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500万ドルの名誉毀損訴訟を阻止せよ! 四大スターが火花を散らす、嘘と偽装結婚の四角関係。 スクリューボール・コメディ黄金期の輝きを凝縮した、最高に贅沢な一皿。 監督ジャック・コンウェイ、主演ジーン・ハーロウ、ウィリアム・パウエル、マーナ・ロイ、スペンサー・トレイシー他共演のスクリューボール・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジャック・コンウェイ
製作:ローレンス・ウェインガーテン
原作:ウォーレス・サリヴァン
脚本
モウリン・ダラス・ワトキンス
ハワード・エメット・ロジャース
ジョージ・オッペンハイマー
撮影:ノーバート・ブロダイン
編集:フレデリック・Y・スミス
音楽:ウィリアム・アクスト
出演
グラディス・ベントン:ジーン・ハーロウ / 新聞社編集長の婚約者
ビル・チャンドラー: ウィリアム・パウエル / 訴訟阻止計画に加担する元記者
コニー・アレンベリー:マーナ・ロイ / 新聞社を訴えようとする富豪令嬢
ウォーレン・ハガティ:スペンサー・トレイシー / 新聞社編集長
ジェームズ・B・アレンベリー:ウォルター・コノリー / 富豪令嬢の父親
ホリス・ベイン:チャールズ・グレープウィン / 新聞社社主
バーンズ=ノーヴェル夫人:コーラ・ウィザースプーン / 富豪の知人
エヴァンス:E・E・クライヴ / 釣りインストラクター
バブス・バーンズ=ノーヴェル:ローリ・ビーティ / 富豪知人の娘
チン:オットー・ヤマオカ / 編集長の使用人
グラハム:チャールズ・トロウブリッジ 富豪の補佐
治安判事:スペンサー・チャーターズ
ベルボーイ:ジョージ・チャンドラー
ジョニー:ウィリアム・ベネディクト / 新聞社の社員
電話交換手:グウェン・リー
ホテルの清掃員:ハティ・マクダニエル(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 MGM
1936年製作 98分
公開
北米:1936年10月9日
日本:1937年4月15日
製作費 $603,000
■ アカデミー賞 ■
第9回アカデミー賞
・ノミネート
作品賞
■ ストーリー ■
【 ニューヨーク 】
ニューヨーク・イブニング・スターの編集長ウォーレン・ハガティ(スペンサー・トレイシー)は、婚約者グラディス・ベントン(ジーン・ハーロウ)との結婚式を控えていた。
ロンドン在住の富豪令嬢コニー・アレンベリー(マーナ・ロイ)は、イブニング・スターの記事で、結婚生活を破綻させたという濡れ衣を着せられる。
その件が誤報だと分かったウォーレンは、訴訟を恐れる。
社に向かったウォーレンは、結婚式どころではなくなり、ウエディングドレス姿で現れたグラディスに非難される。
グラディスに納得してもらえないウォーレンは、社主のホリス・ベイン(チャールズ・グレープウィン)に呼ばれて対策を練り、コニーの父親ジェームズ(ウォルター・コノリー)と電話で話す。
記事のことで非難されたウォーレンは、ジェームズの弁護士と話し、コニーが、名誉毀損で500万ドルの損害賠償を求め訴訟を起こすことを知らされる。
かねてからジェームズを非難して来たことへの逆襲ととらえたベインは、今回の件で倒産することを覚悟する。
対抗するつもりのウォーレンは、コニーに狙いを定めたある計画を考える。
ウォーレンは、元部下の記者で、プレイボーイのビル・チャンドラー(ウィリアム・パウエル)を呼び寄せて、コニーの訴訟を取り下げさせる計画を実行するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
多くのサイレント作品を手がけMGMで活躍した、「嵐の三色旗 / 二都物語」(1935)などのジャック・コンウェイが監督し、主演はジーン・ハーロウ、ウィリアム・パウエル、マーナ・ロイ、スペンサー・トレイシーなどが共演した作品。
その時代の雰囲気が感じられる、実に愉快な内容の本作は高く評価され、第9回アカデミー賞では、作品賞にノミネートされた。
「影なき男」シリーズが始まっていた、訴訟阻止計画に加担する元記者で、少々間抜けな役柄を愉快に演ずるウィリアム・パウエルと、訴訟を考える富豪令嬢を魅力的に演ずるマーナ・ロイは相性は抜群。
また実生活のパートナーであるウィリアム・パウエルと、偽夫婦演じながら次第に彼に惹かれるジーン・ハーロウの絡みも面白い。
ファーストクレジットのジーン・ハーロウは、脇役的な雰囲気で演じているが、クライマックスで一気にドラマを引っ張る、”迫力”さえ感じる演技は見ものだ。
ジーン・ハーロウの婚約者であるスペンサー・トレイシーは、訴訟を阻止しようとして奔走する新聞社の編集長を熱演している。











