マーベル・コミックのキャラクター”マダム・ウェブ”が登場する”ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース”の4作目。 3人の少女を殺そうとする謎の男に立ち向かう予知能力を持つ救命士の戦いを描く、製作総指揮、監督、脚本S・J・クラークソン、主演ダコタ・ジョンソン、シドニー・スウィーニー、イザベラ・メルセード、セレステ・オコナー、タハール・ラヒム、マイク・エップス、エマ・ロバーツ、アダム・スコット他共演のスーパーヒーロー・ムービー。 |
・ダコタ・ジョンソン / Dakota Johnson / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:S・J・クラークソン
製作:ロレンツォ・ディ・ボナヴェンチュラ
製作総指揮
アダム・メリムズ
S・J・クラークソン
クレア・パーカー
原作:マーベル・コミックス(キャラクター)
原案
ケレム・サンガ
マット・サザマ
バーク・シャープレス
脚本
マット・サザマ
バーク・シャープレス
クレア・パーカー
S・J・クラークソン
撮影:マウロ・フィオーレ
編集:リー・フォルソム=ボイド
音楽:ヨハン・セデルクヴィスト
出演
カサンドラ・ウェブ:ダコタ・ジョンソン
ジュリア・コーンウォール:シドニー・スウィーニー
アーニャ・コラソン:イザベラ・メルセード
マティー・フランクリン:セレステ・オコナー
エゼキエル・シムズ:タハール・ラヒム
ベン・パーカー:アダム・スコット
メアリー・パーカー:エマ・ロバーツ
オニール:マイク・エップス
コンスタンス・ウェブ:ケリー・ビシェ
アマリア:ゾシア・マメット
サンティアゴ:ホセ・マリア・ヤスピク
国家安全保障局エージェント:ジル・ヘネシー
アメリカ 映画
配給 Sony Pictures Releasing
2024年製作 116分
公開
北米:2024年2月14日
日本:2024年2月23日
製作費 $80,000,000
北米興行収入 $43,817,100
世界 $100,498,760
■ ストーリー ■
1973年、ペルーのアマゾン熱帯雨林。
妊娠中のコンスタンス・ウェブ(ケリー・ビシェ)率いる研究チームは、特殊な治癒性を持つ未知のクモを発見する。
コンスタンスが警護として雇ったエゼキエル・シムズ(タハール・ラヒム)は、クモを自分のものにしようとする。
エゼキエルは、コンスタンスからクモを奪おうとして揉み合いになり、発砲してしまう。
撃たれて倒れたコンスタンスからクモを奪ったエゼキエルは逃げ去る。
そこに先住民のサンティアゴ(ホセ・マリア・ヤスピク)が現れ、瀕死のコンスタンスを連れて部族の元に向かう。
サンティアゴは、クモの治癒性を利用してコンスタンスを救おうとするが、彼女は女の子を出産した直後に息を引き取る。
2003年、ニューヨーク。
コンスタンスの娘カサンドラ(ダコタ・ジョンソン)は、同僚のベン・パーカー(アダム・スコット)やオニール(マイク・エップス)と共に救急救命士として忙しい日々を送っていた。
父と弟と共に病院に向かったジュリア・コーンウォール(シドニー・スウィーニー)は、カサンドラとベンが義母を救急搬送してくれたお陰で救われたことを知る。
ある日カサンドラは、橋の上で横転した車の中から男性を救出するが、車と共に川に落下してしまう。
カサンドラは、”未来を変えられるのは自分しかいない”という声を聴きながら幻覚を見る。
ベンに救出されたカサンドラは、蘇生されて意識が戻るが、デジャブが起きることを不思議に思う。
予知能力を持つようになったエゼキエルは、3人の少女ジュリア、アーニャ・コラソン(イザベラ・メルセード)、マティー・フランクリン(セレステ・オコナー)に殺される夢を毎日見ていた。
それが現実に起きると確信するシムズは苦しみ、3人を見つけて殺そうとする。
ベンの妹メアリー(エマ・ロバーツ)のベビーシャワーに招待されたカサンドラは、そこでもデジャブが起きる。
緊急連絡が入り、火災現場に向かったカサンドラは、その場でオニールが事故死することを予知する。
救急車で走り去ったオニールは、トラックに衝突して亡くなり、カサンドラは、未来が見えることに気づくのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
*ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース
・「ヴェノム」(2018)
・「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」(2021)
・「モービウス」(2022)
・「マダム・ウェブ」(2024)
・「ヴェノム:ザ・ラストダンス」(2024)
・「クレイヴン・ザ・ハンター」(2024)
マーベル・コミックのキャラクター”マダム・ウェブ”が登場する”ソニーズ・スパイダーマン・ユニバース”の4作目。
本作がデビューとなるS・J・クラークソンが製作総指揮と脚本を兼ねて監督し、主演はダコタ・ジョンソン、シドニー・スウィーニー、イザベラ・メルセード、セレステ・オコナー、タハール・ラヒム、マイク・エップス、エマ・ロバーツ、アダム・スコットなどが共演している。
3人の少女を殺そうとする謎の男に立ち向かう予知能力を持つ救命士の戦いを描くスーパーヒーロー・ムービー。
主人公が、少女たちを守るために救命士としてのスキルを活かし、亡き母の思いを知りながら奮闘する姿は興味深いが、超人的なパワーを見せるでもなく、スーパーヒーローに成りかけるという段階で終わってしまう物足りない内容は残念だ。
批評家から酷評された本作は、ラジー賞で主要部門を受賞してしまい、北米興行収入は約4400万ドル、全世界でも約1億ドルという結果に終わり、続編に期待・・・という雰囲気で終わる物語が続く可能性は低くなった。
主演のダコタ・ジョンソンは、予知能力を身につけて謎の男と戦う救命士カサンドラ・ウェブを熱演している。
謎の男に追われる少女ジュリア・コーンウォールのシドニー・スウィーニー、アーニャ・コラソンのイザベラ・メルセード、マティー・フランクリンのセレステ・オコナー、彼女らを殺そうとする予知能力を持つ男エゼキエル・シムズのタハール・ラヒム、主人公の同僚ベン・パーカーのアダム・スコットとマイク・エップス、ベン(アダム・スコット)の妹メアリー・パーカー:エマ・ロバーツ、主人公の母親コンスタンス・ウェッブのケリー・ビシェ、エゼキエル(タハール・ラヒム)の助手であるハッカーのゾシア・マメット、主人公の母を救う先住民ホセ・マリア・ヤスピク、エゼキエルに近づくNSA/国家安全保障局エージェントのジル・ヘネシーなどが共演している。