 |
怪我で現役を引退した元女子テニス・プレイヤーと親友同士の男子プレイヤー2人との三角関係を描く、製作、監督ルカ・グァダニーノ、主演ゼンデイヤ、ジョシュ・オコナー、マイク・ファイスト他共演のスポーツ・ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督：ルカ・グァダニーノ
製作
エイミー・パスカル
ルカ・グァダニーノ
ゼンデイヤ
レイチェル・オコナー
脚本：ジャスティン・カリツケス
撮影：サヨムプー・ムックディプローム
編集：マルコ・コスタ
音楽
トレント・レズナー
アッティカス・ロス
出演
タシ・ダンカン：ゼンデイヤ
パトリック・ズワイグ：ジョシュ・オコナー
アート・ドナルドソン：マイク・ファイスト
審判：ダーネル・アプリング
アートのボディーガード：シェーン・ハリス
ダンカン夫人：ナダ・デスポトヴィッチ
ダンカン：ナヒーム・ガルシア
リリー・ドナルドソン：A・J・リスター
フィン・ラーセン：ジェイク・ジェンセン
ヘレン：ヘイリー・ゲイツ マッチングアプリ
アメリカ 映画
配給
ワーナー・ブラザーズ（世界）
アマゾン MGM スタジオ（北米）
2024年製作 131分
公開
北米：2024年4月26日
日本：2024年6月7日
製作費 $55,000,000
北米興行収入 $50,119,410
世界 $96,019,410
■ ストーリー ■
2019年8月4日、ニューヨーク州、ニューロシェル。
友人同士のパトリック・ズワイグ（ジョシュ・オコナー）とアート・ドナルドソン（マイク・ファイスト）が、テニスのフィルズ・タイヤタウン・チャレンジャーの決勝で対戦する。
怪我で引退した元テニスプレーヤーで、アートの妻であるコーチのタシ（ゼンデイヤ）は、彼と元恋人のパトリックの対決を見守る。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
2週間前。
タシは、”全米オープン”を控えて調子が上がらないアートの自信をどうすれば取り戻せるか考え、ニューロシェルのチャレンジャーに出場させようとする。
数日後、チャレンジャーの試合を前にしたパトリックは、モーテルに宿泊する金もなかった。
カントリークラブの駐車場で車中泊したパトリックは、翌朝、大会に登録し、アートが出場することを知る。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
2019年。
パトリックは、タシのことを気にしながらプレーし、思うように試合を運べないアートはミスして苛立つ。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
13年前、2006年。
アートとパトリックは、全米オープンの男子ジュニア・ダブルスで優勝する。
2人は、新進気鋭のタシの試合を観戦し、魅力的な彼女の虜となる。
その夜アートとパトリックは、パーティーでタシに声をかけて誘い、アートが通うスタンフォード大学に進学する予定の彼女とビーチで話をする。
部屋にも誘われたタシは、暫くしてから2人の元に向かい、楽しい時間を過ごした後で、彼らにキスだけしてその場を去ろうとする。
タシは、翌日の決勝戦で優勝した方に電話番号を教える約束をするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
「君の名前で僕を呼んで」（2017）、「ボーンズ アンド オール」（2022）のルカ・グァダニーノが製作を兼ねて監督し、主演はゼンデイヤ（製作兼）、ジョシュ・オコナー、マイク・ファイストなどが共演した作品。
怪我で現役を引退した元女子テニス・プレイヤーと親友同士の男子プレイヤー2人との三角関係を描くスポーツ・ドラマ。
主人公3人の関係と共にプレーの映像が生き生きと描かれ、トレント・レズナーとアッティカス・ロスの軽快な音楽も印象に残る。
批評家から好評価を受けた本作は、北米興行収入は約5000万ドル、全世界では1億ドルに迫る記録を残した。
主演のゼンデイヤは、怪我で引退しコーチとして活躍しながら、プレイヤーの夫と元恋人と関係する女性を好演している。
主人公の元恋人で再起を目指すテニスプレーヤーのジョシュ・オコナー、その友人で主人公の夫であるプレーヤー、マイク・ファイスト、そのボディーガードのシェーン・ハリス、ニューロシェルの決勝の審判ダーネル・アプリング、主人公の母親ナダ・デスポトヴィッチ、その夫ナヒーム・ガルシア、主人公の娘A・J・リスター、テニスプレーヤーのジェイク・ジェンセン、パトリックがマッチングアプリで知り合う女性ヘイリー・ゲイツなどが共演している。