| 息子を誘拐された弁護士が極限状態の中で戦う姿を描く、監督ケヴィン・マクドナルド、主演ガル・ガドット、ダミアン・ルイス、アルフレッド・イーノック他共演のアクション・スリラー。 |
■ スタッフ キャスト ■
監督:ケヴィン・マクドナルド
製作:デヴィッド・コッセ
脚本:マーク・ギブソン
撮影:アンソニー・ドッド・マントル
編集:サム・ライス=エドワーズ
音楽:トム・ホッジ
出演
マイア・マーテン:ガル・ガドット(弁護士)
発信者:ダミアン・ルイス(マイアを脅迫する男)
テッド・マクベイン:アルフレッド・イーノック(マイアの同僚)
遊覧船の船長:ケントン・ロイド・モルガン
ノア・マーテン:ロリー・ウィルモット(マイアの息子)
イギリス 映画
配給 アマゾン MGM スタジオ
2026年製作 84分
公開
イギリス:2026年9月2日
北米:2026年9月2日
日本:2026年9月2日
■ ストーリー ■
ロンドン。
弁護士マイア・マーテン(ガル・ガドット)は、息子ノア(ロリー・ウィルモット)を学校に送り、同僚のテッド・マクベイン(アルフレッド・イーノック)からの電話を受け、いつものようにランニングを始める。
しばらくしてノアからの電話を受けたマイアは、謎の発信者(ダミアン・ルイス)から、ノアを誘拐し公園のヴィーナス神殿にいると言われ、自分を監視されていることに気づく。
電話に出たノアと話したマイアは、普段と変わらない様子の彼に、その場に居るように指示してヴィーナス神殿に向かう。
ヴィーナス神殿に着いたマイアは、携帯電話のGPSでノアが付近にいることを確認し、発信者からの電話を受ける。
動揺するマイアは、現れた2人の警官に近づくが、発信者から警官とは話すなと指示され、ルールに従えばノアは生き残ると言う、彼の話を聞くしかなかった。
ルールその1、自分以外とは話すな、ルールその2、言われたとおりに行動しろ、と言われたマイアは、男性用の泳げる池に向かうよう指示される。
その場で赤いゴミ箱の中を確認するよう指示されたマイアは、ノアのリュックを見つけて、それに入っていた封筒を開ける(拳銃が入っている)。
マイアは、自分の重要証人で、エクセルサス・ホテルで警護されているラディアン・タファが、発信者の雇い主に不利な証言をする予定だが、自分が彼を殺せばそれは起きないと言われて動揺する。
それに従うしかなかったマイアは、ノアの声を聴くが、それはAIが作ったものだということを知る。
マイアは、糖尿病を患うノアの血糖値が下がっていることを知らされ、ノアが横たわっている映像を見せられて脅される。
タファを殺せば、ノアの居場所を教えると言われたマイアは、テッドに電話して、裁判前にタファに会いたいと伝えるよう指示され、彼にメッセージを送ろうとする。
マイアの携帯電話をハッキングしていた発信者は、そのメッセージをテッドに送る。
テッドから了解したという返信を受けたマイアは、8キロ以上あるエクセルサス・ホテルまで走って1時間以内に着くよう指示されるのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
“Driven by Gal Gadot’s commanding screen presence, The Runner is a pulse-pounding action thriller that transforms the streets of London into a high-stakes ticking clock where every second counts.”
(ガル・ガドットの圧倒的なスクリーン上の存在感に牽引された『ザ・ランナー』は、ロンドンの街並みを「一刻の猶予も許されないタイムリミットの戦場」へと変貌させる、スリリングで息もつかせぬアクション・スリラーである。)
「ラストキング・オブ・スコットランド」(2006)、「消されたヘッドライン」(2009)などのケヴィン・マクドナルドが監督し、主演はガル・ガドット、ダミアン・ルイス、アルフレッド・イーノック他共演のアクション・スリラー。
誘拐と脅迫自体に新鮮味はないが、息子を誘拐され、走ることを義務付けられた主人公の動揺や困難に立ち向かう姿、様々なアイデアはまずまず面白い。
ケヴィン・マクドナルド作品だけに期待したのだが、脚本の甘さが目立ち、ルール厳守と言われ、息子の命がかかってるにも拘らずそれを守らない主人公の心理、発信者が、あれだけ監視してるのに、地下鉄に乗った移動の速さに気づかないのも腑に落ちない。
一弁護士が簡単に銃を構える、行動は工作員並、極限状態の中で発信者を騙したクライマックスのトリックもうまくいき過ぎであり、荒唐無稽な物語としか言えない。
息子を誘拐された弁護士を熱演するガル・ガドット、彼女を脅すダミアン・ルイス、主人公の同僚アルフレッド・イーノックなどが共演している。
