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アイルランド独立のための武装蜂起”イースター蜂起”を描く、監督ジョン・フォード、主演バーバラ・スタンウィック、プレストン・フォスター、バリー・フィッツジェラルド他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:ジョン・フォード
製作:クリフ・リード
原作:ショーン・オケーシー”戯曲”
脚本:ダドリー・ニコルズ
編集:ジョージ・ヒヴリー
音楽:ロイ・ウェッブ
出演
ノーラ・クリザロー:バーバラ・スタンウィック
ジャック・クリザロー:プレストン・フォスター
フルサー・グッド:バリー・フィッツジェラルド
若きコヴィー:デニス・オデア
ベッシー・バージェス:アイリーン・クロウ
ブレナン大尉:F・J・マコーミック
マギー・ゴーガン:ウナ・オコナー
パドレイグ・ピアース:アーサー・シールズ
ジェームズ・コノリー:モロニ・オルセン
ピーター・フリン:J・M・ケリガン
モルサー・ゴーガン:ボニータ・グランヴィル
ロージー・レドモンド:エリン・オブライエン=ムーア
ランゴン中尉:ニール・フィッツジェラルド
ティミー:ロバート・ホーマンズ
ティンリー軍曹:ブランドン・ハースト
ストダード伍長:シリル・マクラグレン
スナイパー:ウェズリー・バリー
司祭:ダーシー・コリガン
バリケードの女性:メアリー・ゴードン
バリケードの女性:ドリス・ロイド
アメリカ 映画
配給 RKO
1937年製作 72分
公開
北米:1936年12月26日
日本:未公開
■ ストーリー ■
1916年、アイルランド、ダブリン。
ノーラ・クリザロー(バーバラ・スタンウィック)は、独立の機運が高まる中での、政治的混乱を避けながら下宿屋を営んでいた。
ノーラは、愛する夫ジャック(プレストン・フォスター)が、イギリスからの独立派義勇軍に加わることを恐れ、それを阻止しようと考えた。
部隊の指揮官に任命されたジャックは、ノーラが軍からの通達を破棄していたことを知り、それを非難する。
国の指示に従うことをノーラに告げたジャックは、男は戦うべきだと言って部隊に向かう。
悲しむノーラは、将来に不安を抱く下宿人の少女モルサー・ゴーガン(ボニータ・グランヴィル)を抱きしめる。
ジャックらの義勇軍が町を行進する中、パブでは、独立への思いを語るフルサー・グッド(バリー・フィッツジェラルド)やモルサーの母マギー(ウナ・オコナー)は、無意味な戦いだと言うベッシー・バージェス(アイリーン・クロウ)とトラブルになる。
モルサーと話していたノーラは、悲しむ自分を見て、男は女を不幸にすると言う彼女に、男がいてこそ女は幸せになれると伝えながら、ジャックの帰りを待つしかなかった・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
ショーン・オケーシーの戯曲を基に製作された作品。
前年の「男の敵」(1935)でアカデミー監督賞を受賞したジョン・フォードが監督し、主演はバーバラ・スタンウィック、プレストン・フォスター、バリー・フィッツジェラルドなどが共演した作品。
アイルランド独立のための武装蜂起”イースター蜂起”を描くドラマ。
前年の「男の敵」(1935)同様、ジョン・フォードの力強い演出とリアリズムを追及した迫力ある映像が印象的な作品。
主演のバーバラ・スタンウィックは、アイルランド独立のために戦う夫を待つ妻を好演している。
主人公の夫で、義勇軍の指揮官として独立のために戦うプレストン・フォスター、主人公の下宿の住人である愛国者バリー・フィッツジェラルド、同じく下宿の住人デニス・オデア、アイリーン・クロウ、義勇軍の大尉F・J・マコーミック、下宿人のウナ・オコナー、その娘で肺結核で亡くなるボニータ・グランヴィル、イースター蜂起の中心人物パドレイグ・ピアース役アーサー・シールズ、独立運動の指導者ジェームズ・コノリー役モロニ・オルセン、市民のJ・M・ケリガン、エリン・オブライエン=ムーア、義勇軍の中尉ニール・フィッツジェラルド、パブのバーテンダー、ロバート・ホーマンズ、イギリス軍の軍曹ブランドン・ハースト、伍長のシリル・マクラグレン、スナイパーのウェズリー・バリー、司祭のダーシー・コリガン、バリケードの女性メアリー・ゴードンとドリス・ロイドなどが共演している。