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ユーコンの女王 Belle of the Yukon (1944)

詐欺師とスター歌手の恋の行方と騙し合いを描く、製作、監督ウィリアム・A・サイター、主演ランドルフ・スコットジプシー・ローズ・リーダイナ・ショアボブ・バーンズ他共演のミュージカル・ウエスタン・コメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


西部劇


スタッフ キャスト
監督:ウィリアム・A・サイター
製作:ウィリアム・A・サイター
原案:ヒューストン・ブランチ
脚本:ジェームズ・エドワード・グラント
撮影:レイ・レナハン
編集:アーネスト・ニムス
音楽
ヒューゴ・フリードホーファー
アーサー・ラング
デヴィッド・ラクシン

出演
”オネスト”ジョン・カルフーン:ランドルフ・スコット
ベル・デ・ヴァル:ジプシー・ローズ・リー
レティ・キャンドレス:ダイナ・ショア
サム・スレイド:ボブ・バーンズ
ポップ・キャンドレス:チャールズ・ウィニンガー
スティーヴ・アターベリー:ウィリアム・マーシャル
マーヴィン・メイトランド保安官:グイン”ビッグボーイ”ウィリアムズ
ジョージ:ロバート・アームストロング
ヴィオラ・チェイス:フローレンス・ベイツ
サルズベリー教授:ヴィクター・キリアン
シェリー・アターベリー:ワンダ・マッケイ
C・V・アターベリー:エドワード・フィールディング
ダンスのスペシャリスト:ジェーン・ヘイル
ハリー:ハリー・テンブルック(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 RKO
1944年製作 84分
公開
北米:1944年12月27日
日本:未公開


アカデミー賞
第18回アカデミー賞
・ノミネート
ミュージカル音楽・歌曲賞


ストーリー
ユーコン準州、マレミュート。
酒場の経営者”オネスト”(正直者)ジョン・カルフーン(ランドルフ・スコット)の留守中に、支配人のポップ・キャンドレス(チャールズ・ウィニンガー)は、蒸気船が到着したことを娘で歌手のレティ(ダイナ・ショア)に知らせる。
ポップは、ピアニストのスティーヴ・アッターベリー(ウィリアム・マーシャル)が、レティに近づくことを良く思っていなかった。
蒸気船で到着したスターのベル・デ・ヴァル(ジプシー・ローズ・リー)を歓迎したポップは、彼女らを店に案内する。
よそ者のサム・スレイド(ボブ・バーンズ)は、ジョンを探していることをポップに伝える。
サムを不審に思ったマーヴィン・メイトランド保安官(グイン”ビッグボーイ”ウィリアムズ)は、ジョンに雇ってもらうつもりの彼を警戒する。
町に戻ったジョンは、ショーを終えたベルに楽屋に呼ばれる。
ジョンはベルに花瓶で殴られてしまい、実は”ジェントルマン・ジャック”という詐欺師だった彼は、シアトルで彼女に警察に通報されそうになった過去があり、弱みを握られていたのだった・・・。


解説 評価 感想

サイレント時代から活躍しコメディなどを得意としたウィリアム・A・サイターが製作を兼ねて監督し、主演はランドルフ・スコットジプシー・ローズ・リーダイナ・ショアボブ・バーンズなどが共演した作品。

詐欺師とスター歌手の恋の行方と騙し合いを描くミュージカル・ウエスタン・コメディ。

紳士的な実業家を装う詐欺師が、酒場の経営者から銀行家にまでなる物語の中で、様々な騙し合いが展開し、ドタバタ喜劇風に展開する愉快な作品。

第18回アカデミー賞では、ミュージカル音楽、歌曲賞にノミネートされた。

主演のランドルフ・スコットは、詐欺師として人を騙しながら成り上がっていく男を熱演している。

主人公と関係するスター歌手のジプシー・ローズ・リー、主人公の酒場の歌手ダイナ・ショア、主人公の仲間ボブ・バーンズ、主人公の酒場の支配人であるレティ(ダイナ・ショア)の父親チャールズ・ウィニンガー、レティと惹かれ合うピアニストのウィリアム・マーシャル、間抜けな保安官のグイン”ビッグボーイ”ウィリアムズ、主人公に騙されるロバート・アームストロング、ベル(ジプシー・ローズ・リー)の付き人ヴィオラ・チェイス:フローレンス・ベイツ、主人公の仲間である教授のヴィクター・キリアン、スティーヴ(ウィリアム・マーシャル)の妹ワンダ・マッケイ、その父親で富豪のエドワード・フィールディング、ダンスのスペシャリスト、ジェーン・ヘイル、他ハリー・テンブルックなどが共演している。


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