完全版発行までに70年をかけた”オックスフォード英語辞典”発行秘話を描く、監督、脚本P・B・シェムラン、主演メル・ギブソン、ショーン・ペン、ナタリー・ドーマー、エディ・マーサン、ジェニファー・イーリー、スティーヴ・クーガン、スティーヴン・ディレイン、ヨアン・グリフィズ、ジェレミー・アーヴァイン他共演の伝記ドラマ。 |
・ドラマ
・ショーン・ペン / Sean Penn / Pinterest
■ スタッフ キャスト ■
監督:P・B・シェムラン
製作
ニコラス・シャルティエ
ガストン・パヴロヴィッチ
製作総指揮
ドミニク・ラスタム
ゼヴ・フォアマン
ピーター・マカリーズ
タイラー・ザカリア
マニュ・ガルギ
原作:サイモン・ウィンチェスター”The Surgeon of Crowthorne”
脚本
トッド・コマーニキ
ファラド・サフィニア(P・B・シェムラン)
撮影:キャスパー・トゥクセン
編集:ディノ・ヨンサーテル
音楽:ベアー・マクレアリー
出演
ジェームズ・マレー博士:メル・ギブソン
ウィリアム・チェスター・マイナー博士:ショーン・ペン
イライザ・メレット:ナタリー・ドーマー
マンシー:エディ・マーサン
エイダ・マレー:ジェニファー・イーリー
チャールズ・ホール:ジェレミー・アーヴァイン
チャーチ:デヴィッド・オハラ
ヘンリー・ブラッドリー:ヨアン・グリフィズ
リチャード・ブレイン博士:スティーヴン・ディレイン
フレデリック・ジェームズ・ファーニヴァル:スティーヴ・クーガン
ウィンストン・チャーチル内務大臣:ブレンダン・パトリックス
フィリップ・リッテルトン・ジェル:ローレンス・フォックス
クラーク弁護士:エイダン・マカードル
アルフレッド・マイナー:アダム・ファーガス
ベンジャミン・ジョーエット:アンソニー・アンドリュース
マックス・ミュラー:ラース・ブリグマン
クレア・メレット:オリヴィア・マッケヴィット
ジョージ・メレット:シェーン・ヌーン
イギリス/アイルランド/フランス/アイスランド/アメリカ 映画
配給 ヴァーティカル・エンターテインメント
2019年製作 124分
公開
イギリス:2020年3月15日(インターネット)
北米:2019年5月10日
日本:2020年10月16日
製作費 $25,000,000
世界 $5,096,280
■ ストーリー ■
1872年のロンドン。
元アメリカ陸軍外科医のウィリアム・チェスター・マイナー博士(ショーン・ペン)は、人違いでジョージ・メレット(シェーン・ヌーン)を射殺してしまう。
マイナーは、起訴後の裁判で心神喪失を理由に無罪となり、ブロードモア精神科医療施設に送られる。
オックスフォードでは、独学で文献学を学んだジェームズ・マレー(メル・ギブソン)が、英語辞典編纂のためのオックスフォード大学出版局会員による面接を受ける。
14歳で学業を終えたマレーは学位もなく、軽蔑する者もいたが、英語学者のフレデリック・ジェームズ・ファーニヴァル(スティーヴ・クーガン)は、彼の才能を評価して推薦する。
妻エイダ(ジェニファー・イーリー)や子供たちと共にオックスフォードに引っ越したマレーは、助手のヘンリー・ブラッドリー(ヨアン・グリフィズ)とチャールズ・ホール(ジェレミー・アーヴァイン)と共に、すべての言葉を収録する作業を始めるのだが、困難を極める。
南北戦争時の出来事により精神を病み、誤ってメレットを殺害し後悔の日々を送るマイナーは、ブレイン院長(スティーヴン・ディレイン)の指示を受けた看守のマンシー(エディ・マーサン)に監視されながら、メレットの家族に金銭支援を含めた自分のすべてを捧げる決心をする。
それを受け入れる気になってくれたメレットの妻イライザ(ナタリー・ドーマー)から、本を受け取ったマイナーは、マレーが人々に協力を求めていることを知り、大量の資料を送り始める・・・。
1998年に発表された、サイモン・ウィンチェスターの著書”The Surgeon of Crowthorne”を基に製作された作品。
完全版発行までに70年をかけた”オックスフォード英語辞典”の編集主幹で文献学者のジェームズ・マレー博士と、精神を病みながら彼に協力した医師ウィリアム・チェスター・マイナーの友情と苦難の日々を描く伝記ドラマ。
リュック・ベッソンから企画を譲られたメル・ギブソンが、監督も兼ねるつもりで製作を進め、自身の監督作「アポカリプト」で脚本を担当したファラド・サフィニア(P・B・シェムラン)に演出と脚本を任せ主演した作品。
偉業と言える壮大な事業を描く重厚なドラマであり、実力派人気スターのメル・ギブソンがジェームズ・マレー博士を、ショーン・ペンがウィリアム・チェスター・マイナー博士を演じ、初共演ということで話題になった作品。
メル・ギブソンの意欲が窺える2人の熱演が注目の作品ではあるが、批評家からは酷評されてしまい、興行的にも失敗した。
製作費 $25,000,000
世界 $5,096,280
ウィリアム・チェスター・マイナーに夫を殺されるものの、彼に心を開き親交を深めるナタリー・ドーマー、マイナーの人間性に感銘を受ける担当の看守エディ・マーサン、マレーの妻ジェニファー・イーリー、マレーの助手から後に共同編集主幹となるヘンリー・ブラッドリー役のヨアン・グリフィズ、同じく助手のジェレミー・アーヴァイン、新聞社の記者デヴィッド・オハラ、精神科医療施設の院長スティーヴン・ディレイン、学歴のないマレーを軽蔑する者がいる中で彼の才能を評価するオックスフォード大学出版局会員フレデリック・ジェームズ・ファーニヴァルのスティーヴ・クーガン、ウィンストン・チャーチル内務大臣のブレンダン・パトリックス、マレーを軽蔑する出版局長フィリップ・リッテルトン・ジェルのローレンス・フォックス、弁護士のエイダン・マカードル、出版局員ベンジャミン・ジョーエットのアンソニー・アンドリュース、マックス・ミュラーのラース・ブリグマン、マイナーに殺されるイライザ(ナタリー・ドーマー)の夫シェーン・ヌーン、その娘オリヴィア・マッケヴィットなどが共演している。