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1905年に発表された、フランシス・ホジソン・バーネットの小説”小公女”を基に製作された作品。 軍人の父親と別れて暮らす少女が逞しく生きる姿を描く、監督アルフォンソ・キュアロン、主演リーゼル・マシューズ、エレノア・ブロン、リアム・カニンガム、ヴァネッサ・リー・チェスター、アーサー・マレット、エロール・シタハル他共演のファンタジー・ドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督：アルフォンソ・キュアロン
製作：マーク・ジョンソン
原作：フランシス・ホジソン・バーネット”小公女”
脚本
リチャード・ラグラヴェネーズ
エリザベス・チャンドラー
撮影：エマニュエル・ルベツキ
編集：スティーヴン・ワイズバーグ
音楽：パトリック・ドイル
出演
セーラ・クルー：リーゼル・マシューズ
マリア・ミンチン学長：エレノア・ブロン
リチャード・クルー大尉：リアム・カニンガム
ラーマ王子：リアム・カニンガム
ベッキー：ヴァネッサ・リー・チェスター
ラヴィニア：テイラー・フライ
アーメンガード：ヘザー・デローチ
ロッティ：ケルシー・マルーニー
アメリア・ミンチン：ラスティ・シュウィマー
チャールズ・ランドルフ：アーサー・マレット
ラム・ダス：エロール・シタハル
ジェーン：カミーラ・ベル
ベッツィ：レイチェル・ベラ
ジム：ジョナス・キュアロン
ジョン・ランドルフ：ケン・パーマー
バロー：ヴィンセント・スキャヴェリ
メイベル：ペギー・マイリー
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1995年製作 97分
公開
北米：1995年5月10日
日本：1995年12月16日
製作費 $17,000,000
北米興行収入 $10,015,450
■ アカデミー賞 ■
第68回アカデミー賞
・ノミネート
美術・撮影賞
■ ストーリー ■
1914年、インド、シムラ。
心優しいセーラ・クルー（リーゼル・マシューズ）は、神話や魔法の物語を愛する少女だった。
母を亡くしたセーラは、裕福なイギリス陸軍士官の父リチャード（リアム・カニンガム）と共に暮らしていた。
第一次大戦に召集されたリチャードは、セーラに母親のロケットを渡し、ニューヨークの女子寄宿学校に入学させる。
そこは、セーラの亡き母が通っていた学校で、横柄で意地悪なマリア・ミンチン学長（エレノア・ブロン）と、彼女の妹で心優しいアメリア（ラスティ・シュウィマー）が経営していた。
リチャードはマリアに、セーラのためには惜しみなく資金は出すことを伝え、学校で一番大きな部屋を準備して、エミリーという人形を渡す。
リチャードは、この人形が魔法で二人を結びつけてくれるとセーラに話して戦場に向かう。
マリアの厳しさに息詰まる日々が続くセーラだったが、暇を見つけては、戦場のリチャードに手紙を書いた。
セーラは、優しさと想像力の豊かさで皆に接し、黒人の使用人ベッキー（ヴァネッサ・リー・チェスター）と親しくなり、生徒たちの間で人気者になる。
リチャードは、前線の塹壕で、重傷を負ったジョン・ランドルフ（ケン・パーマー）を助けようとするものの、毒ガスを吸って意識を失う。
マリアは、リチャードからの寄付金を当てにして、セーラのために豪華な誕生日パーティーを開く。
そこにリチャードの弁護士バロー（ヴィンセント・スキャヴェリ）が学校を訪れ、セーラは、父が戦死したことを知らされる。
イギリス政府はリチャードの資産を差し押さえ、セーラは無一文となってしまう。
リチャードから寄付金を受け取れなくなったマリアは、セーラを屋根裏部屋に連れて行く。
マリアに所持品とロケットを没収されたセーラは、ベッキーと共に使用人として働かされるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1905年に発表された、フランシス・ホジソン・バーネットの小説”小公女”を基に製作された作品。
アメリカでの初の長編映画となるアルフォンソ・キュアロンが監督し、主演はリーゼル・マシューズ、エレノア・ブロン、リアム・カニンガム、ヴァネッサ・リー・チェスター、アーサー・マレット、エロール・シタハルなどが共演した作品。
軍人の父親と別れて暮らす少女が逞しく生きる姿を描くファンタジー・ドラマ。
逆境にもめげず、優しさと空想力で周囲の心を捉える少女の心の成長と健気に生きる姿と共に、ファンタジックで美しい映像が見どころの作品。
第68回アカデミー賞では、美術、撮影賞にノミネートされた。
苦難にもめげず健気に生きる少女を愛らしく演ずるセーラ・クルーのリーゼル・マシューズ、彼女が過ごす寄宿学校の学長で傲慢で意地悪なマリア・ミンチン役エレノア・ブロン、セーラの父リチャード・クルー大尉とラーマ王子役リアム・カニンガム、寄宿学校の黒人の使用人ベッキーのヴァネッサ・リー・チェスター、セーラに嫉妬するいじめっ子ラヴィニアのテイラー・フライ、セーラと親しくなる生徒アーメンガードのヘザー・デローチ、ロッティのケルシー・マルーニー、マリアの妹アメリア・ミンチンのラスティ・シュウィマー、学校の隣に住む親切な紳士チャールズ・ランドルフのアーサー・マレット、その召使いラム・ダスのエロール・シタハル、セーラの同級生ジェーンのカミーラ・ベル、ベッツィのレイチェル・ベラ、煙突掃除人の少年ジム役ジョナス・キュアロン、リチャードが助けようとするものの戦死するランドルフの息子ジョン・ランドルフのケン・パーマー、リチャードの弁護士バローのヴィンセント・スキャヴェリ、マリアの料理人メイベルのペギー・マイリーなどが共演している。
