「悪魔のいけにえ」(1974)に登場するレザーフェイスが殺人一家から引き離され施設に入れられる幼少期から成長し殺人鬼となるまでを描く、監督ジュリアン・モーリー、アレクサンドル・バスティロ、主演スティーヴン・ドーフ、ヴァネッサ・グラッセ、サム・ストライク、リリ・テイラー他共演のホラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督
ジュリアン・モーリー
アレクサンドル・バスティロ
製作
クリスタ・キャンベル
ラティ・グロブマン
レス・ウェルドン
カール・マッツォコーネ
製作総指揮
トビー・フーパー
アヴィ・ラーナー
トレヴァー・ショート
キム・ヘンケル
原作:キャラクター創造
キム・ヘンケル
トビー・フーパー
脚本:セス・M・シャーウッド
撮影:アントワーヌ・サニエ
編集
セバスティアン・ドゥ・サンテ・クロワ
ジョシュ・イーザー
音楽:ジョン・フリッゼル
出演
ハル・ハートマン/テキサス・レンジャー:スティーヴン・ドーフ
エリザベス”リジー”ホワイト:ヴァネッサ・グラッセ
ジェディダイア”ジェド”ソーヤー/ジャクソン:サム・ストライク
ヴァーナ・ソーヤー:リリ・テイラー
ラング博士:クリストファー・アダムソン
ソレルズ保安官補:フィン・ジョーンズ
アイザック”アイク”:ジェームズ・ブルーア
クラリス:ジェシカ・マドセン
バド:サム・コールマン
テッド・ハーディスティ:ジュリアン・コストフ
ナビンズ・ソーヤー:デヤン・アンジェロフ
ベティ・ハートマン:ロリーナ・カンブロワ
ジェディディア”ジェド”ソーヤー(幼少期):ボリス・カバクチェフ
ドレイトン・ソーヤー:ディモ・アレクシエフ
ファーンズワース:ネイサン・クーパー
タミー:ニコール・アンドリュース
アメリカ 映画
配給 ライオンズゲート
2017年製作 90分
公開
北米:2017年10月20日
日本:2018年5月12日
世界 $1,476,840
■ ストーリー ■
1955年、テキサス州、ソーヤー牧場。
ヴァーナ・ソーヤー(リリ・テイラー)は、家族と共に息子ジェディダイア”ジェド”(ボリス・カバクチェフ)の5歳の誕生日を祝う。
チェーンソーをプレゼントされたジェドは、捕らえていたブタ泥棒を殺すようヴァーナに指示される。
ジェドは男を殺すことができず、祖父が撲殺する。
”テキサス・レンジャー”ハル・ハートマン(スティーヴン・ドーフ)の娘ベティ(ロリーナ・カンブロワ)は、恋人テッド・ハーディスティ(ジュリアン・コストフ)が運転中に何かを轢きそうになったために、車から降りてそれを確かめる。
ベティは、その場から去った少年(ジェド)を追い納屋に着く。
ジェドの兄ドレイトン(ディモ・アレクシエフ)とナビンズは、ジェドがおびき寄せたベティを残虐な方法で殺す。
事件を知ったハートマンはショックを受けて取り乱し、激怒してヴァーナを責め、ジェドを施設に送るために連れ去る。
10年後、ゴーマン・ハウス更生施設。
新人の看護師エリザベス”リジー”ホワイト(ヴァネッサ・グラッセ)は、施設長のラング博士(クリストファー・アダムソン)から、患者を警戒するようにと言われながらも、少年ジャクソン/ジェド(サム・ストライク)と心を通わせるようになる。
ヴァーナは、弁護士と共に施設を訪れジェドとの面会を求めるものの、ラングにそれを拒まれる。
納得できないヴァーナは、看護師を殴り倒して病棟に入り、大声を出してジェドを捜しその場は混乱する。
患者たちは逃げ出し、電気ショック療法を受けたバド(サム・コールマン)はラングを殺す。
患者のアイザック”アイク”(ジェームズ・ブルーア)とクラリス(ジェシカ・マドセン)も逃亡する。
ジャクソンは、隠れていたリジーを外に連れ出すが、アイクとクラリスに捕まり、車のトランクに入れられて連れ去られる。
バドも車に乗せたアイクとクラリスは、メキシコに逃亡することを考えるのだが・・・。
参考:
・「悪魔のいけにえ」(1974)
・「悪魔のいけにえ2」(1986)
・「悪魔のいけにえ3 レザーフェイス逆襲」(1990)
・「悪魔のいけにえ レジェンド・オブ・レザーフェイス」(1995)
・「悪魔のいけにえ レザーフェイス一家の逆襲」(2013)
・「レザーフェイス-悪魔のいけにえ」(2017)
・「悪魔のいけにえ -レザーフェイス・リターンズ-」(2022)
リメイク
・「テキサス・チェーンソー」(2003)
・「テキサス・チェーンソー ビギニング」
「悪魔のいけにえ」(1974)に登場するレザーフェイスが、殺人一家から引き離され施設に入れられる幼少期から成長し殺人鬼となるまでを描くホラー。
ホラーを得意とするジュリアン・モーリーとアレクサンドル・バスティロが監督し、スティーヴン・ドーフ、ヴァネッサ・グラッセ、サム・ストライク、リリ・テイラーなどが共演した作品。
殺人鬼レザーフェイス誕生の物語として非常に興味深いが、既存のホラー映画のつなぎ合わせののような内容は新鮮味に欠ける。
ソーヤー一家に娘を殺され復讐を考えるテキサス・レンジャーのスティーヴン・ドーフ、逃亡した施設の患者の人質になる看護師、ジェディダイア”ジェド”ソーヤー/ジャクソンのサム・ストライク、その異常な母親リリ・テイラー、施設長のクリストファー・アダムソン、ソーヤー一家と組んでいた保安官補のフィン・ジョーンズ、逃亡する患者ジェームズ・ブルーア、ジェシカ・マドセン、サム・コールマン、ソーヤー兄弟に殺されるハートマン(スティーヴン・ドーフ)の娘ロリーナ・カンブロワ、その恋人ジュリアン・コストフ、ジェドの兄ディモ・アレクシエフとデヤン・アンジェロフ、ジェドの少年期ボリス・カバクチェフなどが共演している。