恋人に裏切られたシンガー・ソングライターと落ちぶれた音楽プロデューサーの出会いと信頼関係を描く、監督、脚本ジョン・カーニー、主演キーラ・ナイトレイ、マーク・ラファロ、キャサリン・キーナー、ヘイリー・スタインフェルド、アダム・レヴィーン、ジェームズ・コーデン他共演のコメディ・ドラマ。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・カーニー
製作
アンソニー・ブレグマン
トビン・アームブラスト
ジャド・アパトー
脚本:ジョン・カーニー
撮影:ヤーロン・オーバック
編集:アンドリュー・マーカス
音楽:グレッグ・アレキサンダー
出演
グレタ・ジェームズ:キーラ・ナイトレイ
ダン・マリガン:マーク・ラファロ
ミリアム・ハート:キャサリン・キーナー
ヴァイオレット・マリガン:ヘイリー・スタインフェルド
デイヴ・コール:アダム・レヴィーン
スティーヴ:ジェームズ・コーデン
サウル・バイロン:ヤシーン・ベイ
CEO:ロブ・モロー
トラブルガム:シーロー・グリーン
アメリカ 映画
配給 ワインスタイン・カンパニー
2013年製作 104分
公開
北米:2014年6月27日
日本:2015年2月7日
製作費 $8,000,000
北米興行収入 $16,170,630
世界 $63,464,860
■ アカデミー賞 ■
第87回アカデミー賞
・ノミネート
歌曲賞”Lost Stars“
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ニューヨーク、ロウアー・イースト・サイド。
イギリス人のシンガーソングライターのグレタ・ジェームズ(キーラ・ナイトレイ)は、ライブハウスのステージに上がる友人スティーヴ(ジェームズ・コーデン)から歌ってほしいと言われる。
それを拒むものの、客から催促されたため、仕方なくステージに上がったグレタは、ギターを弾きながら歌う。
それを聴いていた、かつて成功した元レーベルの経営者で音楽プロデューサーのダン・マリガン(マーク・ラファロ)は、グレタの歌が気に入る。
その日の朝・・・
目覚めたダンは、別居中の妻ミリアム・ハート(キャサリン・キーナー)に頼まれて、14歳の娘ヴァイオレット(ヘイリー・スタインフェルド)を学校に迎えに行く。
...全てを見る(結末あり)
*(簡略ストー リー)
ニューヨーク。
イギリス人のシンガーソングライター、グレタ・ジェームズは、曲が認められてレーベルに招かれた恋人のミュージシャン、デイヴと共に新しい生活を始める。
ところが、デイヴがスタッフと浮気したことが分かり、彼と別れたグレタは、友人のミュージシャンのスティーヴのアパートで世話になる。
自分を慰めてくれるスティーヴと向かったライブハウスで歌ったグレタは、局を気に入ってくれた音楽プロデューサーのダンに話しかけられ、一緒にアルバムを作ることを提案される。
デイヴに裏切られた直後で、そんな気分になれなかったグレタだったが、翌日、ダンに連絡して彼のレーベルに向かう。
ダンはパートナーのサウルにグレタを紹介するものの、感触がよくなかったため、二人は、独自の方法で野外レコーディングをすることを考える。
別居中の妻ミリアムと娘のヴァイオレットとの関係もうまくいかないダンは、スティーヴや素人ミュージシャンを集めて、グレタと共に奇抜なレコーディングを始めるのだが・・・。
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アイルランドの映画監督ジョン・カーニーが脚本も兼ねた作品で、全編で挿入される楽曲と多くのプロ・アーティストのパフォーマンスなどが見どころの作品。
レーベルの手を借りることなく、路上レコーディングを決行する素人ミュージシャンの奮闘と、それに協力する落ちぶれた音楽プロデューサーの出会いと信頼関係が築かれるまでを描く、ユーモアにヒューマニズムも加えた秀作ドラマに仕上がっている。
ニューヨーク、ロウアー・イースト・サイドなどの街並み、薄汚れた路地やビルの屋上などのロケがドラマに臨場感を与え、効果的な映像となっている。
第87回アカデミー賞では、歌曲賞(”Lost Stars“)にノミネートされた。
恋人である成功したミュージシャン(アダム・レヴィーン)に裏切られたことがきっかけとなり、新たな人生を歩むことになる主人公を演ずるキーラ・ナイトレイ、彼女の才能を見出し、束縛することなく自由な活動をさせる音楽プロデューサーを好演するマーク・ラファロ、別居中のその妻キャサリン・キーナー、その娘で、両親の愛を求めながら孤立するヘイリー・スタインフェルド、主人公の友人であるミュージシャンのジェームズ・コーデン、レーベルの経営者ヤシーン・ベイ、レーベルのCEOロブ・モロー、ダン(マーク・ラファロ)の友人であるラッパーのシーロー・グリーンなどが共演している。