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スコオ・マン The Squaw Man (1931)

罪を負い国外に向かった男性と妻となった先住民女性の運命を描く、製作、監督セシル・B・デミル、主演ワーナー・バクスタールーペ・ヴェレスエレノア・ボードマンチャールズ・ビックフォードローランド・ヤングポール・キャヴァナ他共演のドラマ。

アカデミー賞 ■ ストーリー ■ 解説


ドラマ


スタッフ キャスト
監督:セシル・B・デミル
製作:セシル・B・デミル
原作:エドウィン・ミルトン・ロイルThe Squaw Man”(戯曲)
脚本
レノア・J・コフィ
ルシアン・ハバード
エルシー・ジャニス
撮影:ハロルド・ロッソン
編集:アン・ボーチェンズ
音楽:ハーバート・ストサート

出演
ジェームズ”ジム”ウィンゲート/ジム・カーストン:ワーナー・バクスター
ナチュリッチ:ルーペ・ヴェレス
レディ・ダイアナ・カーヒル:エレノア・ボードマン
キャッシュ・ホーキンス:チャールズ・ビックフォード
ジョン”ジョニー”アップルゲート卿:ローランド・ヤング
ヘンリー・カーヒル伯爵:ポール・キャヴァナ
ショーティ:レイモンド・ハットン
ジョーンズ夫人:ジュリア・フェイ
バド・ハーディ保安官:デウィット・ジェニングス
ビッグ・ビル:J・ファレル・マクドナルド
タビワナ:ミッチェル・ルイス
リトル・ハル・カーストン:ディッキー・ムーア
アンディ:ヴィクトル・ポテル
バブス:リリアン・ボンド

アメリカ 映画
配給 MGM
1931年製作 107分
公開
北米:1931年9月5日
日本:1932年9月


ストーリー
1924年、イングランド
ヘンリー・カーヒル伯爵(ポール・キャヴァナ)は、連隊への慈善基金の一部をハードウィックに預けて株に投資してしまい、それを取り戻そうとする。
ヘンリーの母親は、息子の妻レディ・ダイアナ(エレノア・ボードマン)の兄ジョン”ジョニー”アップルゲート卿(ローランド・ヤング)と共に、孤児のための慈善基金の集金状況が気になる。
実際に基金を集めていたのはヘンリーのいとこで、イギリス陸軍のジェームズ”ジム”ウィンゲート大尉(ワーナー・バクスター)だった。
ヘンリーは、目標額には足りなかったものの、1万8000ポンド集まったことをジョニーに話す。
ジムは、基金を引き渡す前に確認しようとするが、ヘンリーは、必要ないと言って席を外す。
ヘンリーと不仲だったダイアナはジムを愛し、ジムも彼女を愛していた。
ジムは、2人でこの問題を乗り越えようとするが、無理だと考えるダイアナは、彼に国外に去ることを提案する。
ヘンリーは、皆を投資で騙したハードウィックが自殺したことを知り動揺する。
自殺も考えたヘンリーは、慈善基金として集めた1万ポンドをハードウィックに投資したことをジムに話す。
自分本位のヘンリーを批判するジムは、ダイアナのことを考え、慈善基金の一部が消えると同時に自分も行方不明になり、罪を負うことを考える。
その考えに同意できないヘンリーが自殺しようとするのを制止したジムは、そこに現れたダイアナが驚いたために、ヘンリーが、未開の地に向かう自分に銃をくれたと伝える。
ジムは、守るべきもののことを任せるとヘンリーに伝えて、ダイアナに別れを告げて旅立つのだが・・・。


解説 評価 感想
1905年に上演された、エドウィン・ミルトン・ロイルの戯曲”The Squaw Man”を基に製作された作品。

19141918に続く、セシル・B・デミルによる3度目の映画化。

罪を負い国外に向かった男性と妻となった先住民女性の運命を描くドラマ。

イングランドで起きる横領事件から、アメリカのアリゾナを舞台にした西部劇に発展する展開が実に興味深い。

罪を負い国外に向かったイギリス人将校の苦悩と、彼に献身的に仕える、妻となった先住民の女性の悲哀を繊細に描く、セシル・B・デミルの演出手腕が見どころの作品。

主演のワーナー・バクスターは、愛する人のために罪を負い国外に向かい、先住民の女生と結婚する牧場主を好演している。

主人公の妻となる先住民の女性ルーペ・ヴェレス、主人公と愛し合う伯爵夫人エレノア・ボードマン、その夫で、慈善基金を横領する主人公のいとこポール・キャヴァナ、主人公と対立する酒の密輸業者チャールズ・ビックフォード、伯爵夫人の兄ローランド・ヤング、主人公の牧場の牧童レイモンド・ハットンJ・ファレル・マクドナルドヴィクトル・ポテル、保安官のデウィット・ジェニングス、主人公の妻の父親ミッチェル・ルイス、主人公の息子ディッキー・ムーア、伯爵の愛人リリアン・ボンド、他ジュリア・フェイなどが共演している。


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