野心家の友人に翻弄されながら新聞を発行する男性の生き様を描く、監督エドウィン・L・マリン、主演ランドルフ・スコット、デヴィッド・ブライアン、フィリス・サクスター他共演の西部劇。 |
・西部劇
■ スタッフ キャスト ■
監督:エドウィン・L・マリン
製作:アンソニー・ヴェイラー
脚本:ジョン・ツイスト
撮影:シドニー・ヒコックス
編集:クラレンス・コルスター
音楽:デヴィッド・バトルフ
出演
ネッド・ブリット:ランドルフ・スコット
ブレア・ランズフォード:デヴィッド・ブライアン
フローラ・タルボット:フィリス・サクスター
エイミー・ブルックス:ヘレナ・カーター
ルーサー・ウィックス:ディッキー・ジョーンズ
ゲイブ・クレベンジャー:レイ・ティール
モート・スプリンガー:マイケル・トーラン
ベン・ガービン:エマーソン・トレイシー
ショーティ:ボブ・スティール
ウォーラー保安官補:ウォルター・サンデ
保安官:チャビー・ジョンソン
鉄道関係者:ジャック・モワー(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1951年製作 80分
公開
北米:1951年7月14日
日本:1962年2月13日
製作費 $689,000
■ ストーリー ■
かつての射撃の名手ネッド・ブリット(ランドルフ・スコット)は、今では新聞の発行人となり、幌馬車隊と共にサンアントニオに向かっていた。
幌馬車隊に合流したフローラ・タルボット(フィリス・サクスター)も、ブレア・ランズフォード(デヴィッド・ブライアン)と結婚するために、フォートワースに向かう途中だった。
フローラは、子供時代から知るネッドがいることを知る。
幌馬車隊は、カンザスのドッジシティに向かう牛の大群に遭遇する。
キャトルドライブのリーダー、ゲイブ・クレベンジャー(レイ・ティール)は、幌馬車隊にネッドがいることを知る。
悪党で抜け目のないゲイブは、ブリット殺そうとする。
その夜、ネッドは成長したフローラと再会し、彼女が友人のブレアと結婚することを知る。
ネッドは、ゲイブの手下ジャックに因縁をつけられ、相手にしなかったものの、発砲したために牛が暴走する。
牛の群れは幌馬車隊を襲い、ネッドが可愛がっていた10歳の少年トビーが巻き込まれて死亡する。
ネッドはゲイブに復讐を誓い、銃よりも言葉の力の方が千倍もの威力があることを学んだとフローラに話すものの、彼女に理解してもらえなかった。
フォートワース。
ブレアはフローラを迎え、ネッドとの再会を喜び、ゲイブのせいで少年が死んだことを知り、これで逮捕できると言って保安官(チャビー・ジョンソン)に伝える。
故郷に戻ったネッドは、婚約者だったエイミー・ブルックス(ヘレナ・カーター)のことを気にする。
町の名士であるブレアは、フォートワースを発展させる夢をネッドとフローラに話す。
ネッドは、新聞の力で悪党を一掃するため、ブレアに協力を求められるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
様々なジャンルの作品を監督したエドウィン・L・マリンの遺作であり、主演はランドルフ・スコット、デヴィッド・ブライアン、フィリス・サクスターなどが共演した作品。
野心家の友人に翻弄されながら新聞を発行する男性の生き様を描く西部劇。
かつては銃に頼っていた主人公が、言葉の力に勝るものはないことを学ぶのだが、正義にために再び銃を手にするという設定が、いかにも西部劇風の物語である。
主演のランドルフ・スコットは、新聞発行人として世の中に真実を伝えつつ、町の発展のために再び立ち上がる、かつての銃の名手を熱演している。
主人公の友人で町の名士である野心家デヴィッド・ブライアン、その婚約者だが、主人公と惹かれ合うようになるフィリス・サクスター、主人公の元婚約者ヘレナ・カーター、主人公と共に新聞を発行するエマーソン・トレイシー、その助手ディッキー・ジョーンズ、悪党である牧畜業者レイ・ティール、その手下マイケル・トーラン、保安官補のウォルター・サンデ、保安官のチャビー・ジョンソン、鉄道関係者のジャック・モワー、他ボブ・スティールなどが共演している。