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ライアー ライアー Liar Liar (1997)

エース・ベンチュラ」(1994)や「ブルース・オールマイティ」(2003)でもジム・キャリーとコンビを組むトム・シャドヤック監督による抱腹絶倒のファミリー・コメディ。
共演モーラ・ティアニージャスティン・クーパージェニファー・ティリーケイリー・エルウィズ

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


コメディ


スタッフ キャスト ■
監督:トム・シャドヤック

製作総指揮
マイケル・ボスティック

ジェームズ・D・ブルベイカー
製作:ブライアン・グレイザー
撮影:ラッセル・ボイド
編集:ドン・ジンマーマン
音楽:ジョン・デブニー

出演
フレッチャー・リード:ジム・キャリー

オードリー・リード:モーラ・ティアニー
マックス・リード:ジャスティン・クーパー
サマンサ・コール:ジェニファー・ティリー
ジェリー:ケイリー・エルウィズ
ミランダ:アマンダ・ドノホー
ダナ・アップルトン検事:スウージー・カーツ
アラン理事長:ミッチェル・ライアン
グレタ:アン・ヘイニー
マーシャル・スティーヴンス判事:ジェイソン・バーナード
スカル:ランドール“テックス”コッブ
エレベーターの女性:クリスタ・アレン

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ

1997年製作 86分
公開
北米:1997年3月21日
日本:1997年6月14日
製作費 $45,000,000
北米興行収入 $181,395,400
世界 $302,710,620


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
弁護士フレッチャー・リード(ジム・キャリー)は、嘘ばかりついていると、最愛の息子マックス(ジャスティン・クーパー)に思われているが、実は仕事でもそれを武器に裁判に挑む日々が続いていた。
そんなフレッチャーは、別れた妻オードリー(モーラ・ティアニー)の信頼も失い、マックスの誕生日には上司と愛し合い、それをすっぽかしてしまう。
そんな時マックスは、”父親が、1日だけ嘘をつかないように”と願い事をする。
その瞬間フレッチャーは、なんと嘘がつけなくなり、大切な裁判で窮地に立たされてしまう・・・。


解説 評価 感想 ■

ジム・キャリーとしては、駄作に終わってしまった「ケーブルガイ」(1996)から、一気に立ち直ることになる、彼の主演作としては1990年代最高のヒットとなった作品。
北米興行収入 $181,395,400
世界 $302,710,620

顔面変形芸よりも、とにかく、アクション・スター顔負けの、体を張ったジム・キャリーの奮闘ドタバタぶりは、かつてのジェリー・ルイスを彷彿させる、”完璧”な可笑しさだ。

弁護士事務所が舞台ということもあり、リッチな有閑マダム、強かで妖艶な上司、上品な秘書、エレベーターに乗る魅力的な女性人までを、これ見よがしに登場させるのだが、結局は、そこで働く主人公は、愛する息子との平凡な生活と、地味な教師の元妻との生活を追い求めるという、スタンダードな設定がなかなかいい。

息子の父親への愛を気遣う質素な妻モーラ・ティアニー、その恋人で最後には潔く手を引くケイリー・エルウィズ、金のために子供まで利用する強欲なクライアント、ジェニファー・ティリー、主人公の上司アマンダ・ドノホー、辣腕検事スウージー・カーツ、法律事務所理事長ミッチェル・ライアン、裏切られたと思い一度は辞職するが、結局は主人公を助ける秘書アン・ヘイニー、これが遺作となる、冷静沈着な判事のジェイソン・バーナード、わずかな出演ながら、印象深いエレベーターの女性クリスタ・アレン、そして、主人公の息子を可愛らしく演じるジャスティン・クーパー、ベテラン、個性派入り乱れる共演者の演技も実に愉快だ。


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