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”バックヤード・ミュージカル”シリーズの3作目。 ブロードウェイの舞台に立つことを夢見る若者が自分たちだけでショーを上演しようとして奮闘する姿を描く、製作アーサー・フリード、監督バスビー・バークレー、主演ミッキー・ルーニー、ジュディ・ガーランド、フェイ・ベインター、ヴァージニア・ウェイドラー他共演のミュージカル。 |
・ジュディ・ガーランド / Judy Garland / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督：バスビー・バークレー
製作：アーサー・フリード
原作：フレッド・Ｆ・フィンクルホフ
脚本
フレッド・Ｆ・フィンクルホフ
エレイン・ライアン
撮影：レスター・ホワイト
編集：フレデリック・Y・スミス
音楽
レオ・アルノー
ジョージ・バスマン
ジョージ・ストール
出演
トミー・ウィリアムズ：ミッキー・ルーニー
ペニー・モリス：ジュディ・ガーランド
ミス”ジョンジー”ジョーンズ：フェイ・ベインター
バーバラ・ジョセフィン”ジョー”コンウェイ：ヴァージニア・ウェイドラー
レイ・ランバート：レイ・マクドナルド
モートン”ハミー”ハモンド：リチャード・クワイン
ストーン：ドナルド・ミーク
本人：アレクサンダー・ウールコット
ニック：ルイス・アルバーニ
ソーントン・リード：ジェイムス・グリーソン
ウィリアムズ夫人：エマ・ダン
セオドア・モリス：フレデリック・バートン
モリアリティ警部：クリフ・クラーク
アナウンサー：ウィリアム・ポストJr.
ジョンジーの秘書：ドナ・リード（クレジットなし）
ショーティ：ウィル・リー
マキシン：マーガレット・オブライエン（クレジットなし）オーディション参加者
アメリカ 映画
配給 MGM
1941年製作 118分
公開
北米：1941年12月31日
日本：1956年5月30日
製作費 $940,070
■ アカデミー賞 ■
第15回アカデミー賞
・ノミネート
歌曲賞
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
トミー・ウィリアムズ（ミッキー・ルーニー）、レイ・ランバート（レイ・マクドナルド）、モートン”ハミー”ハモンド（リチャード・クワイン）は、ブロードウェイの劇場に出演することを夢見ていた。
3人でレストランの芸人として出演していたトミーは、5ドルもチップをくれたミス”ジョンジー”ジョーンズ（フェイ・ベインター）が金額を間違えたと思い、それを返そうとする。
間違えではなかったと知ったトミーは喜び、自分たちのショーを気に入ってくれたジョンジーに感謝する。
仲間たちの溜り場であるドラッグストアに向かったトミーらは、劇場主ソーントン・リード（ジェイムス・グリーソン）の事務所から電話があり、呼び出されたことを知る。
その場に向かったトミーらは、ジョンジーがリードの秘書だったために驚く。
トミーらは、リードの非公開のオーディションを特別に受けさせてくれると言うジョンジーに感謝し、その場を去る。
ドラッグストアに戻ったトミーらは、ジョンジーに非公開と言われたのを忘れて、仲間たちにオーディションのことを話してしまう。
トミーは、席に座って泣いている、女優志願のペニー・モリス（ジュディ・ガーランド）が、オーディションに落ちたことを知り慰める。
ペニーを家に送ったトミーは、彼女の父親でピアノと歌の教師セオドア（フレデリック・バートン）に挨拶する。
セオドアが出かけた後、トミーは、レッスンに来たバーバラ・ジョセフィン”ジョー”コンウェイ（ヴァージニア・ウェイドラー）と話をする。
ジョーが帰った後に意気投合したトミーとペニーは、惹かれ合う仲になる。
翌日、劇場に向かったトミーらは、オーディションの参加者であふれていることを知り驚く。
苛立つリードに採用してもらえなかったトミーらは、落胆する。
どうすれば世の中に認められるか考えたトミーは、自分が興行主になりショーを上演することを思いつき、レイとハミーと共に行動を開始するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
若者が自分たちだけでショーを上演する内容の”バックヤード・ミュージカル”シリーズの3作目。
＊”バックヤード・ミュージカル”
・「青春一座」（1939）
・「ストライク・アップ・ザ・バンド」（1940）
・「ブロードウェイ」（1941）
前2作に続き製作アーサー・フリード、監督はバスビー・バークレー、主演は、ミッキー・ルーニー、ジュディ・ガーランド、フェイ・ベインター、ヴァージニア・ウェイドラーなどが共演している。
ブロードウェイの舞台に立つことを夢見る若者が、自分たちだけでショーを上演しようとして奮闘する姿を描くミュージカル。
第15回アカデミー賞では歌曲賞にノミネートされた。
主人公らは1作目の「青春一座」（1939）ではティーンエージャーという感じだったが、本作では夢を追う青年で、隣保館が関係する子供たちが多数出演し、ドラマを大いに盛り上げる。
主演のミッキー・ルーニーは、オーディションに失敗して、自分たちでショーを上演しようとする若者を熱演し、彼と惹かれ合うようになるジュディ・ガーランドは、同じ夢を持つ少女を魅力的に演じている。
主人公らの芸を認めて協力あする劇場主の秘書フェイ・ベインター、ヒロインの父親に歌のレッスンを受けている少女ヴァージニア・ウェイドラー、主人公とトリオを組むレイ・マクドナルドとリチャード・クワイン、ヒロインが勤める隣保館の管理人ドナルド・ミーク、本人役でアレクサンダー・ウールコット、主人公らを雇っていたレストランの店主ルイス・アルバーニ、劇場主のジェイムス・グリーソン、主人公の母親エマ・ダン、ヒロインの父親であるピアノと歌の教師フレデリック・バートン、警部のクリフ・クラーク、ラジオ・アナウンサーのウィリアム・ポストJr.、ジョンジー（フェイ・ベインター）の秘書ドナ・リード、主人公の芸人仲間ウィル・リー、オーディションを受ける少女マーガレット・オブライエンなどが共演している。
