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領主の土地を狙う悪党に立ち向かう陸軍士官の戦いを描く、監督マック・V・ライト、主演ジョン・ウェイン、ルース・ホール、ルイ・アルバーニ他共演の西部劇。 |
・西部劇
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■ スタッフ キャスト ■
監督：マック・V・ライト
製作
シド・ロジェル
レオン・シュレシンジャー
脚本：レスリー・メイソン
撮影：テッド・D・マッコード
編集：ウィリアム・クレメンス
出演
ジョン・ホームズ大尉：ジョン・ウェイン
ドロレス・カスタニャレス：ルース・ホール
フェリペ・グアダルーペ・コンスタシオ・デルガド・サンタ・クルス・デ・ラ・ヴェランカ：ルイ・アルバーニ
ドン・ルイス・ゴンザレス：ドナルド・リード
アニータ・ガルシア：ニーナ・クアルテロ 酒場の娘
ドン・パブロ・ゴンザレス：フランシス・フォード
ドン・ホセ・カスタニャレス：ラフェ・マッキー
フアニータ：リリアン・レイトン
ジェイク・モーガン：スリム・ウィテカー
神父：ジョン・T・プリンス
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1933年製作 57分
公開
北米：1933年7月15日
日本：未公開
製作費 $28,000
■ ストーリー ■
1848年、カリフォルニア、サンタバーバラ近郊。
カスタニャレス家は、広大な土地を所有していた。
領主ドン・ホセ・カスタニャレス（ラフェ・マッキー）は、土地を登記しない場合は、アメリカの公有地になってしまうことを友人のドン・パブロ・ゴンザレス（フランシス・フォード）に話す。
ホセは、絶対に渡すべきではないという意見でパブロと一致する。
ホセの娘ドロレス（ルース・ホール）は、パブロの息子ルイス（ドナルド・リード）に求婚されるものの、その気になれなかった。
実は財政的に窮地に陥っていたパブロは、ルイスとドロレスを結婚させてホセの土地と財産を手に入れ、破産を回避しようとしていた。
ホセが登記をしなければ公有地になり、誰でも所有権を主張できるために、パブロはそれを狙っていた。
上官である大佐に呼ばれたジョン・ホームズ陸軍大尉（ジョン・ウェイン）は、登記を拒否している領主ドン・ホセを1週間で説得する任務を命ぜられる。
町に着いたホームズは、酒場で、占い師フェリペ・グアダルーペ・コンスタシオ・デルガド・サンタ・クルス・デ・ラ・ヴェランカ（ルイ・アルバーニ）を痛めつけるルイスを制止する。
酒場の店主ガルシアの娘アニータ（ニーナ・クアルテロ）は、惹かれているルイスがドロレスと結婚するのではないかと心配していた。
フェリペに感謝されたホームズは、協力すると言う彼と共にカスタニャレス家に向かうのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
サイレント時代から俳優としても活躍したマック・V・ライトが監督し、主演はジョン・ウェイン、ルース・ホール、ルイ・アルバーニなどが共演した作品。
領主の土地を狙う悪党に立ち向かう陸軍士官の戦いを描く西部劇。
主演のジョン・ウェインは、20代半ばとは思えない、貫禄さえ感じさせる、他を圧倒する演技は注目であり、大地主に土地の登記をさせるために派遣され、陰謀に巻き込まれる彼らを助けようとする軍士官を熱演している。
広大な土地を所有する領主の娘で、主人公と惹かれ合うようになるルース・ホール、主人公に協力する占い師ルイ・アルバーニ、土地を奪うためにヒロインとの結婚を父に強制されるドナルド・リード、彼に惹かれる酒場の店主の娘ニーナ・クアルテロ、友人ではあるが、破産の危機で領主の土地と財産を狙うフランシス・フォード、彼に土地を狙われる領主のラフェ・マッキー、ヒロインのメイド、リリアン・レイトン、主人公の行動を妨害するものの協力者となるスリム・ウィテカー、神父のジョン・T・プリンスなどが共演している。
