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1889年に発表された、マーク・トウェインの小説”アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー”を基に製作された作品。 アーサー王が君臨していた時代にタイムスリップした鍛冶屋が巻き起こす騒動を描く、監督テイ・ガーネット、主演ビング・クロスビー、ロンダ・フレミング、セドリック・ハードウィック、ウィリアム・ベンディックス他共演のミュージカル・コメディ。 |
・コメディ
■ スタッフ キャスト ■
監督：テイ・ガーネット
製作：ロバート・フェローズ
原作：マーク・トウェイン”アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー”
脚本：エドモンド・ベロイン
撮影：レイ・レナハン
編集：アーチー・マーシェク
音楽：ヴィクター・ヤング
出演
ハンク・マーティン/ボス卿：ビング・クロスビー
アリザンド・ラ・カルトワーズ：ロンダ・フレミング
ペンドラゴン卿/アーサー王：セドリック・ハードウィック
サグラモア卿：ウィリアム・ベンディックス
マーリン：マーヴィン・ヴァイ
モルガン・ル・フェイ：ヴァージニア・フィールド
ログリス卿：ジョセフ・ヴィターレ
ランスロット卿：ヘンリー・ウィルコクソン
ガラハッド卿：リチャード・ウェッブ
死刑執行人：アラン・ネイピア
リチャード：チャールズ・コールマン（クレジットなし）
サム：オリン・ハウランド（クレジットなし）
ツアーガイド：ゴードン・リチャーズ（クレジットなし）
農民の少女：アン・カーター
アメリカ 映画
配給 パラマウント・ピクチャーズ
1949年製作 106分
公開
北米：1949年22月日
日本：1951年4月28日
製作費 $3,400,000
■ ストーリー ■
1912年、イングランド。
アメリカ人の鍛冶屋ハンク・マーティン（ビング・クロスビー）は、”アーサー王”伝説を学べるペンドラゴン城の見学ツアーに参加する。
その時代を知っているようなハンクは、ペンドラゴン卿（セドリック・ハードウィック）の元に案内され、肖像画に描かれたアーサー王の姪アリザンド・ラ・カルトワーズが身に着けていたものと同じペンダントを見せる。
アリザンドから渡されたと伝えたハンクは、それを信じないペンドラゴン卿に、ペンダントを手に入れた経緯を話す。
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コネチカット州。
ある日、ハンクは雷雨の中で落馬してしまい、目覚めると、目の前にいた鎧を着たサグラモア卿（ウィリアム・ベンディックス）に捕らえられる。
円卓の騎士だと言うサグラモア卿は、この場がキャメロットであり、アーサー王が君臨する王国で、西暦528年だとハンクに伝える。
城に着いたハンクは、アーサー王（セドリック・ハードウィック）の元に向かう。
大広間で食事中のアーサー王は、美しい姪アリザンド（ロンダ・フレミング）の歌を楽しみ、ハンクは彼女に惹かれてしまう。
サグラモア卿は、捕らえたハンクをモンスターだと言って恐れ、それについてアーサー王に伝える。
アーサー王は、魔術師マーリン（マーヴィン・ヴァイ）の意見を聞き、ハンクの処刑を命ずる。
処刑直前にハンクは、レンズやマッチを使って火をおこし、それを魔術だと思う人々を驚かせる。
処刑を免れたハンクは、要求を聞き入れるというアーサー王から、”ボス卿”の称号を与えられるのだが・・・。
「郵便配達は二度ベルを鳴らす」（1946）などのテイ・ガーネットが監督し、主演はビング・クロスビー、ロンダ・フレミング、セドリック・ハードウィック、ウィリアム・ベンディックスなどが共演した作品。
マーク・トウェインの小説”アーサー王宮廷のコネチカット・ヤンキー”（1889年）を基に製作された作品。
アーサー王が君臨していた時代にタイムスリップした鍛冶屋が巻き起こす騒動を描くミュージカル・コメディ。
飄々とした演技で、アーサー王時代にタイムスリップして騒動を巻き起こす鍛冶屋を愉快に演ずるビング・クロスビーの個性を生かし、ミュージカルとしても楽しめる内容はあらゆる年齢の人々に受けて、公開時のラジオシティ・ミュージックホールで最高の興行収入を記録した。
アーサー王の姪で主人公と惹かれ合うアリザンド・ラ・カルトワーズのロンダ・フレミング、ペンドラゴン卿とアーサー王のセドリック・ハードウィック、主人公を捕らえるものの親交を深めるサグラモア卿のウィリアム・ベンディックス、王位を奪う陰謀を画策する魔術師マーリンのマーヴィン・ヴァイ、彼の陰謀に加担するアーサー王の姪モルガン・ル・フェイのヴァージニア・フィールド、ログリス卿のジョセフ・ヴィターレ、アリザンドの婚約者である主人公の恋敵ランスロット卿のヘンリー・ウィルコクソン、ガラハッド卿のリチャード・ウェッブ、死刑執行人のアラン・ネイピア、ツアーガイドのゴードン・リチャーズ、農民の少女アン・カーター、他チャールズ・コールマン、オリン・ハウランドなどが共演している。
