エルヴィス・プレスリーの人生とその成功に隠された知られざる真実を描く、製作、監督、原案、脚本バズ・ラーマン、主演オースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング、ヘレン・トムソン、リチャード・ロクスバーグ、デヴィッド・ウェナム、コディ・スミット=マクフィー、ルーク・ブレイシー他共演の伝記ドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:バズ・ラーマン
製作
バズ・ラーマン
キャサリン・マーティン
ゲイル・バーマン
パトリック・マコーミック
スカイラー・ワイス
製作総指揮
トビー・エメリッヒ
コートニー・ヴァレンティ
ケヴィン・マコーミック
原案
バズ・ラーマン
ジェレミー・ドナー
脚本
バズ・ラーマン
サム・ブロメル
クレイグ・ピアース
ジェレミー・ドナー
撮影:マンディ・ウォーカー
編集
マット・ヴィラ
ジョナサン・レドモンド
音楽:エリオット・ウィーラー
出演
エルヴィス・プレスリー:オースティン・バトラー
エルヴィス・プレスリー(少年期):チェイトン・ジェイ
トム・パーカー大佐:トム・ハンクス
プリシラ・プレスリー:オリヴィア・デヨング
グラディス・プレスリー:ヘレン・トムソン
ヴァーノン・プレスリー:リチャード・ロクスバーグ
B.B.キング:ケルヴィン・ハリソンJr.
ハンク・スノウ:デヴィッド・ウェナム
ジミー・ロジャーズ・スノウ:コディ・スミット=マクフィー
ジェリー・シリング:ルーク・ブレイシー
スティーヴ・ビンダー:デイカー・モンゴメリー
トム・ディスキン:レオン・フォード
アーサー”ビッグ・ボーイ”クルーダップ:ゲイリー・クラークJr.
シスター・ロゼッタ・サープ:ヨラ
ディクシー・ロック:ナターシャ・バセット
スコティ・ムーア:ゼイヴィア・サミュエル
ディー・スタンリー:ナタリー・バシングスワイト
ビル・ブラック:アダム・ダン
リトル・リチャード:アルトン・メイソン
ビッグ・ママ・ソーントン:ションカ・デュクレ
シルヴィア・シェムウェル:シャロン・ブルックス
マヘリア・ジャクソン:クレ・モーガン
ミニー・メイ・プレスリー:リズ・ブラケット
ジェームズ・イーストランド:ニコラス・ベル
マリオン・ケイスカー:ケイト・マルヴァニー
サム・フィリップス:ジョシュ・マッコンヴィル
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
2022年製作 159分
公開
北米:2022年6月24日
日本:2022年7月1日
製作費 $85,000,000
北米興行収入 $151,040,050
世界 $288,670,280
■ アカデミー賞 ■
第95回アカデミー賞
・ノミネート
作品
主演男優(オースティン・バトラー)
撮影・メイクアップ・音響賞
■ ストーリー ■
1997年1月20日、ラスベガス。
エルヴィス・プレスリーの元マネージャーで、今ではギャンブル依存症であり極貧生活を送っていたトム・パーカー大佐(トム・ハンクス)が、心臓発作を起こし病院に緊急搬送される。
治療を受けて病室で目覚めたパーカーは、”キング・オブ・ロックンロール”に初めて出会った時の話を始める。
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1955年、テキサス州、テクサーカナ。
カーニバルの人寄せだったパーカーは、その後、音楽の世界に入り、カントリー歌手ハンク・スノウ(デヴィッド・ウェナム)のマネージャーをしていた。
パーカーは、スノウの息子ジミー・ロジャーズ(コディ・スミット=マクフィー)が手に入れたレコード”ザッツ・オール・ライト”を歌うエルヴィスの歌声を聴きその才能に気づくが、当初は黒人だと思い込み、白人だと知って驚く。
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1947年、ミシシッピ州、テューペロ。
母親グラディス(ヘレン・トムソン)に溺愛されて育ったエルヴィス(チェイトン・ジェイ)は、父ヴァーノン(リチャード・ロクスバーグ)が不渡小切手で服役したこともあり、子供時代を貧しい黒人居住地域で過ごし、音楽とコミック”キャプテン・マーベルJr.”だけが楽しみだった。
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”ルイジアナ・ヘイライド”。
パーカーは、 エルヴィスのパフォーマンスを見て、強烈なセックスアピールに圧倒され運命を感じる。
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その後、エルヴィスは家族と共にメンフィスに引っ越し、”ビール・ストリート”の黒人音楽に魅了される。
パーカーのツアーに誘われたエルヴィスは、家族に別れを告げて旅立つ。
ツアーで南部を回ったエルヴィスの人気は急上昇し、女性たちは、彼のパフォーマンスに熱狂する。
それを見たパーカーは、エルヴィスをよく思わないスノウを切り、専属契約をすることをエルヴィスに提案し、”サン・レコード”から”RCAレコード”に移ることを含め、自分にすべてを任せるよう彼を説得する。
その後エルヴィスは”RCA”に移籍し、パーカーは、父ヴァーノン(リチャード・ロクスバーグ)を経営者とする”エルヴィス・プレスリー・エンタープライズ”を設立することを話して、両親と契約を交わすのだが・・・。
バズ・ラーマンが製作、原案、脚本を兼ねて監督し、主演はオースティン・バトラー、トム・ハンクス、オリヴィア・デヨング、ヘレン・トムソン、リチャード・ロクスバーグ、デヴィッド・ウェナム、コディ・スミット=マクフィー、ルーク・ブレイシーなどが共演した作品。
エルヴィス・プレスリーの人生と、その成功に隠された知られざる真実を描く伝記ドラマ。
バズ・ラーマンらしい、エネルギッシュで躍動感ある映像と、エルヴィス・プレスリーを迫真の演技で演ずるオースティン・バトラーの熱演は評価を得た。
また、陰の主人公と言える、エルヴィスのマネージャー、トム・パーカーが、いかにしてエルヴィスをスターにして、その後、搾取したかが興味深く描かれ、彼を演じたトム・ハンクスの、メイクを含めた怪演も見ものだ。
第95回アカデミー賞では、作品、主演男優(オースティン・バトラー)、撮影、メイクアップ、音響賞にノミネートされた。
北米興行収入は約1億5100万ドル、全世界では約2億8900万ドルのヒットとなった。
主人公の妻プリシラ・プレスリー役オリヴィア・デヨング、主人公の母親グラディス・プレスリー役ヘレン・トムソン、父ヴァーノンのリチャード・ロクスバーグ、B.B.キングのケルヴィン・ハリソンJr.、カントリー・ミュージック歌手ハンク・スノウのデヴィッド・ウェナム、その息子ジミー・ロジャーズのコディ・スミット=マクフィー、主人公と関係するタレント・マネージャーのジェリー・シリング役ルーク・ブレイシー、テレビプロデューサー、ディレクターのスティーヴ・ビンダー役デイカー・モンゴメリー、主人公のスタッフ、レオン・フォード、ブルース歌手アーサー”ビッグ・ボーイ”クルーダップのゲイリー・クラークJr.、歌手シスター・ロゼッタ・サープのヨラ、ギタリストのスコティ・ムーア役ゼイヴィア・サミュエル、ミュージシャンのビル・ブラック役アダム・ダン、リトル・リチャードのアルトン・メイソン、リズム・アンド・ブルース歌手ビッグ・ママ・ソーントンのションカ・デュクレ、ゴスペル歌手のマヘリア・ジャクソンのクレ・モーガン、主人公の祖母ミニー・メイ・プレスリーのリズ・ブラケット、弁護士のジェームズ・イーストランドのニコラス・ベル、レコード・プロデューサーのマリオン・ケイスカー役ケイト・マルヴァニー、サン・レコードの設立者サム・フィリップス役ジョシュ・マッコンヴィルナターシャ・バセット、他ナタリー・バシングスワイトなどが共演している。