人身売買組織の少女達を救い出そうとする殺し屋の戦いを描く、ジャイモン・フンスー、ケヴィン・ベーコン共演犯罪アクション。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:プラッチャヤー・ピンゲーオ
製作
フランクリン・デ・マルティーニ
ジャイモン・フンスー
トム・ウォーラー
ダニエル・バーンハート
アヴィ・ラーナーほか
脚本:ケヴィン・バーンハート
撮影:ウェイド・ミュラー
編集:デヴィッド・M・リチャードソン
音楽:ロバート・フォーク
出演
カーティ・チャーチ:ジャイモン・フンスー
ジミー:ケヴィン・ベーコン
メイ:チランタニン・ピタックポントラクン
ボス:ウィーラプラワット・ウォンプアパン
アメリカ 映画
配給 Millenium Films
2011年製作 92分
公開
北米:2011年4月8日
日本:未公開
製作費 $10,000,000
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
タイ、バンコク。
アメリカ人の殺し屋カーティ・チャーチ(ジャイモン・フンスー)は、人身売買組織に娘をさらわれた男に、組織への復讐を依頼される。
チャーチは、武器商人のジミー(ケヴィン・ベーコン)から銃を手に入れ、現われた、組織から逃れたと思われる少女メイ(チランタニン・ピタックポントラクン)と共に、隠れ家でターゲットを監視する。
対立する組織が争うように仕向けたチャーチは、ギャング、チャンカオの男達を狙撃する。
しかしチャーチは、自分がチャンカオに利用されていることに気づき、組織間では休戦協定が結ばれてしまう。
その後チャーチは、今回の件を知っていたジミーを問い詰めるが、彼に手を引くように言われる。
しかし、チャーチはギャング達を許すことが出来ず、連れ去られた少女達の居場所を確認して、ジミーからより強力な武器を手に入れて、その場を襲撃するのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
キャリア十分の実力派ジャイモン・フンスーが、製作も兼ねて主演したハード・アクション。
現地バンコクでのロケも、純粋なハリウッド作品とは違った雰囲気であり、異国ムード漂う作品に仕上がっている。
しかし、人気スターのジャイモン・フンスーと、共演のケヴィン・ベーコンの出演がなければ、いかにも三流作品風の邦題を含め、個人的には観るチャンスはなかっただろうという程度の作品。
頑強な主人公を演ずるジャイモン・フンスーも、ケヴィン・ベーコンの個性を生かした熱演も悪くはないが、全てが平凡であり満足感が得られない。
結局は、幻覚であった少女チランタニン・ピタックポントラクン、ギャングのボス、ウィーラプラワット・ウォンプアパンなどが共演している。