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新聞社の編集長、社主とその婚約者そして女性記者の4人が巻き起こす騒動を描く、製作ハル・B・ウォリス、監督マイケル・カーティス、主演エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド、ロザリンド・ラッセル、パトリック・ノウルズ他共演のスクリューボール・コメディ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：マイケル・カーティス
製作：ハル・B・ウォリス
原作：ウォーレス・サリヴァン
脚本
ケイシー・ロビンソン
シグ・ハーツィグ
撮影：アーネスト・ホーラー
編集：クラレンス・コルスター
音楽：ハインツ・ロームヘルド
出演
ロバート・ケンジントン“ボブ”ランスフォード：エロール・フリン
ローリ・ディリングウェル：オリヴィア・デ・ハヴィランド
ジャン・クリスティ：ロザリンド・ラッセル
パターソン“パット”バックリー：パトリック・ノウルズ
ジョン・P・ディリングウェル：ウォルター・コノリー
サイラス・ジェンキンス治安判事：ヒュー・ハーバート
ビンガム：メルヴィル・クーパー
プレストン：フランクリン・パンボーン
ハーマン：ハーマン・ビング
エイミー：マーガレット・ハミルトン
ピアース：ジョセフ・クレハン
エド・ヤング：ジョー・カニンガム
ガートルード：グロリア・ブロンデル
マートル：キャロル・ランディス
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1938年製作 92分
公開
北米：1938年8月4日
日本：未公開
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
祖父の代から新聞記者でそれに誇りを持つ記者のジーン・クリスティ（ロザリンド・ラッセル）は、新聞が廃刊となることを知り驚く。
ジーンは、若き新聞社社主パターソン“パット”バックリー（パトリック・ノウルズ）の元に向かう。
パットと話をしたジーンは、彼が恨んでクビにしたロバート・ケンジントン“ボブ”ランスフォード（エロール・フリン）を編集長に復職させようとするものの、聞き入れてもらえない。
ボブを訪ねたジーンは相手にしてもらえないが、彼が大富豪のジョン・P・ディリングウェル（ウォルター・コノリー）に嫌われていることを知る。
パットに惹かれていることを装ったジーンは、恋敵がディリングウェルの孫娘で、パットの婚約者であるローリ・ディリングウェル（オリヴィア・デ・ハヴィランド）だとボブに伝える。
それを知ったボブは驚き、ジーンと共に、ローリとパットがいるナイトクラブに向かう。
ローリとクラブで楽しんでいたパットは、ジーンと共に現れたボブに気づき驚く。
パットは、ローリを利用してディリングウェルに近づこうとしているボブの策略に気づかない。
ローリと踊ったボブは意気投合し、ジーンとパットを残して彼女を屋敷に送る。
屋敷に着いたローリからボブを紹介されたディリングウェルは、番犬を呼んで彼を追い払う。
番犬から逃げたボブは、タクシーで迎えに来たジーンと共に街に戻る。
翌日、パットを訪ねたボブは復職することになり、その場に呼ばれたジーンと共に、株価で大儲けしているディリングウェルを叩く記事を新聞に掲載するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
製作ハル・B・ウォリス、「ロビンフッドの冒険」（1938）などのマイケル・カーティスが監督し、主演はエロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランド、ロザリンド・ラッセル、パトリック・ノウルズなどが共演した作品。
新聞社の編集長、社主とその婚約者そして女性記者の4人が巻き起こす騒動を描くスクリューボール・コメディ。
マイケル・カーティス、エロール・フリン、オリヴィア・デ・ハヴィランドは、「海賊ブラッド」（1935）、「進め龍騎兵」（1936）、「ロビンフッドの冒険」（1938）、「無法者の群」（1939）、「女王エリザベス」（1939）、「カンサス騎兵隊」（1940）でも組んでいる。
また、8作で共演したエロール・フリンとオリヴィア・デ・ハヴィランドにとっては4作目の作品。
主演のエロール・フリンは、新聞社の編集長に復職して騒動を巻き起こす主人公を愉快に演じている。
主人公と惹かれ合うようになる大富豪の孫娘オリヴィア・デ・ハヴィランド、主人公を復職させて、最終的には結ばれる新聞記者のロザリンド・ラッセル、主人公らに翻弄される新聞社社主のパトリック・ノウルズ、主人公が近づこうとする大富豪のウォルター・コノリー、その執事メルヴィル・クーパー、主人公らの結婚式を執り行う治安判事のヒュー・ハーバート、パット（パトリック・ノウルズ）の補佐フランクリン・パンボーン、理髪師のハーマン・ビング、ディリングウェル家の家政婦マーガレット・ハミルトン、執事のジョセフ・クレハン、主人公の秘書グロリア・ブロンデルとキャロル・ランディスなどが共演している。