| 思春期の少女が様々なことを体験しながら成長する姿を描く、製作スタンリー・クレイマー、監督フレッド・ジンネマン、主演エセル・ウォーターズ、ジュリー・ハリス、ブランドン・デ・ワイルド他共演のドラマ。 |
・ドラマ
■ スタッフ キャスト ■
監督:フレッド・ジンネマン
製作:スタンリー・クレイマー
原作:カーソン・マッカラーズ”The Member of the Wedding”
脚本
エドナ・アンハルト
エドワード・アンハルト
撮影:ハル・モーア
編集:ウィリアム・A・ライオン
音楽:アレックス・ノース
出演
ベレニス・サディ・ブラウン:エセル・ウォーターズ
フランキー・アダムス:ジュリー・ハリス
ジョン・ヘンリー:ブランドン・デ・ワイルド
ジャーヴィス・アダムス:アーサー・フランツ
ジャニス:ナンシー・ゲイツ
アダムス:ウィリアム・ハンセン
ハニー・カムデン・ブラウン:ジェームズ・エドワーズ
T.T.ウィリアムズ:ハリー・ボールデン
兵士:ディッキー・ムーア
牧師:ヒュー・ボーモント(クレジットなし)
アメリカ 映画
配給 コロンビア・ピクチャーズ
1952年製作 90分
公開
北米:1952年12月25日
日本:未公開
■ アカデミー賞 ■
第25回アカデミー賞
・ノミネート
主演女優賞(ジュリー・ハリス)
■ ストーリー ■
ジョージア州。
12歳の少女フランキー・アダムス(ジュリー・ハリス)は、母親を亡くし、父親(ウィリアム・ハンセン)は仕事で忙しく構ってもらえなかった。
少年のような格好をしているフランキーは、近所の子供たちとも馴染めず、自分はどこにも属していないという孤独と疎外感を感じていた。
フランキーの話し相手は、黒人の家政婦ベレニス・サディ・ブラウン(エセル・ウォーターズ)と、隣に住む幼い従弟のジョン・ヘンリー(ブランドン・デ・ワイルド)だけだった。
2人と台所で過ごす時間が、フランキーの世界の全てだった。
8月の終わり、フランキーの兄で兵士のジャーヴィス(アーサー・フランツ)が、婚約者のジャニス(ナンシー・ゲイツ)と結婚することになる。
フランキーは、父と共にそのことを喜んだが、2人だけが幸せになれると思うと悲しくなり、結婚式後に自分も家を出ることをベレニスに宣言する。
そこに、ベレニスの乳兄弟ハニー・カムデン・ブラウン(ジェームズ・エドワーズ)が、友人のT.T.ウィリアムズ(ハリー・ボールデン)と共に現れる。
ベレニスは、警官とトラブルになったと言うハニーと共にその場を去る。
食事をして眠ろうとしたフランキーは、結婚式のことについて考え、遊びに来たジョン・ヘンリーと話をしながら、ジャーヴィスとジャニスといることが幸せでいられる場所だと考え、2人の新婚旅行について行くこうとするのだが・・・。
■ 解説 評価 感想 ■
1946年に発表された、カーソン・マッカラーズの小説”The Member of the Wedding”を基に、1950年にブロードウェイで上演された戯曲の映画化。
同年「真昼の決闘」(1952)も公開された、製作スタンリー・クレイマーと監督フレッド・ジンネマンが組んだ作品であり、、主演はエセル・ウォーターズ、ジュリー・ハリス、ブランドン・デ・ワイルドなどが共演した作品。
エセル・ウォーターズ、ジュリー・ハリス、ブランドン・デ・ワイルドは、舞台でも同じ役を演じた。
思春期の少女が様々なことを体験しながら成長する姿を描くドラマ。
舞台の雰囲気を伝えようとするフレッド・ジンネマンは、閉鎖的な台所のシーンを多用することでそれを表現した。
舞台劇的過ぎることを否定的に捉える意見もあったが、大人に憧れるものの、そうなる法方が分からないまま苦悩する少女の心情は見事に描かれている。
第25回アカデミー賞では、思春期を迎えて不安定な12歳の少女を見事に演じたジュリー・ハリスが、主演女優賞にノミネートされた。
多感な少女フランキーを優しく、そして時に厳しく見守る家政婦を好演するエセル・ウォーターズ、フランキーの隣に住む従弟のブランドン・デ・ワイルド、フランキーの兄アーサー・フランツ、その婚約者ナンシー・ゲイツ、フランキーの父親ウィリアム・ハンセン、ベレニスの乳兄弟ジェームズ・エドワーズ、その友人ハリー・ボールデン、フランキーに絡む酔った兵士のディッキー・ムーア、結婚式を執り行う牧師のヒュー・ボーモントなどが共演している。
