1984年に発表された、ジョン・アップダイクの同名小説の映画化。 田舎町に現れた悪魔と彼を取り巻く3人の女性との怪しい関係を描く、監督ジョージ・ミラー、主演ジャック・ニコルソン、シェール、スーザン・サランドン、ミシェル・ファイファー、リチャード・ジェンキンス他共演のホラー・コメディ。 |
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■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョージ・ミラー
製作総指揮
ロブ・コーエン
ドン・デヴリン
製作
ニール・カントン
ピーター・グーバー
ジョン・ピータース
原作:ジョン・アップダイク
脚本:マイケル・クリストファー
撮影:ヴィルモス・ジグモンド
編集:リチャード・フランシス=ブルース
音楽:ジョン・ウィリアムス
出演
ジャック・ニコルソン:デイル・ヴァン・ホーン
シェール:アレキサンドラ・メドフォード
スーザン・サランドン:ジェーン・スポッフォード
ミシェル・ファイファー:スーキー・リッジモント
リチャード・ジェンキンス:クライド・アーデン
ヴェロニカ・カートライト:フェリシア・アーデン
カレル・ストルイケン:フィデル
アメリカ 映画
配給 ワーナー・ブラザーズ
1987年製作 118分
公開
北米:1987年6月12日
日本:1987年10月
北米興行収入 $63,766,510
■ アカデミー賞 ■
第60回アカデミー賞
・ノミネート
録音・作曲賞
*詳細な内容、結末が記載されています。
■ ストーリー ■
ロードアイランド。
イーストウィックの町に、3人の独身女性、彫刻家のアレキサンドラ・メドフォード(シェール)、音楽教師のジェーン・スポッフォード(スーザン・サランドン)、地元紙記者スーキー・リッジモント(ミシェル・ファイファー)がいた。
思ったことが叶えられる能力を持つ3人は、理想のタイプの男性が現れるよう願う。
そして、デイル・ヴァン・ホーン(ジャック・ニコルソン)という男が町に現れる。
デイルに昼食の招待を受けたアレキサンドラは、彼の大邸宅でいきなり誘惑される。
理想とはかけ離れたデイルの厚かましさに、あらゆる悪口を並べ立てるアレキサンドラだったが、結局は全てをデイルに捧げてしまう。
スーキーが働く地元新聞社の編集長クライド・アーデン(リチ ャード・ジェンキンス)とその妻フェリシア(ヴェロニカ・カートライト)を、デイルは陥れようとする。 フェリシアは、デイルが屋敷を手に入れたのを聞いた日に、階段から落ちて足を骨折してしまう。 ジェーンの元に現れたデイルは、自分の音楽の才能を披露して、彼女と共に音楽を奏で、彼女を自分の虜にしてしまう。 デイルの屋敷に向かったアレキサンドラとスーキーは、そこにジェーンがいたのに驚き、互いに嫉妬するものの、3人は魔力を使う彼に魅了される。 そんなデイルの行動を、フェリシアは何とか阻止しようとする。 やがて、地元紙で、アレキサンドラ、ジェーン、スーキーのスキャンダル・ネタが掲載されてしまい、フェリシアの陰謀だということが分かる。 異常な言動のフェリシアに手を焼くクライドは、思い余って彼女を殺害してしまう。 スーキーは、自分達3人が、フェリシアの死を望んだことが引き起こした殺人だと言い出して口論になってしまい、彼女らはデイルを避けるようになる。 怒ったデイルは3人に呪いをかけ、スーキーは出血多量で入院してしまう。 その後3人は、デイルの子供を身ごもっていることが分かる。 デイルの呪いから解放されないスーキーのために、仕方なく、アレキサンドラは彼に従う。 3人はデイルを油断させて、秘蔵の”悪魔の手引書”を盗み出す。 デイルに見立てた蝋人形を作り、彼に呪いをかけた3人は、屋敷に戻り、悪魔に姿を変えた彼の息の根を止めるために、蝋人形を炎の中に投げ込む。 18ヵ月後。
...全てを見る(結末あり)
3人は、それぞれ子供を産み、デイルの屋敷で育てていた。
*(簡略ストー リー)
ロードアイランド、イーストウィック。
思ったことが叶えられる能力を持つ3人の独身女性、彫刻家アレキサンドラ、音楽教師のジェーン、地元紙の記者スーキーは、理想のタイプの男性が現れるよう願う。
そして、デイル・ヴァン・ホーンという男性が町に現れる。
デイルに昼食の招待を受けたアレキサンドラは、彼にいきなり誘惑される。
厚かましいデイルに呆れるアレキサンドラだったが、結局は彼と愛し合ってしまう。
その後、ジェーンの元に現れたデイルは、音楽の才能を披露し、彼女を虜にしてしまう。
そんなデイルに、アレキサンドラとスーキーは嫉妬するものの、3人は、魔力を使う彼に魅了されてしまい・・・。
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「マッドマックス」(1979)のジョージ・ミラーの演出だけに、随所に見られる大掛かりな魔術シーンやアクションも見応えがある。
何と言っても、キレまくるジャック・ニコルソンの怪演と、3大女優シェール、スーザン・サランドン、ミシェル・ファイファーの対決が見もので、手玉にとられていた3人が復讐に転ずる、クライマックスの痛快な展開、描写共に興味深い仕上がりになっている。
シェールは、半年後に公開される「月の輝く夜に」(1987)で、この年のアカデミー主演賞を受賞する。
ジョン・ウィリアムスの主題曲他、軽快な音楽も楽しめる。
第60回アカデミー賞では、録音、作曲賞にミネートされた。
妻に頭が上がらない地元紙編集長リチャード・ジェンキンス、主人公に呪いをかけられ精神異常になる、その妻役ヴェロニカ・カートライト、主人公の召使い、身長213cmのカレル・ストルイケンなどが共演している。