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不時着結婚 You Gotta Stay Happy (1948)

望まない結婚をしてしまい混乱する富豪令嬢と航空事業を始めた退役軍人の恋を描く、監督H・C・ポッター、主演ジョーン・フォンテインジェームズ・スチュワートエディ・アルバート他共演のロマンチックコメディ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ロマンチック・コメディ

ジェームズ・スチュアート / James Stewart / Pinterest


スタッフ キャスト
監督:H・C・ポッター
製作:カール・タンバーグ
製作総指揮:ウィリアム・ドジャー
原作:ロバート・カーソン
脚本:カール・タンバーグ
撮影:ラッセル・メティ
編集:ポール・ウェザーワックス
音楽:ダニエル・アンフィシアトロフ

出演
ダイアナ”ディー・ディー”ディルウッド/ドッティ・ブルーチャー:ジョーン・フォンテイン
マーヴィン・ペイン:ジェームズ・スチュワート
ブレッツ・ベイカー:エディ・アルバート
ラルフ・タトワイラー:ローランド・ヤング
ヘンリー・ベンソン:ウィラード・パーカー
マット・ラックネル:パーシー・キルブライド
チャーマーズ/キャスロン:ポーター・ホール
ジョージア・グッドリッチ:マーシー・マグワイア
ミルトン・グッドリッチ:アーサー・ウォルシュ
ディック・ヘバート:ウィリアム・ベイクウェル
ブルーチャー博士:ポール・キャヴァナー
マーティン:ハリウェル・ホッブス
ピエール:フリッツ・フェルド
ジャック・サミュエルズ:スタンリー・プラガー
カーニバルマン:フランク・ジェンクス
マーサ・タトワイラーおばさん:メアリー・フォーブス
ラックネル夫人:エディス・エヴァンソン
バルナバ:ピーター・ローマン
ジャド・テイヴィス:ハウスリー・スティーヴンソン
銀行警備員:エモリー・パーネル
葬儀屋:アーサー・ホール
テッド:ドン・コーラー
ニール:バート・コンウェイ
ホテルのフロント係:ハル・K・ドーソン
メイ:ヴェラ・マーシュ
カーリー:ジミー・ドッド
エディ:ロバート・ロックウェル
チンパンジーのジョー

アメリカ 映画
配給 ユニバーサル・ピクチャーズ
1948年製作 100分
公開
北米:1948年11月4日
日本:1950年10月17日
製作費 $1,673,000


ストーリー
ニューヨーク
相続人である富豪令嬢のダイアナ”ディー・ディー”ディルウッド(ジョーン・フォンテイン)は、弁護士のヘンリー・ベンソン(ウィラード・パーカー)と結婚式の日を迎えるものの、その気になれないことをおじで後見人のラルフ・タトワイラー(ローランド・ヤング)に伝える。
精神科医のブルーチャー博士(ポール・キャヴァナー)は、ディー・ディーの6回目の婚約は優柔不断だからだと指摘し、ラルフは、今さら式を中止できないと言って彼女を説得する。
ロマンを求めるディー・ディーだったが、地道な結婚生活の大切さを語るブルーチャーに覚悟を決めるよう説得され、仕方なくヘンリーと結婚する。
ディー・ディーとヘンリーは、ハネムーンに出発する前にハンプシャー・ホテルに滞在することになる。
入り口でディー・ディーは、部屋に向かう気になれず戸惑う。
そこに現れた、第二次大戦時の陸軍航空軍の退役軍人で、航空貨物ビジネスを始めたマーヴィン・ペイン(ジェームズ・スチュワート)は、部屋の前で揉めているディー・ディーとヘンリーが気になる。
それに口出ししたマーヴィンは、ヘンリーに殴られてしまう。
ディーディーは、ルームサービスでディナーを用意してくれたヘンリーに、結婚は間違いだった言って指輪を外し、理想の相手を探すべきだと伝える。
納得できないヘンリーは、ディーディーに襲いかかる。
ヘンリーは料理のテーブルと共に壁に激突し、ディーディーは、騒ぎに気づき廊下に出てきたマーヴィンの部屋に逃げ込む。
マーヴィンは、ディーディーが都会に出て来た無一文の田舎娘で、生活のために裕福な既婚男性と過ごしていたと思い込む。
戦友のパイロット、ブレッツ・ベイカー(エディ・アルバート)からの電話を受けたマーヴィンは、クラブにいる彼に誘われるものの、それを断る。
疲れているマーヴィンは、”ドッティ・ブルーチャー”と名乗るディーディーを部屋に泊めることに同意し、一晩過ごすことになるのだが・・・。


解説 評価 感想

「ミネソタの娘」(1947)などのH・C・ポッターが監督し、主演はジョーン・フォンテインジェームズ・スチュワートエディ・アルバートなどが共演した作品。

望まない結婚をしてしまい混乱する富豪令嬢と航空事業を始めた退役軍人の恋を描くロマンチックコメディ。

本作は、ジョーン・フォンテインと掃除の夫ウィリアム・ドジャーのランパート・プロダクションによって製作された。

H・C・ポッターの軽快な演出と共に、騒動を巻き起こす主人公2人に絡む、様々なキャラクターとして登場する人々の言動などが実に愉快だ。

主演のジョーン・フォンテインは、望まない結婚をしたために騒動に巻き込まれる、相続人である富豪令嬢を魅力的に演じ、退役軍人で航空事業を始めたビジネスマン役のジェームズ・スチュワートは、ヒロインと知り合い惹かれ合う仲になる男性を、持ち味を活かして愉快に演じている。

マーヴィン(ジェームズ・スチュワート)の戦友である同僚エディ・アルバート、ヒロインの後見人であるおじのローランド・ヤング、その妻メアリー・フォーブス、ヒロインと結婚する弁護士ウィラード・パーカー、主人公らに協力する農夫のパーシー・キルブライド、その妻エディス・エヴァンソン、貨物機に搭乗する会社の金を横領した男性ポーター・ホール、その秘書ヴェラ・マーシュ、同じく搭乗客である新婚夫婦のマーシー・マグワイアアーサー・ウォルシュ、マーヴィンの友人であるホテルの夜間支配人ウィリアム・ベイクウェル、ヒロインの主治医である精神科医ポール・キャヴァナー、ヒロインの執事ハリウェル・ホッブス、マーヴィンの会社に鮮魚の輸送を依頼するシーフード店のオーナー、フリッツ・フェルド、マーヴィンの部下で貨物担当のスタンリー・プラガー、マーヴィンにチンパンジーの輸送を依頼したフランク・ジェンクス、農夫の隣人ジャド・テイヴィス:ハウスリー・スティーヴンソン、銀行の警備員エモリー・パーネル、マーヴィンに棺桶の輸送を依頼するアーサー・ホール、マーヴィンの部下ドン・コーラー、バート・コンウェイ、ロバート・ロックウェル、ホテルのフロント係ハル・K・ドーソン、他ジミー・ドッドなどが共演している。


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