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トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン Transformers: Dark of the Moon (2011)

ハリウッド最強のヒットメイカー、スティーヴン・スピルバーグマイケル・ベイのコンビによる、スーパー・ヒット・シリーズ第3作。
主演シャイア・ラブーフロージー・ハンティントン=ホワイトリーケヴィン・ダンジョン・タトゥーロパトリック・デンプシージョン・マルコヴィッチジョシュ・デュアメルフランシス・マクドーマンド他共演。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


アクション/アドベンチャー

スティーヴン・スピルバーグ / Steven Spielberg 作品一覧
フランシス・マクドーマンド / Frances McDormand / Pinterest


スタッフ キャスト ■
監督:マイケル・ベイ

製作総指揮
スティーヴン・スピルバーグ

マイケル・ベイ
ブライアン・ゴルドナー
製作
ドン・マーフィー

トム・デサント
ロレンツォ・ディ・ボナベンチュラ
イアン・ブライス

脚本:アーレン・クルーガー
撮影:アミール・モクリ
編集
ロジャー・バートン

ウィリアム・ゴールデンバーグ
ジョエル・ネグロン
音楽:スティーブ・ジャブロンスキー
主題歌:リンキ・ンパークIridescent

出演
サム・ウィトウィッキー:シャイア・ラブーフ
カーリー・スペンサー:ロージー・ハンティントン=ホワイトリー
シーモア・シモンズ:ジョン・タトゥーロ
ダッチ:アラン・テュディック
ロン・ウィトウィッキー:ケヴィン・ダン
ジュディ・ウィトウィッキー:ジュリー・ホワイト
ディラン・グールド:パトリック・デンプシー
ブルース・ブラゾス:ジョン・マルコヴィッチ
ジェリー・ワン:ケン・チョン
ウィリアム・レノックス:ジョシュ・デュアメル
ロバート・エップス:タイリース・ギブソン
シャーロット・メアリング:フランシス・マクドーマンド
モーシャワー将軍:グレン・モーシャワー
デミトリ:エリヤ・バスキン
本人:エドウィン”バズ”オルドリン

アメリカ 映画
配給 MGM

パラマウント・ピクチャーズ
2011年製作 154分
公開
北米:2011年6月29日
日本:2011年7月29日
製作費 $195,000,000
北米興行収入 $352,390,540
世界 $1,123,747,000


アカデミー賞 ■
第84回アカデミー賞

ノミネート
音響編集・録音・視覚効果賞


*詳細な内容、結末が記載されています。
ストーリー ■
惑星サイバトロン。
平和を維持していた金属生命体、自由を守るオートボットと独裁を企てるディセプティコンの間で戦争が勃発する。

劣勢のオートボットは敗北が近づき、秘密の物体を載せた一隻の宇宙船が惑星から脱出しようとするが、攻撃を受けてその希望も消える・・・。

1961年、バージニア州、ラングレー
NASA長官は、月面に、ある物体が激突したことを伝えられる。

それは、ペンタゴン国防長官に知らされて、謎の飛行物体がに墜落したことは、ケネディ大統領に報告される。

大統領は、ソ連が調査を始めたことを知り、直ちに探査計画を実行することを発表する。

1969年7月16日。
進められていた”アポロ計画”は、アポロ11号によって月面着陸のミッションが実行される。
...全てを見る(結末あり)


解説 評価 感想 ■

参考:
・「トランスフォーマー」(2007)
・「トランスフォーマー:リベンジ」(2009)
・「トランスフォーマー/ダークサイド・ムーン」(2011)
・「トランスフォーマー/ロストエイジ」(2014)
・「トランスフォーマー/最後の騎士王」(2017)

*(簡略ストー リー)
1961年、アメリカは月面に飛行物体が墜落したことを確認し、探査を始めていたソ連に対抗し、ケネディ大統領は、有人月探査の”アポロ計画”の実行を決意する。
1969年、アポロ11号の月着陸成功により、地球外生命体の存在の可能性を確認したアメリカ政府は、その後も探査を続け、その内容は極秘事項となる。
現在、大学を卒業したものの、政府機関などに監視されていたことで、就職が決まらないサム・ウィトウィッキーは、不本意ながら航空宇宙産業のアキュレッタ・システムズに採用される。
同じ頃、ソ連が手に入れていた、オートボットの宇宙船のエンジンを回収したオプティマスと秘密攻撃部隊”NEST”は、国家情報長官メアリングを中心に、本件を協議する。
オプティマスは、月面に墜落した宇宙船内にいるはずの、自分の前任者で、オートボットの指揮官”センチネル・プライム”の救出作戦を実行する。
しかし、それは、ディセプティコンのメガトロンが、地球絶滅を企むために仕掛けた、巧妙な罠だった・・・。
__________

物語は成熟し、そろそろ飽きてくるかと思いきや、”アポロ計画”が、月面に墜落した謎の飛行物体探査のための計画だったという設定に、冒頭から引き込まれる。

おまけに、”アポロ11号”の月着陸船操縦士エドウィン”バズ”オルドリン本人の登場は、”アポロ計画”自体の真実を疑う声が実際にある中で、よく出演に同意したものだと驚くばかりだ。

シリーズが進むに連れ、次第に進歩していく革新的映像技術の素晴らしさは言うまでもなく、その点は、手放しで楽しめる見事な仕上がりとなっている。

多くの登場人物を満遍なく活躍させる、マイケル・ベイの無駄のないシャープな演出も冴えている。

映画の中で、破壊されることの少ないシカゴの壊滅シーンも凄まじい迫力だ。

しかし、相変わらず批評家などの評価は低く、ラジー賞でも主要部門全てにノミネートされている。

そんなことはどこ吹く風、北米では前作を下回った興行収入は約3億5200万ドルだったが、なんと全世界では約11億2400万ドルという、シリーズ中ダントツの大ヒットとなった。

第84回アカデミー賞では、音響編集、録音、視覚効果賞にノミネートされた。

豪華キャストも注目で、ようやく大人っぽくなった主人公を演ずるシャイア・ラブーフ、その恋人で、どうしても前作までのヒロイン、ミーガン・フォックスと比較してしまう、やや物足りないロージー・ハンティントン=ホワイトリー、お馴染みのシリーズの顔で、ベストセラー作家になっているジョン・タトゥーロ、その執事アラン・テュディック、主人公の両親ケヴィン・ダンジュリー・ホワイト、ディセプティコンに加担する実業家パトリック・デンプシー、主人公を雇う航空宇宙産業関連企業副社長をユーモラスに演ずるジョン・マルコヴィッチ、同社社員ケン・チョン、NEST指揮官ジョシュ・デュアメル、元同僚タイリース・ギブソン国家情報長官を貫禄で演ずるフランシス・マクドーマンド、NEST司令官のグレン・モーシャワーソ連の元宇宙飛行士役エリヤ・バスキンなどが共演している。


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