1969年に発表された、アガサ・クリスティの小説”ハロウィーン・パーティ”を基に製作された作品で、製作、監督、主演ケネス・ブラナーによるエルキュール・ポアロシリーズの第3作目。 降霊会で起きる不可解な殺人事件を描く、共演カミーユ・コッタン、カイル・アレン、ティナ・フェイ、ジェイミー・ドーナン、ジュード・ヒル、アリ・カーン、エマ・レアード、ケリー・ライリー、リッカルド・スカマルチョ、ミシェル・ヨー他共演のミステリー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ケネス・ブラナー
製作
ケネス・ブラナー
ジュディ・ホフランド
リドリー・スコット
サイモン・キンバーグ
製作総指揮
ジェームズ・プリチャード
ルイーズ・キラン
マーク・ゴードン
原作:アガサ・クリスティ”ハロウィーン・パーティ”
脚本:マイケル・グリーン
撮影:ハリス・ザンバーラウコス
編集:ルーシー・ドナルドソン
音楽:ヒドゥル・グドナドッティル
出演
エルキュール・ポアロ:ケネス・ブラナー
オルガ・セミノフ:カミーユ・コッタン
マキシム・ジェラード:カイル・アレン
アリアドニ・オリヴァ:ティナ・フェイ
レスリー・フェリエ:ジェイミー・ドーナン
レオポルド・フェリエ:ジュード・ヒル
ニコラス・ホランド:アリ・カーン
デズデモーナ・ホランド:エマ・レアード
ロウィーナ・ドレイク:ケリー・ライリー
ヴィターレ・ポルトフォリオ:リッカルド・スカマルチョ
ジョイス・レイノルズ:ミシェル・ヨー
アリシア・ドレイク:ローワン・ロビンソン
アレッサンドロ・ロンゴ:アミール・エル=マスリー
マリア・フェリシタス:ヴァネッサ・イフェディオラ
アメリカ 映画
配給 20世紀FOX
2023年製作 103分
公開
北米:2023年9月15日
日本:2023年9月15日
製作費 $60,000,000
北米興行収入 $42,471,410
世界 $122,290,460
■ ストーリー ■
1947年、ベネチア。
神への信仰と人への信頼を失った名探偵エルキュール・ポアロ(ケネス・ブラナー)は引退し、元警察官のヴィターレ・ポルトフォリオ(リッカルド・スカマルチョ)をボディガードとして平穏な日々を送り、殺到する仕事の依頼を断っていた。
ある日ポアロは、友人で推理作家のアリアドニ・オリヴァ(ティナ・フェイ)が訪れたことを知り、特別に会うことにする。
アリアドニは、有名なオペラ歌手ロウィーナ・ドレイク(ケリー・ライリー)の邸宅で行われるハロウィン・パーティーと降霊会にポアロを誘い、無理矢理に同行させる。
ポアロは、第一次大戦中の従軍看護師から霊媒師になったジョイス・レイノルズ(ミシェル・ヨー)を信じるアリアドニの話をアリアドニから聞き、半信半疑のまま、子供たちが集まるハロウィン・パーティーに向かう。
2人を迎えたロウィーナのメイド、オルガ・セミノフ(カミーユ・コッタン)は、アリアドニの作品のファンだった。
ロウィーナは、亡き娘アリシア(ローワン・ロビンソン)の亡霊についてポアロに話し、助手のデズデモーナ・ホランド(エマ・レアード)と共に到着したジョイスを迎える。
ポアロとアリアドニと話したジョイスは、自分を詐欺師だと思うポアロを警戒する。
その時、子供たちの前で広間のシャンデリアが落下する。
ポアロらは、オルガの案内で、アリシアが子供たちの亡霊と遊んだ部屋に向かい、彼女が、シェフのマキシム・ジェラード(カイル・アレン)と恋に落ち婚約した話を聞く。
アリシアとマキシムは深く愛し合ったものの、ある日口論になり、部屋に戻ったアリシアは、亡霊たちに取り込まれて苦しみ、その後、運河に落ちて溺死したということだった。
ロウィーナは、招待されたと言って現われたマキシムを、仕方なく招き入れる。
ポアロ、アリアドニ、ロウィーナ、アリシアの主治医だった精神を病むレスリー・フェリエ(ジェイミー・ドーナン)と、その息子でアリシアと友だちだったと言うレオポルド(ジュード・ヒル)などが加わり、ジョイスは降霊会を始めるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
参考:
・「オリエント急行殺人事件」(2017)
・「ナイル殺人事件」(2022)
・「名探偵ポアロ:ベネチアの亡霊」(2023)
アガサ・クリスティの小説”ハロウィーン・パーティ”(1969)を基に製作された作品で、製作、監督、主演ケネス・ブラナーによるエルキュール・ポアロシリーズの第3作目。。
共演はカミーユ・コッタン、カイル・アレン、ティナ・フェイ、ジェイミー・ドーナン、ジュード・ヒル、アリ・カーン、エマ・レアード、ケリー・ライリー、リッカルド・スカマルチョ、ミシェル・ヨーなどが共演した作品。
降霊会で起きる不可解な殺人事件を描くミステリー。
本作は、エルキュール・ポアロが謎の事件を解明するミステリーに加え、ハロウィンの夜に起きる超常現象がドラマのキーポイントとなる、ホラー的に描かれているところが注目だ。
北米興行収入は約4300万ドル、全世界では約1億2200万ドルの成績を残した。
主演のケネス・ブラナーは、亡霊に導かれながら謎の事件を解明するエルキュール・ポアロを好演している。
オペラ歌手のメイド、カミーユ・コッタン、亡くなったオペラ歌手の娘の婚約者でシェフのカイル・アレン、ポアロを降霊会に誘う友人で推理小説家のティナ・フェイ、降霊会に参加する精神を病む医師ジェイミー・ドーナン、その息子ジュード・ヒル、霊媒師のミシェル・ヨー、その助手エマ・レアード、その異母弟アリ・カーン、降霊会を行うオペラ歌手のケリー・ライリー、亡くなったその娘ローワン・ロビンソン、ポアロのボディーガードで元警官のリッカルド・スカマルチョ、ポアロに助けを求める若者アミール・エル=マスリー、修道女のヴァネッサ・イフェディオラなどが共演している。