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農業で成功することを夢見る韓国系移民家族の苦悩を描く、製作総指揮ブラッド・ピット、監督、脚本リー・アイザック・チョン、製作総指揮、主演スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、アラン・キム、ノエル・ケイト・チョー、ユン・ヨジョン、ウィル・パットン他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督：リー・アイザック・チョン
製作
デデ・ガードナー
ジェレミー・クライナー
クリスティーナ・オー
製作総指揮
ブラッド・ピット
ジョシュ・バーチョフ
スティーヴン・ユァン
脚本：リー・アイザック・チョン
撮影：ラクラン・ミルン
編集：ハリー・ユーン
音楽：エミール・モッセリ
出演
ジェイコブ・イ：スティーヴン・ユァン
モニカ・イ：ハン・イェリ
デヴィッド・イ：アラン・キム
アン・イ：ノエル・ケイト・チョー
スンジャ：ユン・ヨジョン
ポール：ウィル・パットン
ビリー：スコット・ヘイズ
ジョニー：ジェイコブ・ウェイド
医師：スキップ・シュウィンク
ハーラン：ダリル・コックス
オー：エスター・ムーン
アメリカ 映画
配給 A24
2020年製作 115分
公開
北米：2020年12月11日
日本：2021年3月19日
製作費 $2,000,000
北米興行収入 $3,110,580
世界 $15,312,450
■ アカデミー賞 ■
第93回アカデミー賞
・受賞
助演女優賞（ユン・ヨジョン）
・ノミネート
作品・監督
主演男優賞（スティーヴン・ユァン）
脚本・作曲賞
■ ストーリー ■
1983年。
韓国系移民のジェイコブ・イ（スティーヴン・ユァン）は、妻モニカ（ハン・イェリ）、娘のアン（ノエル・ケイト・チョー）、息子デヴィッド（アラン・キム）と共に、カリフォルニアからアーカンソーの田舎町に引っ越して来る。
住居となるトレーラーハウスを見て驚いたモニカは、心臓病を患うデヴィッドやアンのために都会で暮らすことを望んでいたため、農業で成功しようとするジェイコブの考えに不満を抱いていた。
その後、ジェイコブとモニカは、鶏の孵化場で働き始める。
韓国野菜の栽培を始めようとするジェイコブは、風変わりで信心深い朝鮮戦争の帰還兵ポール（ウィル・パットン）の協力を得て、農作業を始めようとする。
”ダウジング”を信じず自分で井戸を掘ったジェイコブは、耕した畑にその場から水を引く。
夫婦共稼ぎで苦しい生活を続けるモニカは、母スンジャ（ユン・ヨジョン）を呼び寄せて、子供たちの世話を任せることにする。
デヴィッドは、森の中の小川で”ミナリ”（セリ）を栽培しようとする、奔放で口の悪いスンジャが好きになれなかった。
その後、井戸からの水が供給できなくなり窮地に陥ったジェイコブは、家の水道から畑に水を引き野菜を育てようとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
韓国系移民二世であるリー・アイザック・チョンの体験を基に、彼自身の脚本で監督し、製作総指揮ブラッド・ピット、製作総指揮、主演スティーヴン・ユァン、ハン・イェリ、アラン・キム、ノエル・ケイト・チョー、ユン・ヨジョン、ウィル・パットンなどが共演してた作品。
農業で成功することを夢見る韓国系移民家族の苦悩を描くドラマ。
様々な問題を抱えながら苦悩する家族の姿をが切実に描かれる中で、厳しい世の中を逞しく生き抜こうとする力強いテーマがうかがえる良作に仕上がっている。
ゴールデングローブ賞で、50％以上が韓国語の本作を作品賞にノミネートしなかったことが論争となる中、作品は各方面で絶賛された。
第93回アカデミー賞では、韓国人女優としては初となる助演女優賞をユン・ヨジョンが受賞した。
・ノミネート
作品・監督
主演男優賞（スティーヴン・ユァン）
脚本・作曲賞
農業で成功することを夢見ながら苦難の日々を送るスティーヴン・ユァン、子供たちのことを思い夫の考えに反発する妻を好演するハン・イェリ、その息子で心臓病を患うアラン・キム、その姉ノエル・ケイト・チョー、その祖母で、飾り気のない奔放な女性を演ずるユン・ヨジョン、主人公の農作業を手伝う風変わりな男ウィル・パットン、デヴィッド（アラン・キム）と親しくなる少年ジェイコブ・ウェイド、その父親スコット・ヘイズ、医師のスキップ・シュウィンク、孵化場の経営者ダリル・コックス、その作業員エスター・ムーンなどが共演している。
