14世紀の詩”ガウェイン卿と緑の騎士”を基に製作された作品。 緑の騎士を捜すアーサー王の甥ガウェインの旅を描く、監督デヴィッド・ロウリー、主演デーヴ・パテール、アリシア・ヴィキャンデル、ジョエル・エドガートン、サリタ・チョウドリー、ショーン・ハリス、ラルフ・アイネソン他共演のファンタジー・アドベンチャー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:デヴィッド・ロウリー
製作
トビー・ハルブルックス
ジェームズ・M・ジョンストン
デヴィッド・ロウリー
ティム・ヘディントン
テリーサ・スティール・ペイジ
製作総指揮
エドマンド・サンプソン
トーマス・デカイ
アーロン・L・ギルバート
マクダラ・ケレハー
オーウェン・イーガン
原作:”ガウェイン卿と緑の騎士”
脚本:デヴィッド・ロウリー
撮影:アンドリュー・ドロス・パレルモ
編集:デヴィッド・ロウリー
音楽:ダニエル・ハート
出演
ガウェイン卿:デーヴ・パテール
エセル/レディ・ベルティラック:アリシア・ヴィキャンデル
城主ベルティラック:ジョエル・エドガートン
モーガン・ル・フェイ:サリタ・チョウドリー
アーサー王:ショーン・ハリス
緑の騎士:ラルフ・アイネソン
マーリン:エメット・オブライエン
スカベンジャー:バリー・コーガン
聖ウィニフレッド:エリン・ケリーマン
グィネヴィア王妃:ケイト・ディッキー
長妹:ニータ・ミシュラ
次妹:ターラー・マクドナー
末妹:アテナ・フリゼール
盲目の女性:ヘレナ・ブラウン
ガウェインの妃:ミーガン・ティアナン
ガウェインの息子(7歳):サム・アパル・リンチ
ガウェインの息子(17歳):アダム・カリム
ガウェインの息子(4歳):ルース・パテール
ガウェインの息子(6歳)ローズ・パテール
アメリカ/カナダ 映画
配給 A24
2021年製作 130分
公開
北米:2021年7月30日
日本:2022年11月25日
製作費 $15,000,000
北米興行収入 $17,173,320
世界 $18,887,950
■ ストーリー ■
クリスマスの朝。
アーサー王(ショーン・ハリス)の甥ガウェイン卿(デーヴ・パテール)は、娼館で恋人エセル(アリシア・ヴィキャンデル)に起こされる。
宮廷に戻ったガウェインは、母モーガン・ル・フェイ(サリタ・チョウドリー)に叱られるものの、それを気にせずにアーサー王と共に円卓の宴に出席する。
王は、ガウェインに隣りに座るよう指示する。
ガウェインは、真の騎士の証である武功の物語を語れない身だったために戸惑う。
王が騎士たちを称える頃、モーガンは魔術を使い、”緑の騎士”を召喚する儀式を行っていた。
円卓に現われた緑の騎士(ラルフ・アイネソン)から渡された書面を、グィネヴィア王妃(ケイト・ディッキー)が読み上げる。
緑の騎士が”クリスマスの遊び事”と称して、騎士たちに一騎打ちを申し出て、自分を倒した者には銀の斧を与えるという内容だった。
一年後のクリスマスに、緑の騎士を捜し出し、跪いて一撃を受けることが条件だった。
それを受けて立つガウェインは、王から剣を受け取る。
戦おうとしない緑の騎士は、跪いて首を差し出す。
ガウェインに首を切り落とされた緑の騎士は立ち上がり、首を拾い上げる。
緑の騎士は、1年後に待つと言い残し、笑いながらその場を去る。
1年後。
エセルと共に遊んで暮らしていたガウェインは、クリスマスが近づき、王と緑の騎士との約束について話をする。
ガウェインは、母モーガンから、締めていれば必ず戻れるという緑の腰帯を渡され、緑の騎士を捜すために旅立つのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
14世紀の詩”ガウェイン卿と緑の騎士”を基に製作された作品。
「A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー」(2017)などのデヴィッド・ロウリーが監督し、主演はデーヴ・パテール、アリシア・ヴィキャンデル、ジョエル・エドガートン、サリタ・チョウドリー、ショーン・ハリス、ラルフ・アイネソンなどが共演した作品。
緑の騎士を捜すアーサー王の甥ガウェインの旅を描くファンタジー・アドベンチャー。
マットペイントなどを駆使した美しい映像と共に、デヴィッド・ロウリーらしい、幻想的かつ重厚な演出が見どころの作品。
主演のデーヴ・パテールは、真の騎士の証である自信の物語を語るために行動し様々な体験をするガウェイン卿を見事に演じている。
主人公の恋人と城主の妻を演ずるアリシア・ヴィキャンデル、主人公を持て成す城主のジョエル・エドガートン、主人公の母親モーガン・ル・フェイのサリタ・チョウドリー、その異母弟アーサー王のショーン・ハリス、緑の騎士のラルフ・アイネソン、魔術師マーリンのエメット・オブライエン、盗賊のバリー・コーガン、聖ウィニフレッドのエリン・ケリーマン、グィネヴィア王妃のケイト・ディッキーなどが共演している。