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フットライト・パレード Footlight Parade (1933)

トーキ映画ブームに対抗しようとするブロードウェイのミュージカル・ディレクターの奮闘を描く、監督ロイド・ベーコンバスビー・バークレー(ミュージカル・シーン)、主演ジェームズ・キャグニージョーン・ブロンデルルビー・キーラーディック・パウエルフランク・マクヒュールース・ドネリーガイ・キビー他共演のミュージカル。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ミュージカル


スタッフ キャスト
監督
ロイド・ベーコン
バスビー・バークレー(ミュージカル・シーン)
製作:ロバート・ロード
原案
ロバート・ロード
ピーター・ミルン
脚本
マヌエル・セフ
ジェームズ・シーモア
撮影:ジョージ・バーンズ
編集:ジョージ・エイミー
音楽
ハリー・ウォレン(作曲)
アル・ダビン(作詞)
サミー・フェイン(作曲)
アーヴィング・カール(作詞)

出演
チェスター・ケント:ジェームズ・キャグニー
ナン・プレスコット:ジョーン・ブロンデル
ビー・ソーン:ルビー・キーラー
スコット”スコッティ”ブレア:ディック・パウエル
フランシス:フランク・マクヒュー
ハリエット・バワーズ・グールド:ルース・ドネリー
サイラス”サイ”グールド:ガイ・キビー
チャーリー・バワーズ:ヒュー・ハーバート
ヴィヴィアン・リッチ:クレア・ドッド
ハリー・トンプソン:ゴードン・ウェストコット
アル・フレイザー:アーサー・ホール
シンシア・ケント:レニー・ホイットニー
ジョージ・アポリナリス:ポール・ポルカシ
グレイシー:バーバラ・ロジャース
ジョー・バリントン:フィリップ・ファヴァシャム
フラリック:ハーマン・ビング
ネズミを演ずる少年:ビリー・バーティ
シンカーアッパー:ホバート・キャヴァノー
ドラッグストアの店員:ジョージ・チャンドラー

アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1933年製作 102分
公開
北米:1933年10月21日
日本:1934年4月13日
製作費 $703,000
北米興行収入 $1,601,000
世界 $2,416,000


ストーリー
ブロードウェイ
ミュージカル・ディレクターのチェスター・ケント(ジェームズ・キャグニー)は、トーキー映画ブームと共に失職する。
そんなケントは、映画館で上映前の”プロローグ”演出することを考え、プロデューサーのサイラス”サイ”グールド(ガイ・キビー)とアル・フレイザー(アーサー・ホール)と共にそのビジネスを始める。
予想通りそれが評判になり仕事に追われるケントは、自分に尽くしてくれる秘書のナン・プレスコット(ジョーン・ブロンデル)の好意に気づかず、彼女の友人であるヴィヴィアン・リッチ(クレア・ドッド)に惹かれてしまう。
ダンサーだったものの諦めて事務員となっていたビー・ソーン(ルビー・キーラー)は、若い俳優スコット”スコッティ”ブレア(ディック・パウエル)と恋仲となるものの、グールドの妻ハリエット(ルース・ドネリー)に気に入られてしまう。
その後グールドとフレイザーは、映画館チェーンのオーナー、ジョージ・アポリナリス(ポール・ポルカシ)と大きな契約を結ぼうとするものの、ケントは、その条件として同時に3つの劇場でプロローグを上演される必要があった・・・。


解説 評価 感想
監督ロイド・ベーコンバスビー・バークレー(ミュージカル・シーン)、主演ジェームズ・キャグニー他豪華スター競演が話題になった作品。

トーキ映画ブームに対抗しようとする、ブロードウェイのミュージカル・ディレクターの奮闘を描くミュージカル。

1992年、アメリカ議会図書館が、国立フィルム登録簿に登録した作品でもある。

見事なタップダンスや歌も披露し、バイタリティ溢れるミュージカル・ディレクターを熱演するジェームズ・キャグニーの意欲作でもある。

MGMミュージカルなどとは一味違った雰囲気が漂う内容であり、大いに盛り上がるクライマックスは圧巻だ。

本作前に公開された「四十二番街」(1933)と「ゴールド・ディガース」(1933)にも出演する、事務員からダンサーに戻るルビー・キーラーと彼女と恋仲になる若手俳優を演ずるディック・パウエルは、同年、本作で3作目の共演作となった。
四十二番街」はロイド・ベーコン作品、3作はいずれもバスビー・バークレーが振付を担当した。

また、アン・サザーンらと共にショーガールで登場するドロシー・ラムーアは、本作がデビュー作となった。

主人公に好意が伝わらずに苦悩する秘書を魅力的に演ずるジョーン・ブロンデル、ダンス監督のフランク・マクヒュー、プロデューサーのガイ・キビーの妻ルース・ドネリー、その兄ヒュー・ハーバート、主人公と惹かれ合うナン(ジョーン・ブロンデル)の友人で”ゴールドディギング”のクレア・ドッド、主人公のアシスタント役ゴードン・ウェストコット、プロデューサーのアーサー・ホール、主人公の妻レニー・ホイットニー、映画館チェーンのオーナー役ポール・ポルカシ、ダンサーでスパイのバーバラ・ロジャース、ハリエット(ルース・ドネリー)に気に入られる若い俳優フィリップ・ファヴァシャム、音楽監督のハーマン・ビング、ネズミを演じる少年ビリー・バーティ、ドラッグストアの店員ジョージ・チャンドラー、他ホバート・キャヴァノーなどが共演している。


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