死刑反対論者である大学教授が死刑囚の殺人事件に疑問を抱きながら陰謀に巻き込まれる姿を描く、主演ショーン・コネリー、ローレンス・フィッシュバーン、ケイト・キャプショー、ケイト・キャプショー、エド・ハリス他共演、監督アーネ・グリムシャーによるサスペンス。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:アーネ・グリムシャー
脚本
ジェブ・スチュワート
ピーター・ストーン
原作:ジョン・カッツェンバック
撮影:ラホス・コルタイ
編集
ウィリアム・M・アンダーソン
アルメン・ミナジャン
音楽:ジェームズ・ニュートン・ハワード
出演
ポール・アームストロング:ショーン・コネリー
タニー・ブラウン:ローレンス・フィッシュバーン
ローリー・プレンティス・アームストロング:ケイト・キャプショー
ボビー・アール:ブレア・アンダーウッド
ブレア・サリヴァン:エド・ハリス
T・J・ウィルコックス:クリストファー・マーレイ
エヴァンジェリン:ルビー・ディー
ケイト・アームストロング:スカーレット・ヨハンソン
ドロレス・ロドリゲス:リズ・トーレス
刑務所所長:ダニエル・J・トラヴァンティ
マクネアー弁護士:ネッド・ビーティ
フィル・プレンティス:ケヴィン・マッカーシー
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1995年製作 102分
公開
北米:1995年2月17日
日本:1995年6月
北米興行収入 $36,853,220
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
1986年、フロリダ州、オチョピー。
地元警察のタニー・ブラウン(ローレンス・フィッシュバーン)とT・J・ウィルコックス(クリストファー・マーレイ)は、少女暴行殺人の罪で、ボビー・アール(ブレア・アンダーウッド)を逮捕して暴行を加え犯行を自供させる。
8年後。
講演中の死刑反対論者である、ハーバート大学法学部教授ポール・アームストロング(ショーン・コネリー)の元に、ボビーの祖母エヴァンジェリン(ルビー・ディー)が現れる。
死刑囚のボビーからの手紙を、アームストロングに手渡したエヴァンジェリンだったが、彼は協力を拒んでしまう。
帰宅したアームストロングは、その手紙を見た妻のローリー(ケイト・キャプショー)に、信念のために闘うべきだと、ボビーの手助けをするよう説得される。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
死刑囚ボビー・アールへの協力を依頼された、死刑反対論者である大学教授ポール・アームストロングは、妻ローリーの説得もあり、それを引き受けることになる。
アームストロングは、ローリーとフロリダに向かいボビーと面会する。
ボビーが警察官のブラウンに拷問を受けて、少女殺しの犯行を自供したことを知る。
調査が進み、アームストロングはボビーの犯行に疑問点が浮かび始めて、何とか彼の死刑を阻止しようとする。
そんなアームストロングを追い払おうとするブラウンは、ボビーには誘拐の前科があり、その事件には地元の地方検事補だった妻ローリーが関係していたことを知らせる。
さらにボビーは、同じ刑務所にいる連続殺人犯のサリヴァンが、実は少女殺しの犯人だという事実を、彼から聞いたことをアームストロングに伝える。
そして、サリヴァンに会ったアームストロングは、彼が犯人だという証拠を掴むのだが・・・。
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1992年に発表された、ジョン・カッツェンバックの小説”JustCause”の映画化。
巧みに仕組まれた陰謀を、凝った脚色でまとめた作品ではあるが、先が読めてしまう、二転三転する展開と演出に、いまいち鋭さが感じられない。
個性派揃いの魅力的なキャストも話題になったが、興行的にも不発に終わった。
*北米興行収入 $36,853,220
スコットランド出身の著名な法律学者を演ずるショーン・コネリーは、期待に応える重厚な演技で、抜群の存在感を示してくれる。
やや外れた行動はあるものの、信念の捜査で事件の終結に貢献する警官ローレンス・フィッシュバーン、元検事で主人公の妻であり、実は事件に大きく関っていたケイト・キャプショー、復讐に燃える知能犯ブレア・アンダーウッド、出色の怪演を見せる狂気の連続殺人犯エド・ハリス、地元警察の刑事クリストファー・マーレイ、犯人の祖母役ルビー・ディー、主人公の娘役、撮影当時まだ10歳のスカーレット・ヨハンソン、新聞社の資料係リズ・トーレス、刑務所所長のダニエル・J・トラヴァンティ、犯人の弁護士ネッド・ビーティ、ローリー(C・キャプショー)の父親ケヴィン・マッカーシーなどが共演している。