌手レベッカ・デル・リオ、カミーラ・ローズのメリッサ・ジョージ、司会者のジェノ・シルヴァ、アダム(ジャスティン・セロー)の妻ロリ・ヒューリング、彼女と浮気するプールの清掃員ビリー・レイ・サイラス、主人公を空港に迎えるジャンヌ・ベイツ、レストランで恐ろしい人物に怯える男パトリック・フィッシュラー、彼の連れマイケル・クーク、などが共演している。


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