西部に向かうバスツアーに参加した女性がロデオで知り合った男性と巻き起こす騒動と恋を描く、監督ウィリアム・A・サイター、主演ジーン・アーサー、ジョン・ウェイン、フィル・シルヴァーズ、メアリー・フィールド他共演のロマンチック・コメディ。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:ウィリアム・A・サイター
製作:フランク・ロス
原作:ジョー・スワーリング
脚本:ロバート・アードリー
撮影:フランク・レッドマン
編集:セロン・ワース
音楽:ロイ・ウェッブ
出演
モリー・J・トゥルーズデール:ジーン・アーサー
デューク・ハドキンス:ジョン・ウェイン
ウェイコ:チャールズ・ウィニンジャー
スマイリー・ランバート:フィル・シルヴァーズ
フロリー・ベンディックス:メアリー・フィールド
酔っぱらい:ドン・コステロ
店主:ジョン・フィリバー
マルコム・スコット:グレイディ・サットン
ボブ・ヘイスティングス:グラント・ウィザース
グレッグ・ストーン:ハンス・コンリード
ジッターバグ:ジーン・スティーヴンス
フロッシー:アリエル・ヒース
リンダ・ベル:シュガー・ガイス
リリー:ジョーン・ブレア
マレン:トム・ファデン
カジノの支配人:サイ・ケンダル
女性:ドーカス・マッキム
アメリカ 映画
配給 RKO
1943年製作 86分
公開
北米:1943年9月15日
日本:1947年9月2日
■ ストーリー ■
ニューヨーク。
銀行員のモリー・J・トゥルーズデール(ジーン・アーサー)は、刺激を求めて、西部に向かうバスツアーに参加する。
モリーに惹かれ求婚するマルコム・スコット(グレイディ・サットン)、グレッグ・ストーン(ハンス・コンリード)、ボブ・ヘイスティングス(グラント・ウィザース)は、互いを牽制しながら彼女を見送る。
愉快なツアー添乗員スマイリー・ランバート(フィル・シルヴァーズ)が現れ、バスは出発する。
翌日、ある町でモリーはロデオを見学する。
出場者のデューク・ハドキンス(ジョン・ウェイン)は、落馬した拍子に観客席に飛び込み、モリーを押し倒してしまう。
モリーは、若くて逞しいデュークに惹かれてしまう。
デュークを捜して話しかけたモリーは、思いがけずに誘ってもらう。
2人は酒場に向かい、モリーは、デュークの相棒ウェイコ(チャールズ・ウィニンジャー)を紹介してもらう。
デュークと2人で過ごしたかったモリーは、彼の女友だちリンダ・ベル(シュガー・ガイス)や他の女性もテーブルに座らせて飲み始めたために、彼に呆れてしまう。
席を立ったモリーは、苛立ちながら店を出るが、追って来たデュークが謝罪したために、2人でギャンブルをする。
モリーはデュークに幸運をもたらして大金を手にし、2人はバーに向かう。
デュークは、モリーに絡んだ酔っぱらい(ドン・コステロ)と喧嘩になる。
その場は大混乱となり、デュークとモリーは、窓からほし草のうえに飛び降りる。
様々なことを話したモリーは、デュークが独身主義者と知りバスに戻ろうとする。
バスが出てしまったことを知ったモリーは困ってしまい、デュークに誘われて、戸惑いながらも彼のホテルの部屋に向かうのだが・・・。
サイレント映画を多く手がけたウィリアム・A・サイターが監督し、主演はジーン・アーサー、ジョン・ウェイン、ジョン・ウェイン、フィル・シルヴァーズ、メアリー・フィールドなどが共演した作品。
西部に向かうバスツアーに参加した女性が、ロデオで知り合った男性と巻き起こす騒動と恋を描くロマンチック・コメディ。
都会の女性が西部に向かい、トラブルに巻き込まれながら恋するという設定は面白いが、テンポが悪いウィリアム・A・サイターの演出が気になり、途中でやや退屈してしまうところがある。
刺激を求めて西部に向かい、様々なことを経験しながら恋する女性を好演しているジーン・アーサーの貫禄の演技と、独身主義者で不器用な男を愉快に演ずるジョン・ウェインの演技も注目だ。
デューク(ジョン・ウェイン)の相棒チャールズ・ウィニンジャー、バスツアーのガイド、フィル・シルヴァーズ、主人公と同席になるツアーの参加者メアリー・フィールド、酒場で主人公らに絡む酔っぱらいドン・コステロ、食料品店の店主ジョン・フィリバー、主人公に求婚する3人グレイディ・サットン、グラント・ウィザース、ハンス・コンリード、カジノの支配人サイ・ケンダル、他ドーカス・マッキム、トム・ファデンなどが共演している。