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ダンシング・レディ Dancing Lady (1933)

ブロードウェイの舞台裏と共に大富豪が絡むダンサーと演出家の恋を描く、製作総指揮デヴィッド・O・セルズニック、監督ロバート・Z・レナード、主演ジョーン・クロフォードクラーク・ゲーブルフランチョット・トーンフレッド・アステアロバート・ベンチリー他共演のミュージカル。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ミュージカル

クラーク・ゲーブル / Clark Gable / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:ロバート・Z・レナード
製作総指揮:デヴィッド・O・セルズニック
原作:ジェームズ・ワーナー・ベラ”Dancing Lady”
脚本
アレン・リヴキン
P・J・ウルフソン
ロバート・ベンチリー(クレジットなし)
ゼルダ・シアーズ(クレジットなし)
撮影:オリヴァー・T・マーシュ
編集:マーガレット・ブース
音楽
モーリス・ド・パック(クレジットなし)
ルイス・シルヴァーズ(クレジットなし)

出演
ジェイニー”公爵夫人”バーロウ:ジョーン・クロフォード
パッチ・ギャラガー:クラーク・ゲーブル
トッド・ニュートン:フランチョット・トーン
ドリー・トッドハンター:メイ・ロブソン
ロゼット・ラルー:ウィニー・ライトナー
本人:フレッド・アステア
ウォード・キング:ロバート・ベンチリー
本人:アート・ジャレット
ジャスパー・ブラッドリーSr.:グラント・ミッチェル
スティーヴ:テッド・ヒーリー
モエ:モー・ハワード
カーリー:カーリー・ハワード
ハリー:ラリー・ファイン
本人:ネルソン・エディ
ジャスパー・ブラッドリーJr.:メイナード・ホームズ
ピンキー:スターリング・ホロウェイ
ヴィヴィアン・ワーナー:グロリア・フォイ
南部の女優:イヴ・アーデン(クレジットなし)

アメリカ 映画
配給 MGM
1933年製作 92分
公開
北米:1933年11月24日
日本:1934年11月
製作費 $923,060
北米興行収入 $1,490,000
世界 $2,406,000


ストーリー
1933年、ニューヨーク
バーレスク・ショーでストリップをする若いダンサーのジェイニー”公爵夫人”バーロウ(ジョーン・クロフォード)は、警察の手入れにより、公然わいせつ罪で逮捕されてしまう。
ジェイニーは、同じダンサーのロゼット・ラルー(ウィニー・ライトナー)や客と共に警察に連行される。
劇場でショーを観ていた大富豪のプレイボーイ、トッド・ニュートン(フランチョット・トーン)はジェイニーに惹かれ彼女を保釈させる。
ブロードウェイ・ミュージカルに出演することを夢見るジェイニーは、トッドの紹介で、プロデューサーのジャスパー・ブラッドリーSr.(グラント・ミッチェル)に会うことになる。
ジャスパーと息子のJr.(メイナード・ホームズ)はジェイニーを歓迎し、演出家のパッチ・ギャラガー(クラーク・ゲーブル)に彼女を紹介すれば資金援助をすることをトッドに約束してもらう。
以前、ジェイニーにつきまとわれたことがあるパッチは迷惑に思うが、ジャスパーの話を聞き入れて、彼女をコーラスとして採用する。
才能を認められたジェイニーは、ヴィヴィアン・ワーナー(グロリア・フォイ)以上のスターになる可能性がでてきたため、彼女との愛を優先するトッドは、公演を中止させることを考える。
必ずショーを成功させる意気込みのパッチと、スターになる夢を果たそうとするジェイニーは、トッドの考えを知らずにリハーサルに励むのだが・・・。


解説 評価 感想

1932年に発表された、ジェームズ・ワーナー・ベラの小説”Dancing Lady”を基に製作された作品。

製作総指揮デヴィッド・O・セルズニック、監督ロバート・Z・レナード、主演のジョーン・クロフォードクラーク・ゲーブルの共演が話題になり、フランチョット・トーンフレッド・アステアロバート・ベンチリーなどが出演している。

ジョーン・クロフォードのダンス・パートナーとして本人役で登場するフレッド・アステアにとっては、記念すべきスクリーン・デビュー作となった。

歌手として本人役で登場するネルソン・エディも、2か月前に公開された「紐育・ハリウッド」(1933)でデビューしたばかりであり、初めてクレジットされた作品。

脚本を担当するロバート・ベンチリーが、クラーク・ゲーブルの友人でコラムニスト役で、”三ばか大将”のモー・ハワードカーリー・ハワードラリー・ファインが舞台係とピアニストとして登場する。

ブロードウェイの舞台裏と共に、大富豪が絡むダンサーと演出家の恋をユーモアをまじえて描く、ロバート・Z・レナードのシャープな演出が見どころの作品。

クライマックスの12分間のレヴューは圧巻で、その主役を演ずるジョーン・クロフォードのダンサーとしての魅力と、撮影当時32歳とは思えない、正にスクリーンの支配者のような雰囲気を漂わせるクラーク・ゲーブルの熱演も必見だ。

悪人ではないものの、金の力で自分の思い通りにことを運ぼうとする大富豪フランチョット・トーン、その祖母メイ・ロブソン、ヒロインの親友であるダンサーのウィニー・ライトナー、本人役でアート・ジャレット、プロデューサーのグラント・ミッチェル、その息子メイナード・ホームズ、パッチ(クラーク・ゲーブル)のアシスタント役テッド・ヒーリー、スター・ダンサーのグロリア・フォイ他、スターリング・ホロウェイイヴ・アーデンなどが共演している。


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