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怒涛の果て Wake of the Red Witch (1948)

復讐のために金塊が積まれた船を沈めた船長の運命を描く、監督エドワード・ルドウィグ、主演ジョン・ウェインゲイル・ラッセルギグ・ヤングアデル・マーラルーサー・アドラー他共演のアドベンチャー・アクション。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

ジョン・ウェイン / John Wayne 作品一覧
ジョン・ウェイン / John Wayne/Pinterest


スタッフ キャスト
監督:エドワード・ルドウィグ
製作:エドモンド・グレインジャー
原作:ガーランド・ロアーク”Wake of the Red Witch”
脚本
ハリー・ブラウン
ケネス・ガメット
撮影:レジー・ラニング
編集:リチャード・L・ヴァン・エンガー
音楽:ネイザン・スコット

出演
ロールズ船長:ジョン・ウェイン
アンジェリーク・ドゥセー:ゲイル・ラッセル
サム・ローゼン:ギグ・ヤング
テレイア・ヴァン・シュリーヴェン:アデル・マーラ
メイラント・ルイスダール・シドニー:ルーサー・アドラー
ハーメンスゾーン・ヴァン・シュリーヴェン:エドゥアルド・フランツ
ワイルデ・ヤンガー船長:グラント・ウィザース
ジャック・ドゥセー:ヘンリー・ダニエル
アントニオ”リッパー”アレーゾ:ポール・フィックス
ローリング:ジェフ・コーリー
族長:デューク・カハナモク
マンジー大佐:デニス・ホーイ
ヴァン・アーケン医師:アースキン・サンフォード
ダイバー:ジョン・M・ピカード
船員:ジェームズ・ダイム
クリヌア:ヘンリー・ブランドン

アメリカ 映画
配給 リパブリック・ピクチャーズ
1948年製作 106分
公開
北米:1948年12月30日
日本:1949年10月12日
製作費 $1,200,343


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー
1860年。
貿易会社”バトジャック”のオーナーで強欲なオランダ人メイラント・ルイスダール・シドニー(ルーサー・アドラー)は、あらゆる島に手を出していた。

バトジャックの船”赤い魔女”の冷酷な船長ロールズ(ジョン・ウェイン)は、サム・ローゼン(ギグ・ヤング)を一等航海士として歓迎し、彼を殴り新入りの洗礼だと伝える。

ロールズは、積荷に500万ドルの金塊があることをローゼンに話し、船を沈没させると伝える。

アントニオ”リッパー”アレーゾ(ポール・フィックス)と共に呼んだローリング(ジェフ・コーリー)が、針路を誤ったことを指摘するロールズは、彼を精神病と判断して船室に監禁しようとする。

ロールズからその命令を受けたローゼンは、それに従う。

その夜、ロールズの魂胆に気づいたローリングは、酔った彼に襲いかかるものの、叩きのめされる。

騒ぎに気づいたローゼンとリッパーは、ローリングが血だらけで倒れていることを知る。

リッパーは、過去に何かがあったロールズが、酔うと豹変することをローゼンに話す。
...全てを見る(結末あり)

その後、計画を実行したロールズは、船を沈める。

ヴィクトリア女王の名の下に、ロールズ、ローゼン、リッパーの3名は査問会議への出席を命ぜられる。

病気で欠席している義弟シドニーの代わりに査問会に出席したバトジャック側のハーメンスゾーン・ヴァン・シュリーヴェン(エドゥアルド・フランツ)は、航海時のローリングは正常だったと主張する。

シュリーヴェンは、ロールズの解任通告を出港前に渡したことをローリングに確認する。

それを否定するロールズは、ローリングが何も持参していなかったことをリッパーに確認しする。

その件は議題から外され、シュリーヴェンは、日誌の報告の位置で沈没したことが事実なら、50時間はかかるはずが12時間で帰港した理由をロールズに問う。

ロールズは何も答えず、シュリーヴェンは、シドニーからの申し出を受け取り、告訴を取り下げることを検察官に伝える。

ロールズと共にその場を去るローゼンは、シュリーヴェンの元に現れた娘のテレイア(アデル・マーラ)に惹かれる。

シドニーの出方を探るロールズは、船を手に入れて知られない島に滞在し、1年後に沈没現場に向かい金塊を引き上げる考えをローゼンとリッパーに話す。

ロールズは、査問会にも出席した海軍のマンジー大佐(デニス・ホーイ)と話をする。

その後、”スクーナー”の”メルボルン・クイーン”を手に入れて旅立ったロールズは、1年間、漁をして過ごしながら、バトジャックと海軍を恐れ警戒した。

シンガポールで真珠の島の地図を手に入れたロールズは、その場に向かう。

未開の島と思われたその場にシドニーが現れ、ロールズは彼におびき寄せられたことに気づく。

シドニーの夕食の招待を断ったロールズは、ローゼンとリッパーから早急に島を離れることを提案されるものの、真珠を諦める気になれない。

入江の柵に気づいたロールズは沖に向かうことができず、様子を見ることにする。

焦るローゼンは、ロールズとシドニーの関係を探るために上陸する。

ローゼンは、水浴していたテレイアに気づき、彼女がシドニーと夕食を共にすることを知る。

その夜、現れたローゼンに危険だと伝えたテレイアだったが、病気で車椅子生活のシドニーに歓迎される。

ローゼンは、ヴァン・アーケン医師(アースキン・サンフォード)と査問会で会ったシュリーヴェンを紹介される。

シドニーは、船が沈没した場所を知っているローゼンに、ロールズに利用されていると伝えて、7年前になる彼についての話を始める。
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ギルバート諸島
赤い魔女で世界を巡っていたシドニーは、ワイルデ・ヤンガー船長(グラント・ウィザース)に、規則違反に対し厳しく罰するよう指示していた。

漂流していたロールズを助けたシドニーは、真珠を手に入れようとしている彼が、赤い魔女の船長になることを希望していることを知る。

苛立つヤンガーを部屋から出したシドニーは、船長にすることを条件として、ロールズと協力し真珠を採ることで合意する。

フランス統治領のタフータ島に向かってほしいと言われたシドニーは、ヤンガーを呼び戻し、ロールズを船倉に閉じ込めてしまう。

タフータ島。
到着したシドニーらは、島民に歓迎される。

シドニーは、真珠を手に入れれば約束は守るとロールズに伝える。

ロールズは、領事のジャック・ドゥセー(ヘンリー・ダニエル)のことが気になるとシドニーに伝える。

上陸したドゥセーに迎えられたシドニーは、彼の姪アンジェリーク(ゲイル・ラッセル)を紹介され、ロールズが船に残りたい理由が彼女に関係していると考える。

ヤンガーをアンジェリークに紹介したシドニーは、ドゥセーから島に来た理由を訊かれ、船が故障したと答える。

シドニーは、村で祭が始まるのでドゥセーの家に滞在することを勧められる。

ヤンガーが美しいアンジェリークに惹かれたことに気づいたシドニーは、もう1人の船長の上陸許可を得る。

その後、シドニーとヤンガーと共にドゥセーの家に向かったロールズは、アンジェリークに会い互いに戸惑う。

ドゥセーから、数か月前に島にいたことを訊かれたロールズは、真珠を採っていたとと言う彼に兄だと答える

食後のアンジェリークの見事なピアノ演奏を聴いたシドニーは彼女に惹かれる。

真珠のことをドゥセーに話したシドニーは、大ダコの巣でもある海底の洞窟で採れる真珠は島民のものだと言われ、ロールズの”兄”が採るために挑戦したことを知る。

ドゥセーは、それに失敗した”兄”は焼き殺されかけるが、雨に救われたために神の子と言われたため、彼のためを思い自分が島から追い出したことをシドニーに話す。

ロールズが本人だと分かっていたドゥセーは、彼と共に族長(デューク・カハナモク)とクリヌア(ヘンリー・ブランドン)、そして村人を迎える。

ロールズは祭壇に招かれ、族長らと共にその場に向かう。

翌日、アンジェリークとの結婚を考えるシドニーは、彼女の気持ちを確認する。

それを断ったアンジェリークは、村人と共に真珠を採るロールズの元に向かう。

ロールズがアンジェリークに渡そうとした真珠が海に落ち、それを拾おうとした少年が、海底の巨大な貝に脚を挟まれる。

海に飛び込んだロールズは、苦しむす少年を助ける。

アンジェリークと散歩をして話をしたロールズは、彼女との愛を確かめる。

その夜、食事の最中にドゥセーは、アンジェリークとシドニーの結婚を発表する。

ロールズはその場を去り、傷ついたアンジェリークも席を外す。

強引な婚約発表にはシドニーも賛成できなかったが、ドゥセーは、祖国では家族の決定が心情より優先すると彼に伝える。

船に向かい酔って暴れたロールズは、海に飛び込み再び島に向かい、アンジェリークに迫るものの正気に戻る。

アンジェリークは今回のことは自分を無視して決められたと話すが、ロールズは、本当の自分を知らないと言ってその場を去る。
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バランスを欠くロールズは何をするか分からないと言うシドニーは、数日後に彼は抑えきれなくなり、祭の日に爆発してしまうとローゼンに話す。
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祭は始まり真珠の儀式が行われ、2人の若者が海底に向かうものの大ダコに襲われる。

指名されたロールズは飛び込み、真珠が入れてある箱をロープにつないで引き上げさせ、海面に浮上する。

再び潜ったロールズは、大ダコに立ち向かい、窒息する寸前で倒す。

意識を失い助けられたロールズは、クリヌアに介抱されて目覚める。

ロールズはその場にいたアンジェリークと話し、水中から浮上する際に愛を感じたと彼女に伝える。

アンジェリークと共に祭の祝宴に向かったロールズは、悪魔の目を炎の中に投げ込んだクリヌアから、真珠すべてを渡される。

その様子を見ていたドゥセーは憤慨し、ロールズは島の財産を奪う気だと言って、皇帝の名において逮捕しようとする。

銃を手にしたドゥセーはロールズに殴られ、炎の中に落下して死亡する。

ショックを受けたアンジェリークは叫びながら走り去り、ロールズも姿を消す。
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シドニーは、その後、赤い魔女の船長を任せられたロールズが、唯一、手に入れられなかったものはアンジェリークだったとローゼンに話す。

アンジェリークがシドニーと結婚したことを知ったローゼンは、赤い魔女の沈没は、金塊だけが目的ではなく憎しみであり、彼女を手に入れられないために、ロールズが自分の”宝”を破壊したと言われ、彼に加担したことを責められる。

シドニーは、その件について考えてみると言うローゼンに、自分に手を貸すか検討してほしいと伝える。

船に戻ろうとしたローゼンは、追ってきたテレイアから、シドニーの目的はロールズとの仲を裂こうとしていることだと言う彼女から、秘密だった話を聞く。

ロールズはアンジェリークとは2度会っていて、最初は1年ほど前に金塊を積みに行った際だと、テレイアはローゼンに話す。
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テレイアと裁縫をしていたアンジェリークは、現れたロールズから自分を取り戻すと言われ、子供がいるので無理だと伝える。

抱き合う2人を見て憤慨したシドニーは、アンジェリークを責める。

シドニーがアンジェリークを押し倒したために、ロールズは彼を殴り倒す。

アンジェリークから去るべきだと言われたロールズは、彼女に何かあったら殺すと伝えて立ち去る。
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ロールズは赤い魔女と共に最後の航海に出たと言うテレイアに、ローゼンは、それに自分が加わったことを伝える。

ローゼンは、船の沈没後にもう一度、ロールズとアンジェリークが会っていることを知る。

シドニーは体調を崩して倒れ、アンジェリークも病気になったことをテレイアは話す。
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アンジェリークは後遺症が残り寝たきりになり、連絡を受けたロールズが彼女の元を訪れる。

ロールズは、自分に気づいた意識が朦朧とするアンジェリークに、やり直そうと伝える。

無理だと言うアンジェリークは、自分を忘れないでほしいとロールズに伝える。

アンジェリークを励ますロールズ、もう一度、海が見たいと言う彼女を抱きかかえてバルコニーに向かう。

海を見つめるアンジェリークは、これが終わりではなく始まりだとロールズに伝えて、静かに息を引き取る。

アンジェリークをベッドに寝かせたローゼンは、その場にいたシドニーを無視して立ち去る。
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シドニーにはアンジェリークに対する愛はなかったと言うテレイアは、彼にとっては所有物であり、それを見抜いたロールズは、金塊を利用して復讐したとローゼンに話す。

それに加担したことを悔やむローゼンは、逃げないとロールズは殺されると言われ、柵を何とかすれば今夜、出港できるかもしれないと考えるテレイアを信じるしかなかった。

テレイアのことを心配するロールズは、彼女にキスして抱きしめる。

船に戻りロールズと話したローゼンは、シドニーとの関係には興味がないので、協力はしないと伝える。

今夜、生きる道を見つけたと言うローゼンが、出航を望んでいることを知ったロールズは、リッパーに船を出す準備をさせる。

テレイアに別れを告げたローゼンは、必ず戻ってくると伝え、2人とも殺されると言って走り去る彼女を引き留めることはできなかった。

ボートで柵に向かったローゼンは、満潮で通過できることをロールズに知らせる。

戻ったローゼンのボートのロープを切ったロールズは、テレイアの元に向かうよう彼に指示する。

リッパーと共に沖に向かったロールズだったが、船は爆破される。

シドニーは、逃亡を助けようとしたローゼンとテレイアを責める。

そこに無事だったロールズが現れ、シドニーは、到着したヤンガーとマンジーを呼ぶ。

調査が目的のマンジーは、ロールズとシドニーの話を聞き、その場を去る。

マンジーを追ったロールズは、徹底的に調査すると言う彼に、明日、ドッペル礁に行けば赤い魔女のことが分かると伝える。

シドニーと同じ船では行かないと伝えたマンジーは、その場に向かうことにするが、裏切ったら許さないとロールズに伝える。

シドニーの元に戻ったロールズは、マンジーには別の場所を教えたと話し、金塊を引き上げることを約束する。

金塊の半分と2人の解放で手を打ったロールズは、ローゼンからマンジーにすべてを話さなかったことを非難されるが、500万ドルは要らないのかと言って立ち去る。

翌日、ロールズらと共に現場に到着したシドニーは、沈没した赤い魔女に向かったダイバー(ジョン・M・ピカード)から、船が岩礁に引っ掛かり海底に落ちそうなため、危険なのでこれ以上の作業は無理だと言われ、3倍の報酬でも断られる。

潜る気があると言うロールズの話に乗ったシドニーは、後悔はさせないと伝える。

潜水服を着たロールズは、ローゼンとテレイアの幸せを願いながら海に潜る。

金塊を見つけたロールズは、それをかごに乗せて引き上げさせる。

船体が傾き始め、さらに金塊を運び出そうとしたロールズは逃げ遅れる。

ロールズは残骸の下敷きになり、船体と共に海底に沈む。

シドニーは、海を見つめながらロールズの名を呼ぶ。


解説 評価 感想

*(簡略ストーリー)
1860年。
貿易会社”バトジャック”の船”赤い魔女”の船長ロールズは、金塊が積まれている船を沈める考えを一等航海士のローゼンに伝える。
計画を実行したロールズは、部下ローゼンとリッパーと共に査問会に呼ばれる。
ところが、バトジャックのオーナー、シドニーが告訴を取り下げたため、解放されたロールズらは、船を手に入れてシドニーの出方を探る。
ロールズは、あることでシドニーを恨み赤い魔女を沈め、復讐を考えてその時を待つのだが・・・。
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1946年に発表された、ガーランド・ロアークのベストセラー小説”Wake of the Red Witch”を基に製作された作品。

復讐のために金塊が積まれた船を沈めた船長の運命を描く、海洋アドベンチャー・アクション。

ジョン・ウェインをはじめ大柄な男優が多く出演する、スケール感と野性味も感じさせる作品なのだが、主人公とヒロインの切ない恋などが描かれる、メロドラマ・タッチの内容も興味深い。

ロシア出身のエドワード・ルドウィグと、リパブリック・ピクチャーズの看板スターであるジョン・ウェイン主演が話題になった作品で、その後2人は「ハワイの陰謀」(1952)でも組んでいる。

比較的、製作費を抑えた作品が多い中で、100万ドルを超える予算で製作された本作は、リパブリック・ピクチャーズにとって最も成功した作品となった。

また、物語の中で登場する船会社”バトジャック”は、1952年にジョン・ウェインが設立する”バジャック・プロダクション”の社名となった。

主演のジョン・ウェインは、多くの個性派スターが出演する中で、圧倒的な存在感でスクリーンを支配している。
ウェインは、同年(1948年)「赤い河」、「アパッチ砦」、「三人の名付親」にも出演し、ハリウッドを代表する大スターとして貫禄の演技を見せてくれる。

前年の「拳銃無宿」でもジョン・ウェインと共演し、好評だったヒロインを演ずるゲイル・ラッセルは、主人公と結ばれることなく病死する美しい領事の姪を好演している。

個人的には、主人公を憎む船長を演じ、体格ではジョン・ウェインに負けていないグラント・ウィザースと、主人公の忠実な部下を演ずる、ウェインの盟友で彼の作品の常連であるポール・フィックスら、”ジョン・フォード一家”の出演が嬉しい。

主人公の復讐に関わる一等航海士のギグ・ヤング、主人公と対立する船会社のオーナー、ルーサー・アドラー、彼の姪でローゼン(ギグ・ヤング)と愛し合うアデル・マーラ、その父親エドゥアルド・フランツ、ヒロイン(ゲイル・ラッセル)のおじでフランス領事のヘンリー・ダニエル、主人公に反発する船員ジェフ・コーリー、島の族長デューク・カハナモク、海軍の調査官である大佐デニス・ホーイ、シドニー(ルーサー・アドラー)の主治医アースキン・サンフォード、ダイバーのジョン・M・ピカード、船員のジェームズ・ダイム、族長の補佐的な島の住人ヘンリー・ブランドンなどが共演している。


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